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キャンター デュオニック(オートマ)の「口コミ評判」まとめ

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配送を終えた午後8時、車庫に停めた運転席で、走行距離計の6桁の数字をしばらく眺めていた

エンジンを切ったあとの、あの静かな時間です

ポケットからスマホを出して、「キャンター デュオニック 評判」と打ち込んだ経験、ありませんか

きっかけは、たいてい小さなことです

発進のときの感触が、去年と少し違う気がする

同業の先輩に「デュオニックは壊れるぞ」と言われた

それで検索してみたら、出てくるのは「故障」「やめとけ」「クラッチが」という言葉ばかり

でも、あなたのキャンターは今日も普通に走って帰ってきた

ネットに書いてあることと、目の前の現実が合わない

この気持ち悪さの正体、実ははっきりしています

結論から言ってしまうと、デュオニックの評判は「悪い」のではなく「割れている」んです

そして、割れるだけの理由がちゃんとあります

デュオニックってオートマですよね? オートマって壊れやすいって聞いたんですけど、うちのキャンターも時間の問題ですか!?

その質問、月に何度も聞きます。先に結論を言いますね。デュオニックは「壊れやすい装置」ではありません。ただ、評判が真っ二つに割れるだけの理由が、はっきりあるんです。

この記事では、現場で見てきた事実と、実際に公開されている口コミの原文をそのまま並べながら、順番に整理していきます

この記事を読むと分かること
  • 「評判が悪い」と言われている中身が、実は3種類に分かれていること
  • あなたが読んでいるその口コミが「いつの、どの型の話か」を見分ける方法
  • 実際に走れなくなった事例に共通していた、たった1つの原因
  • あなたの使い方に向いているのか、向いていないのかを自分で判定する軸
  • 乗り続けるか手放すかを、後悔せずに決めるための「2つの数字」

読み終わるころには、「壊れるかもしれない」というぼんやりした不安が、「うちの場合はこうだ」という具体的な判断に変わっているはずです

決められないまま、走行距離だけが増えていく状態から抜け出しましょう

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目次

キャンターのデュオニック(オートマ)の評判は悪い?結論から言うと「悪い」ではなく「割れている」

キャンターのデュオニック(オートマ)の評判は悪い?結論から言うと「悪い」ではなく「割れている」

最初に、いちばん知りたいところにお答えします

デュオニックの評判は「悪い」のではありません。「割れている」んです

そして、その「悪い」と言われているものをよく見ていくと、まったく違う3つの話が1つの言葉にまとめられていることが分かります

「デュオニックの評判が悪い」の中身は3種類
  • ① 走りの感触への不満:発進のショック、坂道での下がり、踏んでも加速しない
  • ② 走れなくなる不調:Dに入れても発進しない、走行中に動かなくなる
  • ③ そもそもデュオニックの話ではないもの:エンジンまわりや排ガス装置のトラブルが「キャンターの評判」として混ざっている

この3つは、原因も、対処法も、あなたが取るべき行動も、全部違います

それなのに検索すると、全部まとめて「デュオニック 評判 悪い」という1本の記事になって出てくる

だから、いくら調べても答えが出ないんです

③の実例:評価2点の口コミが、デュオニックだけは褒めていた

評価2点の口コミがデュオニックだけは褒めていた|事務所でパソコンの口コミ画面を指さす男女2人が驚く

いきなりですが、面白い口コミを1つ紹介させてください

中古車情報サイトに投稿された、キャンターの評価です

総合評価は、5点満点の2点でした

「ディオニックはそこそこ良いミッション 今のところ壊れない」「ディオニック2のブラック内装はグッド」「4p10トラブル 故障が多い 特にDPF関連 必ず詰まることを前提に考えた方が良い。」

引用元:カーセンサー「三菱ふそう キャンターの口コミ・評価」より

神奈川県のオーナーが2023年11月に投稿したもので、2017年から乗り続けている方です

総合2点というのは、かなり厳しい評価ですよね

でも、よく読んでみてください

この方がデュオニックについて書いているのは「そこそこ良いミッション」「今のところ壊れない」なんです

点数が低い理由は、エンジンまわりと、DPF(=排ガスに含まれるすすを集めて燃やす装置のこと)の詰まりでした

つまり、この2点という数字はデュオニックへの評価ではないんです

こういうことが、検索結果のあちこちで起きています

「キャンターの評判が悪い」と「デュオニックの評判が悪い」は、同じ言葉で語られながら、別の話なんです

なぜ検索しても答えが出ないのか|10年以上の年月が1画面に並んでいる

検索しても答えが出ない理由|夜の車庫でスマホの検索結果をスクロールする男性1人が眉をひそめる

もう1つ、答えが出ない理由があります

それは、時間の幅が無視されていることです

デュオニックを積んだキャンターが登場したのは2010年の11月でした

ということは、いま検索して出てくる口コミには、15年以上の幅があるということです

2012年に書かれた不満と、2024年の整備記録が、同じ画面に上下に並んで表示される

読むほうは、それを同じ重さで受け取ってしまうんです

さらに、書いている人の使い方もバラバラです

市街地を一日中まわって40軒に配達する人と、高速を使って県外まで一本で走る人が、まったく違う条件で同じ装置を語っている

そりゃあ、評価も真っ二つに割れます

だからこの記事では、口コミを「数」で数えるのをやめます

代わりに、「あなたの条件に当てはまるかどうか」で読んでいきます

つまり、「キャンターの評判が悪い」と「デュオニックの評判が悪い」は、別の話ってことですか?

そこです。そこを分けないまま調べ続けると、いつまでも答えが出ません。まずは悪い声のほうから、隠さず全部お見せしますね。

「評判が悪い」と言われる中身|デュオニックの悪い口コミを原文のまま並べます

「評判が悪い」と言われる中身|デュオニックの悪い口コミを原文のまま並べます

ここでは、悪い口コミを要約せずに、そのまま載せます

正直、読んでいてしんどい内容もあります

でも、こういう記事で悪い声をきれいに要約してしまうと、それはもう「実際の声」ではなくなってしまうんです

隠しても意味がないので、全部そのままお見せします

そのうえで、1つずつ「これはどういう話なのか」を解きほぐしていきましょう

発進の変速ショックが大きい|「荷崩れする程です」という声

発進の変速ショックが大きい|車庫に停めた2tトラックの荷台前で崩れた荷を見る男性1人が青ざめる

デュオニックの悪い評判で、いちばん最初に出てくるのがこれです

質問サイトに投稿された、こんな相談があります

「ブルーテックキャンター1,5トンを購入しました。6速ATなのですが、ギアの変速ショックが凄まじく大きく非常に乗りづらいです。特にスタート時の変速は荷崩れする程です。これが新型キャンターの特徴なのですか?それとも不具合でしょうか」

引用元:Yahoo!知恵袋「ブルーテックキャンター1,5トンを購入しました」より

「荷崩れする程です」

この一言、現場を知っている人ほど重く感じると思います

荷台の中で荷物が動くというのは、届け先に着いたときの空気が変わるということですから

この相談に対して、同じ車に乗っている方がこう答えています

昨年4月からブルーテックキャンター2トンに乗っています。変速ショックが気になりメーカーに相談しましたが2速.3速のショックは、どの車もあるようです…ちなみにメーカー側の回答は「エコボタン」を押して走行してくださいでした。低速からギアを変速するためショックが軽減できるらしいです。その代り追い越しや、加速時にキックダウンしてくれません。

引用元:Yahoo!知恵袋「ブルーテックキャンター1,5トンを購入しました」より

ここ、大事なところなので一度立ち止まります

エコボタンを押すと変速のショックは減る、けれどその代わりに加速の伸びが落ちる

つまり、この2つは片方を立てると片方が引っ込む関係にあるということです

そしてもう1つ、見逃してほしくない情報があります

この相談が投稿されたのは、2012年1月です

デュオニックが世に出てから、まだ1年ちょっとの時期の話なんです

この「いつの話か」という視点は、あとで必ず回収します

いまは頭の隅に置いておいてください

エコモードを切ると回転が上がったまま|下り坂で意図しないシフトダウン

エコモードを切ると回転が上がったまま|下り坂を走るトラックの運転席で計器を凝視する男性1人

次は、実際に仕事で使っている方のレビューです

2013年式のキャンターを仕事用に使っている方が、2025年1月に投稿したものです

「初期型車両はDuonicの変速タイミングが悪く、エコモードを切った状態だとかなり高い回転数を維持する制御となりアクセルをそこまで踏まなくてもエンジン回転数を引っ張ったり下り坂で意図しないタイミングで減速チェンジをしてエンジン回転数がレッドゾーンギリギリになることも…」

引用元:みんカラ「ツインクラッチの恩恵を感じる車両(問題点あり)」より

下り坂で、勝手にギアが落ちて回転計の針が跳ね上がる

これは驚きますよね

ここから分かるのは、エコモードは「燃費を節約するスイッチ」というより、「変速の性格を切り替えるスイッチ」だということです

エコを入れれば穏やかになるが、加速は物足りなくなる

エコを切れば力は出るが、回転を引っ張る性格が顔を出す

ここを知らずに「なんかこの車、変だぞ」と感じている方は、かなり多いと思います

ところで、この同じ方が「満足している点」の欄に何と書いていたか、気になりませんか

「Duonicで運転楽々(ちょっと気を使うところもありますが) 変速がスムーズ、失速しない」

引用元:みんカラ「ツインクラッチの恩恵を感じる車両(問題点あり)」より

不満の欄には、あれだけ細かく制御の問題を書いている方です

その同じ人が、満足の欄には「運転楽々」「変速がスムーズ、失速しない」と書いている

デュオニックの評判が割れて見える正体は、たぶんここです

1人の中に、良い面と気になる面が同時にある

それをネットの記事が切り取ると、「絶賛の声」と「酷評の声」の2種類に見えてしまうだけなんです

坂道で少し下がってから上り始める|サイドブレーキを使いたくなる挙動

坂道で少し下がってから上り始める|急な上り坂の途中で停まったトラック運転席で焦る男性1人

「坂道で一瞬下がる」

これも、必ずと言っていいほど出てくる不満です

後ろに車がついている状況で、自分の車が数十センチ下がる感覚は、本当に心臓に悪いですよね

実はこの挙動、自動車の専門媒体が発売直後の試乗レポートで、すでに書いているんです

「坂道発進では、少し下がってから上り始めることもあり、慣れないとサイドブレーキを使いたくなってしまう。」

引用元:Car Watch「【インプレッション】三菱ふそう「キャンター」」より

掲載日は2011年3月10日です

つまりこれは、あとから発覚した隠れた欠陥ではありません

登場した時点で、こういう性格の装置だと公に書かれていたということです

なぜ坂道で下がるのか(仕組みを少しだけ)

デュオニックは、名前のとおりクラッチを2つ持っている変速機です。ふつうのオートマ(トルクコンバーター式)が油の流れで力を伝えるのに対して、デュオニックはマニュアル車と同じように、クラッチを「つなぐ」ことで力を伝えます。

そのため、ブレーキから足を離してアクセルを踏むまでのわずかな時間は、マニュアル車で半クラッチを当てる直前と似た状態になります。この一瞬に、坂の傾きで車体が後ろへ動くことがある、というわけです。

逆に言えば、力の伝わり方に無駄が少ないのがデュオニックの長所でもあります。同じ理由から燃費が伸びやすく、加速に「もたつき」が出にくいという評価にもつながっています。

そして、ここが今回いちばんお伝えしたい話につながります

2011年に指摘されたこの挙動が、その後どうなったか

この続きは、後半で必ずお見せします

踏んでもキックダウンしにくい|加速の伸びに不満が集まる

踏んでもキックダウンしにくい|高速道路の合流でアクセルを踏み込む運転席の男性1人が渋い顔

4つ目は、加速についての不満です

2018年の試乗レビューには、こう書かれています

「変速の際は操作にもたつきを感じる」「ドライブレンジの状態では、いくらアクセルを踏み込んでも、なかなかキックダウンしてくれない」

引用元:semicrossseat「三菱ふそう・キャンター 試乗レビュー」より

キックダウンというのは、アクセルを強く踏み込んだときにギアが下がって加速する動きのことです

これが起きにくいと、合流や追い越しで「あれ、来ない」という間ができます

さっき紹介した2012年の相談でも、エコボタンを押すと「追い越しや、加速時にキックダウンしてくれません」と書かれていました

2012年と2018年、6年離れた別々の書き手が、同じことを書いている

これは正直に認めるべき部分だと思います

加速の伸びを何より優先したい使い方なら、デュオニックは向いていません

こう書くと「なんだ、やっぱりダメじゃないか」と思われるかもしれません

でも、ここで嘘をついたら、この記事を読む意味がなくなってしまいます

向いていないところは向いていないと言ったうえで、じゃああなたの使い方はどうなのかを一緒に見ていきましょう

うわ、思ってたより悪い話ばっかりじゃないですか。やっぱりデュオニックってハズレなんですね

まだ半分です。ここから同じだけ、良い声も並べます。両方見てから決めてください。片側だけ見て決めるのが、いちばん損をするやり方です。

デュオニック(オートマ)が選ばれてきた理由|良い口コミとメーカーが公表している機能

デュオニック(オートマ)が選ばれてきた理由|良い口コミとメーカーが公表している機能

ここからは、同じだけの熱量で良い声を並べます

考えてみてください

もし本当にダメな装置だったら、10年以上も作り続けられるわけがないんです

プロの試乗評価|「シフトチェンジ時の衝撃も小さく抑えられており、基本的にはいたってスムーズ」

プロの試乗評価はスムーズ|郊外の試乗コースでトラックを降りて感心する男性2人が笑顔

さきほど「坂道で下がる」と指摘していた、あの試乗レポートを覚えていますか

実は同じ記事に、こうも書かれているんです

「デュオニックは、シフトチェンジ時の衝撃も小さく抑えられており、基本的にはいたってスムーズ。」「湿式クラッチ式らしく発進はスムーズで、ジャダーはほとんど感じられなかった。」「シフトダウンでは、自動的にブリッピングして、とても上手くエンジン回転数を合わせてくれることに驚いた。」

引用元:Car Watch「【インプレッション】三菱ふそう「キャンター」」より

ジャダーというのは、発進のときに車体がガタガタと震える現象のことです

ブリッピングは、ギアを落とすときにエンジンの回転を合わせるために、一瞬だけ空ぶかしをする動きのことです

マニュアル車でこれを自分の足でやろうとすると、けっこう練習が必要な操作です

実際に毎日乗っている人の声|「長距離や渋滞時が楽」

実際に毎日乗っている人の声|夕方の車庫で4tトラックの前に立つ運転手2人が笑って会話

次は、試乗ではなく毎日仕事で乗っている運転手さんの声です

ブルーテックキャンターに乗るドライバーの方が、2015年に書いたブログから引用します

「乗用車のようにスムーズな加速とシフトアップ」「変速ショックが少なくて、加速がスムーズ」/クリープ現象により「乗用車のように普通にこなせるようになっています」

引用元:嗚呼「キャンターのオートマは素晴らしい!」より

この方は、記事のタイトルからして「キャンターのオートマは素晴らしい!」です

特に「長距離や渋滞時が楽」という点を評価しています

渋滞のなかで左足を使い続けた日の、あの膝の重さを知っている方なら、この価値は説明不要ですよね

ただ、この方も気になる点をちゃんと書いています

「速度が上がると5速や6速に入ってしまい、加速がものたりないと思う場面が多々ある」/長い上り坂や峠道では「マニュアルモードの方が走りやすいかも」

引用元:嗚呼「キャンターのオートマは素晴らしい!」より

また出てきました

「素晴らしい」と言っている人が、同じ記事の中で気になる点も書いている

この構造、もう見慣れてきたのではないでしょうか

ちなみにこの方は、バッテリーが上がったときに押しがけができない点も挙げています

これは実際に困る場面がありそうな、現場ならではの視点ですね

そしてもう1つ、2018年の試乗レビューからも引用します

「基本的に、マニュアルよりも楽だし、何も考えずに運転しようとすれば出来てしまう、非常に優秀なトランスミッション」

引用元:semicrossseat「三菱ふそう・キャンター 試乗レビュー」より

お気づきでしょうか

これ、さっき「キックダウンしてくれない」と書いていたのと同じ記事です

不満を書いた同じ人が、「非常に優秀なトランスミッション」と結論づけている

ここまでで、口コミを4件ずつ、悪い側と良い側から並べました

そしてそのうち3人が、良い面と悪い面を同時に書いていたんです

メーカーが公表しているデュオニック2.0の機能|2ペダル・クリープ・Pレンジ・クラッチ交換不要

メーカーが公表するデュオニック2.0の機能|展示場のトラック運転席を覗き込む男女3人が驚く

口コミの次は、メーカー自身が公表している内容を確認しておきましょう

三菱ふそうの公式サイトには、デュオニック2.0についてこう書かれています

「2つのクラッチを瞬時に切り替えることで動力伝達効率を最大限に高め、優れた燃費性能と、2ペダルのイージードライブを実現。オートマチック限定免許で運転でき、運転の疲労軽減にも貢献します。」「クリープ機能:プラットホーム着けなどの微速走行をスムーズに。」「クラッチ・メンテナンスフリー:定期的なクラッチ交換が不要です。」

引用元:三菱ふそうトラック・バス「キャンターの特徴」より

ここまで見てきた良い声と、公式が挙げている機能を並べると、輪郭がはっきりしてきます

下の図は、左側がメーカーの公表している機能、右側が利用者の口コミで挙がっていた不満です

出どころが違うものを並べていますので、そこだけ意識して見てください

【メリデメ作成】デュオニックの良い点とつまずく点。メリット:2ペダルでクラッチ操作が不要 / オートマ限定免許で運転できる / クリープで微速走行がしやすい / Pレンジでギヤをロックできる / 定期的なクラッチ交換が不要 // デメリット:発進時の変速ショックが大きい声 / エコを切ると高回転を維持する声 / 坂道で少し下がる指摘 / 踏んでもキックダウンしにくい声 / 作動油とフィルター管理が必要

引用元:メリットは三菱ふそうトラック・バス「キャンターの特徴」、デメリットはYahoo!知恵袋「ブルーテックキャンター1,5トンを購入しました」みんカラ「ツインクラッチの恩恵を感じる車両(問題点あり)」から傾向を要約

この図を見るときのポイントを2つだけ、先にお伝えします

読み違えると損をする2つのポイント

①「オートマ限定免許で運転できる」=どのキャンターでも乗れる、ではありません

運転に必要な免許の区分は、車両総重量と最大積載量によって変わります。ちなみに2017年3月12日からは、車両総重量3.5トン以上7.5トン未満などの自動車が「準中型自動車」という区分になりました。ご自分の車がどれに当たるかは、必ず車検証を出して確認してください。

②「クラッチ交換が不要」=ミッションまわりにお金がかからない、ではありません

クラッチそのものを定期的に交換する必要がない、という話です。中を満たしている油や、その油をきれいに保つフィルターの話は、まったくの別問題です。ここを混同してしまうと、後半でお話しする一番怖い落とし穴にそのまま落ちます。

なお、装備の内容は年式やグレードによって違います

ご自分の車に何が付いているかは、販売会社で確認するのが確実です

クラッチ交換が不要ってことは、ミッションまわりはお金がかからないってことですよね! 最高じゃないですか

…リョウさん、それ、たぶん一番やっちゃいけない読み方だと思います。いま「別問題です」って、太字で書いてあったばかりですよ?

あなたが読んでいる口コミは「いつの型」の話ですか?|2016年にメーカーが手を入れています

あなたが読んでいる口コミは「いつの型」の話ですか?|2016年にメーカーが手を入れています

ここからが、この記事でいちばんお伝えしたかった話です

デュオニックの評判を調べている方の多くが、実はある1点を見落としたまま判断しようとしています

それは、その口コミが「いつの、どの型の話なのか」です

まずは、大きな流れを1枚で見てみましょう

【タイムライン作成】デュオニック搭載キャンターの主な出来事。2010年11月:小型トラック世界初の6速デュアルクラッチ搭載車が登場 / 2016年4月:改良版DUONIC2.0にヒルスタートアシストを標準搭載 / 2017年3月:車両総重量3.5t以上7.5t未満が準中型自動車に新設

引用元:三菱ふそうトラック・バス「新型小型トラック「キャンター」2016年モデル商品概要」警視庁「準中型自動車・準中型免許の新設について」より

ここまで紹介してきた悪い口コミの日付を、この線の上に置いてみてください

「荷崩れする程」の相談が2012年1月、「坂道で下がる」の指摘が2011年3月です

どちらも2016年より、ずっと前です

2016年4月26日、三菱ふそうが公表した改良内容

2016年に公表された改良内容|事務所で資料を広げて年式を確かめる男女2人が身を乗り出す

2016年4月26日、三菱ふそうはキャンターの2016年モデルを発表しました

そのときの公式発表に、こう書かれています

「デュアルクラッチの改良などを行い、信頼性・快適性・操作性を向上しさらに進化させました。シフトショックを大幅に低減し、スムーズな走りを追求しました。」

引用元:三菱ふそうトラック・バス「新型小型トラック「キャンター」2016年モデル商品概要」より

「シフトショックを大幅に低減」

これは、2012年に「荷崩れする程」と書かれていた、まさにその部分です

そして、同じ発表の中にもう1つ、重要な一文があります

「坂道発進時のずり下がりを抑える『ヒルスタートアシスト機能』を標準搭載しました。ブレーキペダルから足を離しアクセルペダルを踏むまでの間、一時的にブレーキ力を保持します。」

引用元:三菱ふそうトラック・バス「新型小型トラック「キャンター」2016年モデル商品概要」より

「坂道発進時のずり下がりを抑える」

2011年3月の試乗レポートで指摘されていた、あの挙動です

指摘されてから5年後に、メーカー自身がその部分に手を入れて、機能を標準で付けたということです

これは、なかなか大きな話だと思いませんか

「弱点を隠していた」のではなく、「弱点を把握していて、直した」という読み方ができるわけです

それなのに、いまも検索結果には2011年と2012年の声が残り続けています

ここで言えないこと(正直にお伝えします)
  • 「2016年モデル以降なら壊れない」とは言えません。改良の発表があったという事実だけです
  • 「2016年以降のキャンターにはすべてヒルスタートアシストが付いている」とも言えません。装備は車両によって異なります
  • 「2016年モデル」という呼び方と、中古車の初度登録年は一致しないことがあります

ご自分の車に何が付いているかは、車検証を手元に置いて販売会社に聞くのが、いちばん早くて確実です

口コミを読むときのチェックポイント|投稿日・年式・使い方の3点

口コミを読むときのチェックポイント|夜の車庫でスマホの投稿日を指さす男性1人が目を見開く

ここまでの話を、明日から使える形にまとめます

デュオニックの口コミを読むときは、次の3点を必ず確認してください

  • 投稿日はいつか/2016年4月より前なのか、後なのか。ここで話の前提が変わります
  • 車両の年式・型式が書かれているか/書かれていない口コミは、正直なところ判断材料になりません
  • どんな使い方をしている人か/市街地の配送なのか、幹線の長距離なのか。積み下ろしは1日に何回か

この3点を確認するだけで、目の前の口コミが自分に関係あるのか、ないのかが分かります

私が現場で見ていて本当にもったいないと思うのは、10年以上前の投稿を読んで買い替えを決めてしまう方が、けっこういらっしゃることです

その決断が正解のこともあります

でも、前提が違う情報で決めた「正解」は、たまたま当たっただけなんです

次も当たるとは限りません

私がさっきまで読んでいた口コミ、投稿日を見たら2012年でした…。うちの車は2019年式なので、そもそも別の型の話だったってことですね

そこに気づけたなら、この記事を読んだ価値はもうあります。同じ勘違いをしたまま買い替えを決めてしまう方が、本当に多いんです。

走行不能に至った事例に共通していたもの|原因は運転の腕ではありませんでした

走行不能に至った事例に共通していたもの|原因は運転の腕ではありませんでした

ここからは、実際に走れなくなった事例の話をします

ただ、最初に約束させてください

脅すつもりは一切ありません

むしろ、この章でお伝えしたいのは逆のことです

走れなくなった事例には、はっきりした共通点があったという話なんです

原因が分かっているということは、確認できるということですから

実際に公開されている3つの事例

実際に公開されている3つの事例|整備工場のリフト上でミッションを分解する整備士2人が真剣

まず、いちばんつらい事例からいきます

平成24年式、走行85,000キロのキャンターに乗っていた方の投稿です

「走行中に急に走行出来なくなりパネルを見ると、ATの表示が2で点滅。 路肩に止めて、RにしたりPにしてはDに戻してみる… エンジンを止めて、エンジンをかけ直し、Dにしても不動… 全くの反応がないままに、表示窓がオレンジから赤へ。 何をしても動かないまま…」

引用元:Yahoo!知恵袋「ブルーテックキャンターDUONICに乗っていますが」より

路肩で、何をしても動かない

想像するだけで、背中が冷たくなります

荷物を積んでいたら、届け先への連絡から始まりますから、頭の中は真っ白でしょう

ただ、ここで終わらせないでください

この投稿への回答のなかに、今日いちばん重要な一文があります

「キャンターのATはオイルフィルター付きで作動油も定期的に交換しないと故障します。恐らく新車から無交換だと思います。ATのユニット交換ですね。」

引用元:Yahoo!知恵袋「ブルーテックキャンターDUONICに乗っていますが」より

作動油とフィルター

この2つの言葉を、ここから先ずっと覚えていてください

次は、実際に修理を手がけた工場の記録です

創業70年を超える修理業者が、自社のブログに書いている作業記録から引用します

「先日Dレンジで走行できない車両入庫しました。T/Mチェックランプ点灯・DUONIC故障です。」/原因は「ATFフィルター破損」と「バルブボデー内に鉄粉等が混入して堆積」/処置は「徹底的に内部洗浄してバルブボデー&ディアルクラッチ新品交換」

引用元:創業昭和28年修理屋さんのブログ「FEA50キャンター DUONIC故障」より

出ました

フィルターが壊れていた、そして中に鉄の粉がたまっていた

フィルターというのは、油の中のゴミを受け止める部品のことです

そして3件目、これは2024年7月の作業記録です

症状は「冷間時にDレンジやRレンジに入れてもシフトショックもなく、発進しないという症状」/原因は「交換したフィルターが破れており、フィルターとしての役目をしておらず」、さらに「ダンパースプリングが付いており、それも破損していた」

引用元:株式会社 整備技研「キャンター ミッション交換」より

また、フィルターです

3件を1枚の表にまとめてみます

【比較表作成】現場で記録された不調と原因。行A: 症状=走行中に走行不能, 原因=作動油の交換不足の指摘, 処置=ATユニット交換 / 行B: 症状=Dで走らずランプ点灯, 原因=フィルター破損と鉄粉の堆積, 処置=洗浄とクラッチ新品交換 / 行C: 症状=冷間時にD・Rで発進せず, 原因=フィルターの破れとばね破損, 処置=ミッション交換

引用元:Yahoo!知恵袋「ブルーテックキャンターDUONICに乗っていますが」創業昭和28年修理屋さんのブログ「FEA50キャンター DUONIC故障」株式会社 整備技研「キャンター ミッション交換」から傾向を要約

症状は3件ともバラバラです

でも、原因の欄が、全部同じ場所を指しています

質問サイトの回答者、修理業者、整備工場という、まったく関係のない3つの出どころが、揃って「油とフィルター」と書いているんです

これはもう「噂」ではなく「傾向」と呼んでいいと思います

ただし、この3件だけで「デュオニックは必ず壊れる」とは絶対に言えません

さきほど紹介した口コミには「今のところ壊れない」と書いている方もいましたよね

それから、症状の出方や原因は車両ごとに違います

調子がおかしいと感じたら、必ず整備工場で診てもらってください

この記事の内容を、診断の代わりにしないでほしいんです

「自分の乗り方が悪かったのかもしれない」と思っている人へ

自分の乗り方が悪かったと思っている人へ|事務所で整備記録簿をめくる男性1人が安堵の表情

ここで、少しだけ個人的な話をさせてください

不調が出た車のお話を伺っていると、みなさん途中で必ず、声のトーンを落としてこう言うんです

「自分の乗り方が悪かったんですかね」

坂道での踏み方が雑だったんじゃないか

積みすぎていたんじゃないか

急いでいた日に、無理をさせたんじゃないか

だから、はっきり書いておきます

さきほどの3件で挙がっていた原因は、どれ1つとして運転操作ではありません

半クラの当て方でも、坂道の踏み方でも、積み方でもないんです

挙がっていたのは、油とフィルターの管理です

あなたの運転が下手だったから壊れた、という話ではありません

そして、管理の話であれば、いまからでも確認できます

今日、車庫から戻ったあとにできることを3つだけ書いておきます

STEP
整備記録簿を引っぱり出す

ダッシュボードの奥か、事務所のファイルにあるはずです。ミッションまわりの油とフィルターについて、いつ何をしたのかが書かれているかを探してください

STEP
分からなければ「分かりません」と正直に伝える

中古で買った車なら、履歴が追えないことは普通にあります。整備工場に「前の履歴が分からない」と正直に伝えるほうが、はるかに適切な提案をしてもらえます

STEP
車検を通した工場と、ミッションを診てもらう工場を確認する

安さだけで車検先を選んでいると、ミッションまわりまでは見てもらえていないことがあります。どこまでを見てもらっているのか、一度確認しておくと安心です

ここで1つ、大事なお断りがあります

この記事では、「何万キロごとに交換すべきか」という数字は書きません

使い方や車両によって前提が変わりますし、私が適当な数字を書いてそれを信じられるほうが、よほど危ないからです

交換の時期は、必ず取扱説明書と、販売会社や整備工場の指示に従ってください

それから、「油を替えていれば絶対に壊れない」わけでもありません

あくまで、公開されている事例で挙がっていた原因がそこだった、という話です

オイル交換くらい、自分で安いやつ入れとけばいいですよね! 節約になるじゃないですか

そこだけは止めてください。デュオニックは、指定された油とフィルターの管理が前提で動いている装置です。ここを削ると、削った金額の何倍もあとから返ってきます。

デュオニック(オートマ)が向いている使い方・向いていない使い方

デュオニック(オートマ)が向いている使い方・向いていない使い方

ここまでの材料が、ようやく全部そろいました

いよいよ、あなた自身で判定するところまで来ました

先に言っておきますが、これは「良い車か、悪い車か」を決める作業ではありません

あなたの条件に合っているか、合っていないかを見るだけです

合っていなかったとしても、それはあなたの選択が間違っていたという意味ではありませんので、そこは安心して読み進めてください

向いている使い方|幹線を一定の速度で走る・長距離・AT限定免許の人材を乗せたい

向いている使い方|幹線道路を一定速度で走るトラックの運転席で肩の力を抜く男性1人が笑顔

まずは、向いている側から

次の項目に多く当てはまるほど、デュオニックの良さが出やすい使い方です

  • 幹線道路を、一定の速度で走る時間が長い/変速の機会が少なく、良い評価が集まりやすい使い方です
  • 長距離や渋滞路で、左足の疲れを減らしたい/実際に「長距離や渋滞時が楽」という声が出ています
  • プラットホーム着けなど、微速で寄せる場面が多い/クリープ機能が効いてくる場面です
  • オートマ限定免許のドライバーにも乗ってもらいたい/人手の間口を広げたい会社には大きな意味があります(※必要な免許区分は車検証で必ず確認を)
  • 油とフィルターの管理を任せられる工場が決まっている/ここが決まっているかどうかで、5年後がまるで変わります

特に4つ目は、いまの時代かなり効いてきます

クラッチ操作が要らないというだけで、乗ってもらえる人の幅が広がりますから

これはメーカーが公式に「オートマチック限定免許で運転でき、運転の疲労軽減にも貢献します」と書いている部分でもあります

ただし何度でも書きますが、どの免許で運転できるかは車両総重量と最大積載量で変わります

「オートマだから誰でも乗れる」と思い込んだまま人を乗せると、大変なことになります

必ず車検証を出して確認してください

向いていない使い方|発進停止の反復が多い・急勾配が多い・加速の伸びを最優先する

向いていない使い方|市街地の路上で荷物を積み下ろす配送中の男女3人が汗をかいて慌てる

次は、正直に「向いていない」と言わせてください

ここで濁したら、この記事の意味がなくなります

  • 1日に何十回も発進と停止を繰り返す/変速の機会がそれだけ多くなる使い方です
  • 急な坂の多い現場を、毎日走る/初期型なら、あの「一瞬下がる」挙動と毎日付き合うことになります(2016年モデル以降はヒルスタートアシストで事情が変わります)
  • 合流や追い越しでの加速の伸びを、何より優先したい/キックダウンのしにくさは、複数の書き手が指摘しています
  • 整備の履歴が分からない中古を、安さだけで選ぼうとしている/これが、いちばん危ない条件です

もし当てはまるものが多かったなら、それはあなたにとって貴重な情報です

「うちは向いていない側だった」と分かった時点で、迷う理由が1つ減りましたから

問題は、そのあと何をするかです

ここで多くの方が、そのまま「じゃあ買い替えかな」と考えます

でも、ちょっと待ってください

まだ手元に情報が1つ足りていないんです

うちは市街地の配送で、一日に40軒くらい回るんです。…これ、向いていない側ですよね

正直に言えば、負担がかかりやすい使い方です。でも、そこで話は終わりません。次が本題です。

乗り続けるか、手放すか|判断に必要な数字は2つあります

乗り続けるか、手放すか|判断に必要な数字は2つあります

ここが、この記事のいちばん最後の山です

デュオニックの調子が気になり始めた方の多くが、こういう順番で考えます

「修理にいくらかかるんだろう」→「高かったら買い替えかな」

一見、まっとうな考え方に見えますよね

でも、この考え方には致命的な穴があります

比べる相手がいないんです

判断に必要な「2つの数字」
  • 数字A:直す場合にかかる金額/整備工場で見積もりを取れば分かります
  • 数字B:いま手放した場合に、手元に残る金額/買取業者の査定を受ければ分かります

50万円という修理見積もりは、高いでしょうか

その車が手放せば80万円になるなら、たしかに考えものです

でも、手放しても20万円にしかならないなら、直して乗るほうが理にかなっているかもしれません

つまり、数字Bを持っていない状態で数字Aだけを見ても、判断はできないということです

それなのに、ほとんどの方がBを知らないまま「まあ直すか」「まあ買い替えるか」と決めています

私がいちばん、もったいないと感じるのがここなんです

数字Bを手に入れるハードルは、思っているより低い

数字Bを手に入れるハードルは低い|車庫でトラックを査定する男女3人が書面を見ながら会話

「査定なんて、大ごとじゃないか」と思われるかもしれません

でも、実際のところはこうです

  • 査定料と出張費を無料にしている業者があります/数字を1つ手に入れるのに、費用がかからない場合があります
  • 出張査定なら、車庫まで来てもらえます/日中は現場に出ていて動けない方でも受けられます
  • 結果を見てから決めれば大丈夫です/査定を受けたからといって、売らなければいけないわけではありません

そして、ここからが本題です

1社だけの金額は、数字Bとしては使えません

理由はシンプルで、それが高いのか安いのかを測る物差しがないからです

トラックの買取は、業者によって得意分野がまるで違います

車種、年式、架装(=荷台やクレーンなど、車体の上に取り付けられた設備のこと)、そして地域

この組み合わせによって、どこが高く評価してくれるかは変わります

だから、複数社の金額を並べて初めて「だいたいこのあたりが今の位置だな」と分かるんです

これは業者を疑えという話ではありません

単純に、比べるものがなければ、金額の意味が読めないというだけの話です

ディーラー下取りや一括査定は「ダメ」なのか?

まったくそんなことはありません。新車と入れ替えるタイミングで、納車と同時に引き取ってもらえる下取りは、手間の面で非常に合理的です。段取りが1回で済むというのは、現場では大きな価値があります。

一括査定も、とにかく手数をかけたくない場合には意味があります。ただし、申し込み直後に電話が集中することがあるので、日中に現場へ出ている方は、連絡してほしい時間帯を先に伝えておくと楽になります。

お伝えしたいのは「どれが正解か」ではなく、「金額の物差しを持つ」という目的なら、複数社に実際の車を見てもらうのがいちばん確実だ、ということだけです。

それから、査定の前に確認しておくと話が早い書類があります

車検証の「所有者」の欄です

ここが販売会社や信販会社の名前のままになっていると、先に手続きが必要になる場合があります

ローンが残っている場合も同じです

なお、名義変更の手続きや、自動車税・自賠責の還付、リサイクル料金の扱いは、状況や各社の運用によって変わります

ここは断定できませんので、必ず運輸支局や依頼する業者に確認してください

最後に、これだけは書いておきます

「いま売らないと値が下がる」という言い方を、私はしません

ただ事実として、走行距離は減りませんし、修理の履歴も消えません

数字は、放っておけば勝手に積み上がっていくものです

だから「急いで売れ」ではなく、「早めに知っておくと選択肢が多い」とだけお伝えしておきます

でも査定って、頼んだら断りづらくなるじゃないですか。しつこく電話かかってくるんじゃ…

その心配、よくわかります。だから最初に「いまは金額だけ知りたい」と伝えてください。それで態度が変わる会社は、そもそも任せる相手ではありません。

修理見積もりの前に「数字B(=査定額)」を押さえたい人が相談しているトラック買取業者3選

修理見積もりの前に数字Bを押さえる|車庫で査定書を受け取るトラック所有者と査定員2人が握手

数字B(=査定額)を手に入れるだけなら、費用はかかりません

デュオニックを積んだあなたのキャンターを、いまいくらで評価してくれるのか

その数字を教えてくれる窓口を、実績で選んでまとめました

査定比較にもどうぞ

トラック高価買取業者3選

トラックの買取金額は、依頼する業者によって数十万円単位で変わる場合があります

ここでは実績の申し分ない「トラック高価買取業者3社」を厳選しました

→→表は右に動かせます→→

スクロールできます
1位
トラックファイブ

2位
トラック王国

3位
カーネクスト
実績創業22年
年間買取13,000台以上
買取総額757億円以上

→業界トップクラス
創業17年
顧客満足度93%
全国13,000社以上の
販売ネットワーク
対応エリア全国全国全国
買取対象トラック・重機(建機)
バス・バン・農機具
トラック・バス
重機・特殊車両
トラック全般
査定料・出張費無料無料無料
現金化スピード査定員が現金持参で
即日払いに対応
即日現金買取に対応電話1本で
査定から契約まで完結
書類手続き代行無料対応あり無料
申込方法WEB(最短20秒)
/電話
WEB(最短30秒)
/電話
WEB(24時間)
/電話
こんな人におすすめとにかく1円でも
高く売りたい
細かい要望
聞いてほしい人
立ち会う時間がなく
手間なく
売りたい人
公式HP公式サイト公式サイト公式サイト
口コミトラックファイブ
評判をみる
トラック王国
評判をみる

査定額は、1社ごとに全く違います。数十万円も損しないために3社査定、最低でも2社査定はしましょう

それでは1位から順に「各社の強み」と「使いどころ」を詳しく見ていきましょう

1位 年間13,000台を買い取る、創業22年の業界大手「トラックファイブ

スクロールできます
実績創業22年
年間買取13,000台越
買取総額757億円以上

→業界トップクラス
対応エリア全国
(拠点11か所)
買取対象トラック・重機(建機)・バス・バン・農機具
査定料・出張費無料
現金化スピード査定員が現金持参
即日払いに対応
書類手続き代行無料
申込方法WEB相談(最短20秒・24時間受付)/電話
運営会社株式会社ZEAL.TEAM
公式HP無料査定する
メリット
  • 直営店で中間マージンが発生せず、海外販路も持つため買取額が伸びやすい
  • 年間買取13,000台以上・買取総額757億円以上という国内トップクラスの実績
  • 査定員が現金を持って訪問するため、その場で即日資金化できる

低年式・不動車・故障車・事故車はもちろん、バスや農機具、発電機まで査定の対象です

他社で「値段はつきません」と言われた1台でも、トラックファイブなら買取価格がつく可能性あり!

全国対応の無料出張査定にくわえ「名義変更」や「廃車の面倒な書類手続き」もすべて無料で代行

まずは最短20秒のWEB相談で、あなたのトラックの今の相場を確かめてみてください

リピート率 驚異の "47.2%" 超え

2位 顧客満足度93%を誇る、創業17年の専門店「トラック王国

スクロールできます
実績創業17年
顧客満足度93%
対応エリア全国
買取対象トラック・バス・重機・特殊車両(冷凍車/タンク車など)
査定料・出張費無料
現金化スピード即日現金買取に対応
書類手続き代行対応あり
申込方法ネット査定(最短30秒・24時間受付)/電話
運営会社㈱トラックオーコク
公式HP無料査定する
メリット
  • 電話ヒアリング時に虚偽がなければ、現地査定で査定額を減額すること無し
  • 出張査定費用が0円のため、振込額が後から目減りする心配がない
  • 創業17年・顧客満足度93%を積み上げた商用車専門の買取サイト

社名ペイントの消去や「同じ県内では売らないでほしい」といった細かい要望にも応えます

トラックを手放す理由は人それぞれで、事情をくみ取ってほしい場面も少なくありません

トラック王国は要望を1つずつ聞いたうえで、運転資金づくりに直結する即日現金買取にも対応します

広告やメディアで見かけたことのある "安心感" は、初めての売却では大きな後押しになります

3位 来店0回・電話1本で完結する「カーネクスト」

スクロールできます
実績全国13,000社以上の
販売ネットワーク
対応エリア全国
買取対象トラック全般
(低年式・過走行・事故車もOK)
査定料・出張費無料
(引取りのレッカー費用も0円※大型トラックの不動車や一部離島のぞく)
現金化スピード電話1本で
査定から契約まで
書類手続き代行無料
申込方法WEB申込(24時間受付)/電話
運営会社㈱カーネクスト
公式HP公式サイトを見る
メリット
  • 来店も実車査定も不要で、電話1本だけで査定から契約まで完了する
  • 実店舗を持たない「オンライン完結型」で運営コスト削減し、買取価格に還元
  • 全国13,000社以上の販売ネットワークから、最適な売却先をマッチング

複数台の一括売却継続的な車両入替にも、法人向けのワンストップ体制で対応します

日中は現場に出ていて、査定の立ち会いに時間を割けない方は少なくありません

カーネクストなら書類の記入から陸運局への提出まで無料で代行してくれます

引取りのレッカー代も0円(※大型トラックの不動車や一部離島のぞく)なので、動かない1台を持て余している方こそ、試す価値があります

名義変更や還付の扱いは会社ごとの運用や状況によって変わりますので、申し込みの段階でどこまでやってもらえるのかを必ず書面で確認してください

そして、繰り返しになりますが、結果を見てから決めれば大丈夫です

中古でデュオニック搭載のキャンターを買うなら|見るべきは走行距離より整備記録簿

中古でデュオニック搭載のキャンターを買うなら|見るべきは走行距離より整備記録簿

ここまでは、いま乗っている方に向けた話でした

この章は、これから中古で買おうか迷っている方に向けて書きます

結論から言うと、走行距離の数字より、整備記録簿の厚みのほうがずっと雄弁です

思い出してください

さきほど紹介した知恵袋の回答には、「低走行車のブルーテックキャンターを中古で購入した」方が、走行9,000キロで不調に見舞われたという話がありました

距離が少ない=安心、とはならないんです

スクロールできます
確認する場所何を見るかなぜ大事か
整備記録簿ミッションまわりの油とフィルターの履歴が追えるか公開されている不調事例で、原因として最も多く挙がっている場所だから
車検証初度登録年、型式、車両総重量、最大積載量必要な免許区分が決まる。年式で装備の前提も変わる
年式・モデル2016年4月のモデル以降かどうかシフトショックの改良とヒルスタートアシストの有無で乗り味が変わる(※装備は車両ごとに要確認)
前の使われ方市街地の配送か、幹線の長距離か同じ距離でも、変速の回数がまったく違う
試乗発進時と、低速で寄せるときの挙動文章で読むより、自分の足で確かめるほうが早い

安い個体には安い理由がある」とよく言われます

でも大事なのは、その言葉を唱えることではなく、理由を目で見て確かめることです

上の表の5つを聞いて、はぐらかされずに答えが返ってくる販売店なら、それだけで信頼度はかなり高いと思います

逆に「記録簿はないですけど、程度はいいですよ」と言われたら、そこは一度立ち止まってください

程度の良し悪しは、外から見た印象では判断できない部分にこそ出ますから

走行距離が少ないやつを選べば間違いないですよね!

距離が少なくても、油を一度も替えてない車があるって、さっき読んだばかりですよ…?

キャンターのデュオニック(オートマ)についてよくある質問

キャンターのデュオニック(オートマ)についてよくある質問

最後に、よくいただく質問をまとめておきます

デュオニックは、いわゆるオートマですか?

クラッチペダルがなく2ペダルで運転できるという意味ではオートマですが、中身の仕組みは一般的なオートマ(トルクコンバーター式)とは違います。マニュアル車と同じようにクラッチで力を伝える方式で、そのクラッチを2つ持っているのが特徴です。この構造の違いが、燃費の伸びやすさにも、坂道での挙動にもつながっています。

AT限定免許で運転できますか?

三菱ふそうはDUONIC 2.0について「オートマチック限定免許で運転でき」と公表しています。ただし、運転できる区分は車両総重量と最大積載量によって変わります。2017年3月12日からは車両総重量3.5トン以上7.5トン未満などが「準中型自動車」という区分になりました。必ず車検証を確認し、そのうえで免許の区分を照らし合わせてください。

クラッチ交換は必要ですか?

メーカーは「クラッチ・メンテナンスフリー:定期的なクラッチ交換が不要です」と公表しています。ただし、これは「ミッションまわりにお金がかからない」という意味ではありません。中の油やフィルターの管理はまったくの別問題です。ここを混同しないことが、この記事でいちばんお伝えしたいことの1つです。

作動油は何万キロごとに交換すればいいですか?

この記事では距離を断定しません。使い方や車両によって前提が変わりますし、根拠のない数字を書くほうが危険だからです。交換の時期は、必ず取扱説明書と、販売会社や整備工場の指示に従ってください。「前の履歴が分からない」という場合も、正直に伝えたほうが適切な提案をしてもらえます。

修理費はいくらくらいかかりますか?

金額は書けません。今回確認した3件の事例には、いずれも費用の記載がありませんでした。車両の状態と工場によって差も出ます。おすすめしたいのは、整備工場で見積もりを取ると同時に、いま手放した場合の金額も無料査定で取っておくことです。この2つの数字が並んで初めて、判断ができるようになります。

坂道で下がるのは故障ですか?

2011年3月の試乗レポートでも「少し下がってから上り始めることもあり」と書かれており、構造上の挙動として発売当初から知られていました。そして2016年4月26日、三菱ふそうは「坂道発進時のずり下がりを抑える『ヒルスタートアシスト機能』を標準搭載しました」と発表しています。ただし、以前より明らかに下がる量が増えたと感じる場合は、自己判断せず整備工場で診てもらってください。

評判が悪いと聞きましたが、買っても大丈夫でしょうか?

「良い車か悪い車か」ではなく、「あなたの使い方に合うかどうか」で決めてください。幹線を一定の速度で走る、長距離が多い、微速で寄せる場面が多い、整備を任せられる工場がある。こうした条件が当てはまるなら、デュオニックの良さが出やすい使い方です。逆に、1日に何十回も発進停止を繰り返す、加速の伸びを最優先する、という場合は慎重に考えたほうがいいと思います。

まとめ|「評判が悪い」で止まらず、自分の条件で判定してください

まとめ|「評判が悪い」で止まらず、自分の条件で判定してください

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました

最後に、大事なところだけもう一度まとめます

この記事の要点
  • デュオニックの評判は「悪い」のではなく「割れている」。そして割れる理由がある
  • 「悪い」の中身は3種類/走りの感触への不満・走れなくなる不調・そもそもデュオニックの話ではないもの
  • 口コミは「投稿日・年式・使い方」の3点で読む。2016年4月26日にメーカー自身が改良を発表している
  • 走れなくなった3事例の原因は、運転操作ではなく油とフィルターの管理だった
  • 向いているのは幹線・長距離・微速で寄せる使い方。向いていないのは発進停止の反復と、加速の伸び重視
  • 乗り続けるか手放すかは、修理見積もり(数字A)と、いまの車両価値(数字B)を並べて決める

いちばんお伝えしたかったのは、最後の1行です

この記事を読む前のあなたは、たぶん数字を1つも持っていなかったはずです

持っていたのは「壊れるらしい」という噂と、なんとなく続く不安だけでした

でも、いまは確認すべきものがはっきりしています

整備記録簿、車検証、そしていま手放した場合の金額

この3つがそろえば、乗り続けるにしても手放すにしても、自分で決められます

急ぐ必要はありません

まず無料の出張査定と書面での提示で実態を知って、そのうえであなたのタイミングで判断してください

それができれば、あとから「知らなかった」と悔しい思いをすることは、まずありません

デュオニックが良いか悪いか、それを決めるのは他人のレビューじゃありません。あなたの走り方と、あなたの整備の体制です。そして、その判断に必要な最後の1つの数字は、無料で手に入りますよ。

まずは無料査定で「もう1つの数字」を手に入れる|全国対応のトラック買取業者3選

無料査定でもう1つの数字を手に入れる|車庫で査定書を受け取る男性2人が晴れやかな表情

直すべきか、手放すべきか

その答えを出すために足りていないのは、たいてい「いまいくらか」という数字のほうです

無料で、しかも結果を見てから決められます

査定比較にもどうぞ

トラック高価買取業者3選

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ここでは実績の申し分ない「トラック高価買取業者3社」を厳選しました

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1位
トラックファイブ

2位
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実績創業22年
年間買取13,000台以上
買取総額757億円以上

→業界トップクラス
創業17年
顧客満足度93%
全国13,000社以上の
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重機・特殊車両
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1位 年間13,000台を買い取る、創業22年の業界大手「トラックファイブ

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3位 来店0回・電話1本で完結する「カーネクスト」

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販売ネットワーク
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査定料・出張費無料
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運営会社㈱カーネクスト
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メリット
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引取りのレッカー代も0円(※大型トラックの不動車や一部離島のぞく)なので、動かない1台を持て余している方こそ、試す価値があります

他社で「値段はつきません」と言われたキャンターでも、買い取り先が見つかることがあります

まずは数字を1つ、手元に置いてみてください

そこから先は、あなたのペースで大丈夫です

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