配送を終えた午後8時
車庫に停めたクオンの運転席で、メーターの中でぽつんと光ったままの警告灯を、しばらく黙って見ていた
エンジンを切ってからスマホを取り出して、検索窓に「クオン 故障 多い」と打ち込む
その指の動き、覚えがありませんか
トラックの故障は、乗用車の故障とはまったく意味が違います
止まった日は、その日の売上がまるごと消えます
しかも代わりの車がない
1台から数台で回している事業者にとって、1台の入庫は業務全体の停止とほとんど同じ意味を持ちます
そして、これがいちばんしんどいところなんですが、この話は人に相談しづらい
同業の人に「うちの車がまた壊れて」と言うのは、経営が苦しいと打ち明けるのに限りなく近いからです
だから誰にも言わないまま、修理見積もりを何度も開いては閉じて、結局また明日も同じ車に乗る
ここまで直してきた分がもったいなくて、手放す決心もつかない

クオンって、やっぱり壊れやすい車なんですか? 買っちゃダメなやつですか?



その質問の立て方だと、たぶん答えが出ません。「良い車か悪い車か」ではなく「あなたの使い方に合っているか」で見ないと、口コミを100件読んでも迷い続けることになります。この記事で一緒に組み替えていきましょう。
正直に言うと、この記事は「UDはひどい」と一緒に怒るための記事ではありません
あなたが今いちばん困っているのは、故障そのものではなく「決められないこと」だからです
- クオンは本当に故障が多いのか、YESかNOかの結論
- 良い口コミと悪い口コミが真っ二つに割れている「理由」
- 実際に報告されている不具合と、公表されているリコールの記録
- クオンが向いている使い方・向いていない使い方の線引き
- 直して乗り続けるか手放すかを決めるための「2つの数字」
読み終わるころには、他人の口コミに振り回されるのをやめて、自分の頭で判断できる状態になっているはずです
警告灯が点くたびにスマホで検索する夜を、そろそろ終わりにしましょう
UDトラックスのクオンは故障が多いのか?結論は「条件付きのYES」です


先に結論から言います
はい。「故障が多い」と言われるだけの理由が、確かにあります
あなたが感じている違和感は、気のせいでも、あなたの1台だけがハズレだったという話でもありません
ただし、ここで話を終わらせると嘘になります
だから「条件付きの」という言葉を頭に付けました
クオンには、不具合の報告が実際に多く上がっています。これはユーザーの声(主観)と、公表されているリコールの記録(客観)の両方から確認できます。
しかし同時に、同じくらいの数の高い評価も存在します。つまり「欠陥車だから壊れる」という単純な話ではなく、誰がどう使っているかで結果が大きく変わる車だということです。
この記事では、まずYESの根拠を2つの角度から示します
ひとつは実際に乗っている人・管理している人の声
もうひとつは、国土交通省に届け出られたリコールの記録という、感情の入りようがない公的な記録です
そのうえで、なぜ高い評価も同じだけ存在するのかを解き明かしていきます
そして最後に、あなたが持ってきた問いを組み替えます
「クオンは良い車か、悪い車か」ではなく
「クオンは自分の使い方に合っているか」
この組み替えができた人から、判断が早くなります
「故障が多い」と言われる理由は、壊れる箇所が毎回バラバラだから


クオンの不具合報告を集めていて、あることに気づきました
壊れている箇所が、毎回まったく違うんです
ユーザーの声から拾えた箇所を並べると、こうなります
- 冷却まわり(ラジエーター交換、サブタンクからの水漏れ)
- センサー類の交換
- インジェクション(=燃料をエンジンに噴射する装置のこと)の異常
- コンプレッサー(=ブレーキなどに使う圧縮空気をつくる装置のこと)作動時のエア漏れ
- 変速の不調、ギアまわり
見ていただくとわかる通り、ぜんぜん系統が揃っていません
冷却の話かと思えば電気の話が出てきて、次はエアの話になる
つまりクオンは「ここが持病です」という一箇所を抱えた車ではないということです
正確に言い直すなら、こうなります
クオンは、電子制御と補機類(=エンジン本体を動かすために周りに付いている装置のこと)が広く関わる、とても複雑な車である
部品の点数が多くて、それぞれが電気信号でつながっている
だからどこかに何かが出る確率が、構造として高くなります
そして、ここがあなたの疲れの正体です
もし持病が1つなら、「そこさえ直せば終わり」というゴールが見えます
でも毎回違う場所が出てくると、いつまでやれば終わるのかが、永久にわからない
修理代そのものより、この「終わりが見えない感じ」が人を消耗させます
それでも「クオンは欠陥車だ」と結論づけてはいけない理由


ここまで読んで「やっぱり買ってはいけない車なんだ」と思ったなら、少し待ってください
それは早すぎる結論です
同じ口コミサイトを開くと、まったく逆の評価がずらりと並んでいます
「乗りやすい」「トルクがある」「長距離でも疲れない」
専門メディアの試乗評価でも、2022年モデルでは最大トルクが178kgmから204kgmへ引き上げられたと具体的な数字で報告されています
これは「壊れる壊れる」と言われている車に対する評価としては、かなり真逆です
ここで大事なことを言います
「壊れる」という声も、「いい車だ」という声も、どちらも本物です
どちらかが嘘をついているわけでも、業者の宣伝でもありません
次の章で、その両方を実際に並べて見ていただきます
クオンの評判は、良い声と悪い声で真っ二つに割れている


この章では、私の意見はいったん脇に置きます
実際に上がっている声を、良いものも悪いものも、同じだけ並べます
悪い声だけを集めれば悪い記事が書けますし、良い声だけを集めれば売り込みの記事が書けます
でもそれ、あなたの判断の役には立ちませんよね
「とにかく故障が多い」——実際に上がっている厳しい声


まずは厳しい方から見ていきましょう
中古車情報サイトのカーセンサーに、こんな投稿があります
「とにかく故障が多い」(ラジエーター交換、サブタンク漏れ、センサー交換、頻繁なグリースアップが必要との記載)
引用元:カーセンサー「UDトラックス クオンの口コミ・クチコミ・評価・評判」より(富山県・2022年1月5日投稿・総合評価1点)
総合評価は5点満点の1点です
そして評価の内訳を見ると、維持費の項目だけが1点と、突出して低くなっています
実はこの投稿には、まだ続きがあります
ただ、それは後の章まで取っておかせてください。この記事のいちばん大事な話につながるからです
次は、車のカスタム・整備の記録を共有するサイトに投稿されたものです
「車検&再び故障、、、 今度はインジェクション異常みたいです エンジン吹けなくなるわ、ミッションもめちゃくちゃな変速するわで危うく走行不能になりそうだった 新車2年なのに故障しまくりですね~ UDはほんとに壊れますな」
引用元:CARTUNE「クオン・車検・故障だらけに関するカスタム事例」より(2021年6月8日投稿)
ここ、よく読んでほしいところです
新車で2年です
過走行の中古車を安く買ったら不具合が出た、という話ではないんです
こういう声を見つけたとき、「自分のところだけじゃなかった」と少しほっとして、同時にもっと不安になりませんか
その感じ、痛いほどわかります
同じ方が、その2か月前にもこう書いています
「この前、点検行ってきたばっかりなのにまた不具合 まだ新車で2年経ってないのに、、、 ほんとに、UDは故障多いですねぇ 忙しくて行ってらんないけど今日行きます」
引用元:CARTUNE「クオン,故障,お疲れ様です,クレームにさせるに関するカスタム&メンテナンスの投稿」より(2021年4月7日投稿)
不具合の中身は、コンプレッサーが動いたときの強いエア漏れで、圧縮空気が溜まるまでにかなり時間がかかる状態だったそうです
ただ、私がいちばん注目してほしいのは、修理の中身ではありません
この一行です
「忙しくて行ってらんないけど今日行きます」
トラックを整備に持っていくということは、その日の仕事を止めるということです
修理代は請求書に載ります。でも止まった時間の損失は、どこにも載りません
この、請求書に載らない損失こそが、いちばんじわじわ効いてくるんです
最後に、少し毛色の違う不満も紹介しておきます
「エンジンがとにかく非力で尚且つうるさいです」「アイドリング時の振動が凄まじく」(良かった点としては「収納スペースは比較的多い方だと思います。エアコンを使った冷蔵ボックスも比較的冷える」と記載)
引用元:カーセンサー「UDトラックス クオンの口コミ・クチコミ・評価・評判」より(北海道・2025年5月16日投稿・総合評価2点)
ここで一度、線を引かせてください
これは故障ではありません
でも、毎日そこに座る人にとっては、故障と同じくらい重い話です
ネットの口コミを読むとき、この2つが混ざったまま並んでいます
「壊れて金がかかる」という話と、「乗っていて気に入らない」という話です
ここを混ぜたまま読むと、判断を確実に間違えます
「乗りやすい」「トルクがある」——同じ車への高い評価も同じだけある


では、良い方を見ていきましょう
車好きが集まるみんカラには、2026年2月にこんなレビューが投稿されています
満足している点「・ESCOTがなかなか賢い ・結構トルクフル ・垢抜けてる外観 ・初動でカックンにならないブレーキ」/不満な点「・かなり賑やかなエンジン ・ディスク故ですがブレーキダスト」
引用元:みんカラ「UDトラックス クオン クルマレビュー」より(「意外に癖がない」2026年2月18日投稿)
ESCOT(エスコット)というのは、クオンに載っている自動で変速してくれる装置のことです
それが「なかなか賢い」、そしてトルク(=タイヤを回す力の強さのこと)も十分にあるという評価です
ちなみに、この方も「かなり賑やかなエンジン」と書いています
この一文、あとでもう一度出てきます。覚えておいてください
高評価の投稿は、ほかにもこういう傾向で並んでいます
「オールOK」(冷凍車仕様・デザイン/走行性能/乗り心地/積載性すべて5点)/「これといって、マイナス面がないので、オススメな一台」
引用元:みんカラ「UDトラックス クオン クルマレビュー」、カーセンサー「UDトラックス クオンの口コミ・クチコミ・評価・評判」から傾向を要約
みんカラの「オールOK」の投稿は2026年6月と、かなり新しいものです
つまり「昔は良かったけど今はダメ」という話でもないんですね
そしてもうひとつ、大事な視点として、専門メディアの評価も見ておきましょう
トラック総合情報誌のフルロードが、クオンの2022年モデルに試乗した記事を出しています
「最大トルクは178kgmから204kgmへと大幅に引き上げられた。」「最上段の12速に入る車速も現行車より低く(60km/h以下)、高速道路の勾配に対しても現行車より余裕とスムーズさが印象的だった。」
引用元:フルロード「これが最新大型トラックの実力だ!! ビッグマイチェンで超進化を遂げたUDトラックス「クオン」2022年モデルに初試乗!!」より
これは2022年モデルへの試乗評価です
ここは大事なので強調しておきます。あなたが持っている年式のクオンに、そのまま当てはまるとは限りません
逆に言えば、「クオン」とひとくくりにできないほど、年式によって中身が違うということでもあります
数字で見ると「4点が最多、でも1点も存在する」


ここまで良い声と悪い声を並べてきましたが、印象だけで語るのはフェアではありません
そこで、口コミサイトに載っている総合評価の点数を、実際に数えてみました


引用元:カーセンサー「UDトラックス クオンの口コミ・クチコミ・評価・評判」掲載の10件を集計
先にお断りしておきます
これは掲載されている10件を数えただけのもので、投稿時期にも幅があり、統計調査ではありません
「クオンユーザーの何%が」といった話には使えない数字です
そのうえで、この形を見てください
いちばん多いのは4点です。つまり悪評だけの車ではありません
ところが同時に、2点も1点も存在しています
これが「評価が割れている」という事実そのものです



良い評価も悪い評価も、どっちも本当にあるってことですよね…。じゃあ、私はどっちを信じればいいんですか?



どちらも信じてください。嘘をついている人はいません。割れているのには、ちゃんと理由があるんです。そしてその理由は、たった2つしかありません。
評価が真っ二つに割れる本当の理由は「立場」と「使い方」の2つだけ


ここからが、この記事でいちばん伝えたい話です
口コミが割れているとき、多くの人はこう考えます
「どちらかが極端な人なんだろう」「良い方はメーカーの回し者かもしれない」
違います
全員、正直に書いています
それでも評価が真っ二つに割れる理由は、たった2つしかありません
理由①:運転する人と、修理代を払う人で評価が真逆になる


さきほど「まだ続きがある」と言って取っておいた、あの投稿を出します
総合評価1点、「とにかく故障が多い」と書いていた、あの投稿です
実はこの方、同じ投稿の「良かった点」の欄に、こう書いていました
良かった点「ドライバー達は乗りやすいと好評です」/悪かった点「とにかく故障が多い」
引用元:カーセンサー「UDトラックス クオンの口コミ・クチコミ・評価・評判」より(富山県・2022年1月5日投稿・総合評価1点)
同じ人が、同じ投稿の中で、この2つを両方書いているんです
そして評価点の内訳を見ると、その理由がはっきり見えます
| 評価項目 | 点数 | 誰の実感か |
| 走行性 | 4点 | 運転する人 |
| 運転しやすさ | 4点 | 運転する人 |
| 居住性 | 4点 | 運転する人 |
| 維持費 | 1点 | 修理代を払う人 |
見えましたか
運転席に座る人の評価と、請求書を受け取る人の評価が、同じ車でも完全に分裂しています
これが「乗りやすいのに壊れる」という、一見矛盾した評判の正体です
あなたがネットで読んでいる口コミには、この2つの立場の人が混ざったまま並んでいます
だから読めば読むほど、わけがわからなくなるんです
ここで、あなたに指定させてください
あなたが経営者や車両の管理者なら、参考にすべきは維持費の欄です
あなたがハンドルを握る人なら、参考にすべきは走行性と運転しやすさの欄です
両方の立場を1人で背負っている個人事業主の方は、両方を見たうえで、どちらを優先するかを自分で決める必要があります
理由②:長距離か街乗りかで、クオンの評価が反転する


もうひとつの理由は、もっとシンプルです
カーセンサーに、こんな投稿があります
良かった点「走行性能も高いので、長距離運転も疲れないです。室内が広くゆったり」/悪かった点「小回りが利かないので、車庫入れに苦労するかもしれません。街乗りでの燃費はあまり良くない」
引用元:カーセンサー「UDトラックス クオンの口コミ・クチコミ・評価・評判」より(2013年2月16日投稿・総合評価4点)
長距離では「疲れない」
街乗りでは「燃費が良くない」「小回りが利かない」
同じクオンです。車は何ひとつ変わっていません
変わったのは、走らせ方だけです
もっとわかりやすい証拠をお見せします
さきほど「覚えておいてください」と言った、あの一文です
| 立場 | 書いていること | 指している現象 |
| 低評価(総合2点) | 「エンジンがとにかく非力で尚且つうるさいです」 | エンジン音 |
| 高評価(おすすめ度4) | 「かなり賑やかなエンジン」 | エンジン音 |
けなしている人も、褒めている人も、まったく同じ現象について書いています
片方はそれを「無理」と判断し、もう片方は「まあいい」と判断した
この記事でいちばん大事な一文を書きます
割れているのは、車の評価ではありません。その現象を許せる使い方かどうかが、人によって違うだけなんです
これは故障の話にもそのまま当てはまります
たとえば排気ガスをきれいにする装置の話です
ディーゼルエンジンには、排気に出る煤(すす)を集めて、あとでまとめて焼き切る装置が付いています。DPFと呼ばれるものです
この「焼き切る」動作には、排気の温度がしっかり上がっている必要があります
ということは、どうなるか
高速道路をまとまった距離走る使い方だと、温度が上がりやすい
短い距離を低速で止まったり走ったりする使い方だと、温度が上がりにくい傾向があります
まったく同じ装置が付いた同じ車でも、走らせ方によって負担のかかり方が変わるということです



つまり、「クオンは良い車ですか」って聞き方そのものが間違ってたってことですね…。



その通りです。正しい問いは「自分の走り方に合っているか」です。ここを組み替えられた人から、判断が驚くほど早くなります。
クオンで実際に報告されている不具合と、公表されているリコールの記録


ここまでは、人の声=主観の話でした
この章では、感情の入りようがない記録=客観の話に切り替えます
目的はひとつです
あなたの実感が気のせいではないことを、二重に確かめるためです
ユーザーから報告が多い箇所を整理する


ここまでに紹介した声から拾える不具合の箇所を、系統ごとに整理します
- 冷却まわり:ラジエーターの交換、サブタンクからの水漏れ
- 電子制御・センサー系:各種センサーの交換、インジェクション(燃料噴射)の異常
- エア系:コンプレッサー作動時のエア漏れ
- 駆動系:変速の不調、ギアまわりの修理
- 排気まわり:煤を焼き切る動作が頻繁にかかる
ここでもう一度、正直にお断りしておきます
これは口コミから拾って整理したものであり、故障率の統計ではありません
「クオンならこの順番で壊れる」という意味では、まったくありません
ただ、こうして並べると、さっき言った「系統が揃っていない」感じが、もっとはっきりすると思います
ところで、排気まわりの話が出たので、少しだけ仕組みに触れておきます
興味のある方だけ開いてみてください
DPFと尿素SCRって、そもそも何をしている装置なの?
どちらも「排気ガスをきれいにするための装置」です。ただし、担当している汚れが違います。
DPFは、排気に混じった煤(すす)を網のようなもので受け止めて溜めておき、溜まってきたら高温で焼き切る装置です。焼き切る動作を「再生」と呼びます。この再生には排気の温度が十分に上がっている必要があるため、短距離・低速中心の使い方だと進みにくくなる傾向があります。
尿素SCRは、排気に含まれる窒素酸化物を減らすための装置です。アドブルーと呼ばれる尿素水を排気に噴射し、化学反応で無害な成分に変えます。UDトラックスはこの尿素SCRを大型トラックで世界に先駆けて実用化したメーカーで、自社のシステムを「FLENDS(フレンズ)」と呼んでいます。
どちらも排気をきれいにするために欠かせない装置ですが、その分だけセンサーやポンプ、制御プログラムが増えます。つまり「きれいな排気」と「構造の複雑さ」は、残念ながらセットなんです。これは特定のメーカーだけの話ではなく、排出ガス規制に対応した現代のディーゼル車が共通して抱えている事情です。
国土交通省に届出されたリコールの記録を時系列で見る


ここからは公的な記録の話です
クオンについて公表されているリコールの届出を、時系列で並べてみましょう


引用元:国土交通省「報道発表資料:リコールの届出について(UDトラックス クオン)」および各報道より
それぞれの中身を、かいつまんで見ていきます
| 届出時期 | 対象台数 | 部位と内容 |
| 2019年11月 | 1万788台 | オルタネータ電源配線/発熱・発煙のおそれ |
| 2019年11月 | 5,351台 | 尿素水ポンプ/窒素酸化物の排出値が基準値を超えるおそれ |
| 2020年10月 | 5,407台 | 制御プログラム/故障を知らせる警告灯が点灯しないおそれ |
| — | 2万2,348台 | 車両マスター制御ユニット/アクセルが無反応となり一時的に走行不能のおそれ |
| 2025年1月 | 2,933台 | エアタンク・ブラケット/最悪の場合ブレーキが効かなくなるおそれ |
| 2026年4月 | 1万3,288台 | 後後軸ハブのロックワッシャ/最悪の場合火災のおそれ |
| 2026年5月 | 1,634台 | 可変容量オイルポンプ/走行不能に至るおそれ |
2026年4月の届出については、これまでに不具合が71件確認され、そのうち火災が4件発生していると報じられています(人身事故の報告はなし)
2026年5月の届出では、不具合の報告は9件とされています
この表を眺めて、何か気づきませんか
部位が、毎回まったく違います
配線、ポンプ、プログラム、エアタンク、ハブ、オイルポンプ、制御ユニット
口コミで見えた「系統が揃っていない」という傾向が、公的な記録の側にもそのまま出ているんです
これが、あなたが感じている「終わりが見えない」という感覚の正体です
ただし、ここからが本当に大事な話です
この表を「クオンは欠陥車だ」の証拠として読まないでください
- リコールは、メーカーが不具合を見つけて自ら国に届け出て公表し、無償で改修する制度です
- 届出があること自体は、欠陥車である証明にはなりません。むしろ対策の道筋が示された状態です
- この記事では他メーカーとの件数比較はしていません。比較できるデータを持っていないためで、「UDだけが多い」という意味ではありません
- 対象は製作期間で限定されています。あなたの車が該当するかどうかは、車台番号でメーカーや販売会社に確認してください
- 台数や年月は執筆時点で確認できたものです。その後さらに届出がある可能性があります
最新のリコール情報は国土交通省の報道発表資料で公開されていますので、気になる方は一度ご自身の車台番号で確認してみてください



リコールがこんなに出てるってことは、やっぱり欠陥車ってことじゃないですか!



そこは違います。リコールは、メーカーが不具合を見つけて公表して、無償で直す制度です。むしろ怖いのは、届出も対策もされないまま気づかれていない不具合の方ですよ。
クオンが向いている人・向いていない人は、はっきり分かれます


ここまでで、問いの組み替えは終わりました
「良い車か悪い車か」ではなく「自分の使い方に合っているか」
では、その線を具体的に引いていきましょう
読みながら、自分がどちら側にいるかを数えてみてください
向いているのはこんな使い方・こんな体制


クオンの良さが素直に出るのは、こういう使い方です
- 長距離・幹線輸送が中心で、1日にまとまった距離を走る
- 高速道路の利用が多く、勾配のある区間を走ることがある
- 整備工場や販売会社との付き合いがあり、入庫の受け皿がある
- 予備の車両があり、1台止まっても業務が回る体制になっている
- 比較的年式の新しい個体を選べる予算がある
この条件で使うと、口コミの高評価の側とほぼ同じ体験になります
「長距離運転も疲れない」「トルクがある」「勾配でも余裕がある」という、あの評価です
特に年式については、はっきりした差があります
2022年モデルでは最大トルクが178kgmから204kgmに引き上げられたと報告されていましたよね
年式が違えば、それはもう別の車だと思った方がいいくらいの差です
向いていないのはこんな使い方・こんな体制


逆に、こういう使い方だと弱点が出やすくなります
- 短距離・低速・市街地中心の配送(煤を焼き切る動作が進みにくい傾向)
- 狭い道や構内での取り回しが多い(小回りが利かないという声がある)
- 自社に整備の受け皿がなく、入庫のたびに遠くまで持っていく必要がある
- 1台でも止まると、業務が回らない体制
最後の項目、覚えていますか
「忙しくて行ってらんないけど今日行きます」と書いていた、あの方です
あれはまさにこの状態なんです
ここで急いで付け加えます
「向いていない=買ってはいけない」という意味ではありません
これから買う人にとっては「弱点を承知したうえで選ぶ」という話になります
そしてすでに持っている人にとっては、少し意味が変わります
向いていない側に多くチェックが付いた人は、「手放して入れ替える」という選択肢を、はじめて真剣に検討する段階に来ているということです
これは「今すぐ売れ」という意味ではまったくありません
ただ、選択肢を1つしか持たないまま悩み続けるのは、もうやめませんかという提案です
これから中古で買う人がやっておくべき確認


ここは、これからクオンの中古車を買おうか迷っている方向けの話です
すでに持っている方は、読み飛ばしていただいて構いません
クオンで不具合が出やすいのは、電子制御と補機類まわりです。ここは前のオーナーがどう扱ってきたかで、その後の出方が大きく変わります。整備記録簿が残っていない個体は、それだけで判断材料が1つ減ると考えてください。
さきほどの表の通り、対象は製作期間で決まっています。車台番号を控えて、メーカーや販売会社に問い合わせれば確認できます。無償で直せるものを直さないまま買うのは、単純にもったいない話です。
クオンは2004年に登場してから、2010年にエンジンの換装と2ペダル式のESCOT-Vの設定、2017年には単車系のフルモデルチェンジとESCOT-VIの採用と、大きな変更を何度も受けています。「クオン」という同じ名前でも、年式によって中身がかなり違うと考えてください。
ここまで読んできた通りです。同じ車でも、長距離中心なら高評価に、短距離中心なら低評価に振れます。価格の安さは魅力ですが、自分の走り方と合っていなければ、その差額は修理代と止まった時間で消えていきます。
直して乗り続けるか、手放すか——判断は「2つの数字」を並べるだけで決まります


さて、ここからが本題です
あなたは自分の使い方に合っているかを判定できました
では、結局どうすればいいのか
ほとんどの人が、ここで同じ間違いをします
修理見積もりの金額を見て、「うわ、高いな」と思いながら直すんです
これは片側だけを見た判断です
40万円払った1週間後に600万円——片側だけ見て決めた人に起きたこと


Yahoo!知恵袋に、読むたびに胃が痛くなる相談があります
「僕はUDのクオンに乗ってましたが不具合が多く、この前40万かかってギアーの修理をしましたが返ってきて1週間せずにエンジンが壊れ載せ替えないとダメな事になりました。載せ替えに600万超えです。」
引用元:Yahoo!知恵袋「トラックメーカー。何処のメーカーも何らかの不具合や故障が多いのはなぜですか?」より
40万円払った1週間後に、600万円の見積もりです
この文章を最初に読んだとき、私はしばらく画面から目を離せませんでした
ここで、多くの人はこう言います
「だからUDはダメなんだ」「その整備工場が悪い」「運が悪かったね」
正直に言うと、私はそのどれとも違うことを考えました
この方が40万円を払うと決めたとき、手元に「今この車を売ったらいくらか」という数字がなかった
もしその数字を持っていたら、どうだったでしょうか
「40万円払って直す」のか「今売って、その資金を次のトラックに回す」のかを、比べて決められたはずなんです
比べる材料がないまま出した40万円が、1週間後に意味を失った。それがこの話の本当のつらさです
ここで大事な補足を2つ入れます
- 金額はまったく参考になりません。これは1件の実例です。クオンなら必ず600万円かかるという話ではありません。修理費は不具合の内容・年式・走行距離・工場によって大きく変わり、実際の見積もりでしか確定しません
- 「修理するな」という話でもありません。直すのが合理的なケースは確実にあります。ローンやリースの残債がある、繁忙期で入れ替えの時間が取れない、同じ架装の代替が見つからない。こういう場合は直して乗り続ける判断が正解です
問題は「直すこと」ではありません
比べずに決めることです



40万払った次の週に600万って、そんなことあります? 運が悪すぎませんか



…リョウさん、それ運の話じゃないと思います。今いくらで売れるか知らないまま40万円を出すって、けっこう怖いことですよね。
天秤の左に「修理見積もり」、右に「今の買取額」を乗せる


正しい判断の形は、驚くほどシンプルです
天秤を思い浮かべてください
| 左の皿 | 右の皿 |
| この修理に払う金額 (修理見積もり) | 今この車を売ったら入る金額 (買取査定) |
| すでに手元にある | まだ持っていない |
この記事をここまで読んでいる方の多くは、左の皿の数字をすでに持っているはずです
修理見積もりを見たからこそ、「クオン 故障 多い」と検索したわけですから
足りないのは、右の皿だけです
査定を取らない限り、比べようがありません
ネットの相場表にも、同業者の噂話にも、あなたの1台の数字は載っていないんです
両方の数字が揃うと、判断はこう整理できます
- 修理費が今の買取額を上回るなら、直した瞬間に、その車の価値以上のお金を投じていることになります
- 修理費が買取額を大きく下回り、かつその修理で当面の不安が消えるなら、直して乗り続ける判断に十分な合理性があります
- どちらにせよ、2つの数字が揃わないと、この計算そのものができません
ここで、ひとつ考え方を変えていただきたいんです
査定は「売る決意をした人がやること」ではありません。判断するための数字を、取りに行く行為です
数字を見て「思ったより高いな、じゃあ売ろう」でもいい
「思ったより安いな、じゃあ直して乗り続けよう」でもいいんです
どちらを選んでも、「数字を見て決めた」という納得が手元に残ります
1社だけの査定額には、高いか安いかを測る物差しがない


右の皿を取りに行くときに、ひとつだけ注意点があります
1社だけの金額では、判断材料になりません
なぜなら、その金額が高いのか安いのかを測る物差しがないからです
「50万円です」と言われて、それが妥当なのか安すぎるのか、あなたには判断できませんよね
でも3社から金額をもらえば、いちばん上とその次の差を見るだけで、だいたいの位置がわかります
相場というのは、そうやって初めて見えてくるものなんです
そしてもうひとつ。比べるのは総額だけではありません
- 出張査定の費用は無料か、それとも別料金か
- 名義変更などの書類手続きの代行は、金額に含まれているか
- 引き取り(レッカーが必要な場合を含む)の費用はどちらの負担か
- どんな場合に、いくら減額されるのか(これを先に書面でもらうことが最重要)
- 入金までにどれくらいかかるか
特に最後から2番目、減額の条件です
電話で聞いた概算は、現車を見ていない数字です
当日になって下げられて揉めるのは、たいていここを先に確認していなかったときです
ここで、公平のために言っておきたいことがあります
ディーラーの下取りが悪い、という話ではありません
新車の納車と入れ替えたい場合や、とにかく手間をかけたくない場合には、下取りはとても合理的な選択肢です
問題なのは、下取り1社の金額だけを見て「これが相場だ」と思い込むことだけなんです
それともうひとつ、手続きの話を添えておきます
名義変更や、自動車税・自賠責保険の還付、リサイクル料金の扱いは、法令や各社の運用が関わる部分です
ここで断定的なことを書くのは無責任なので書きません。必ず運輸支局や、依頼先の業者に確認してください
特に車検証の所有者の欄がディーラーや信販会社の名前のままになっている場合は、先に所有権を外す手続きが必要になることがあります
査定を頼む前に、一度車検証を見ておくと話が早いです



これだけは覚えておいてください。1社だけの査定額には、高いのか安いのかを測る物差しがありません。私も昔、付き合いのあるディーラーの下取り額をそのまま信じて、あとから相場を知って膝から力が抜けました。
修理見積もりと並べる”もう一つの数字”は、無料の出張査定で手に入ります


左の皿は、もう手元にありますよね
あとは右の皿の数字を取りに行くだけです
トラック買取業者の中には、査定料と出張費をすべて無料にしているところがあります
名義変更や廃車の書類手続きを、無料で代行してくれるところもあります
低年式・過走行はもちろん、不動車・故障車・事故車まで査定の対象にしている業者や、海外に販路を持っていて国内では値が付きにくい車両にも金額を出せる業者もあります
資金繰りの都合で急いでいる方向けに、査定員が現金を持って訪問し、その場で資金化できるところもあります
日中は現場に出ていて査定の立ち会いに時間を割けないという方向けに、電話1本で査定から契約まで完結し、来店も実車査定も不要という業者もあります
引き取りのレッカー代を0円としているところもあります(大型トラックの不動車や一部離島は除かれる場合があります)
ただし、ここははっきり言っておきます
どの業者が最適かは、年式・走行距離・架装・エリア・不具合の内容によって変わります
「この1社に頼めば間違いない」という業者は存在しません。だから複数社から取るんです
そして、いちばん大事なこと
査定を受けることに、義務は何も発生しません
数字を聞いて、断ってもいいんです。むしろ数字を知ってから、自分のタイミングで決めてください
査定比較にもどうぞ


トラックの買取金額は、依頼する業者によって数十万円単位で変わる場合があります
ここでは実績の申し分ない「トラック高価買取業者3社」を厳選しました
→→表は右に動かせます→→
| 1位 トラックファイブ | 2位 トラック王国 | 3位 カーネクスト | |
| 実績 | 創業22年 年間買取13,000台以上 買取総額757億円以上 →業界トップクラス | 創業17年 顧客満足度93% | 全国13,000社以上の 販売ネットワーク |
| 対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 |
| 買取対象 | トラック・重機(建機) バス・バン・農機具 | トラック・バス 重機・特殊車両 | トラック全般 |
| 査定料・出張費 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 現金化スピード | 査定員が現金持参で 即日払いに対応 | 即日現金買取に対応 | 電話1本で 査定から契約まで完結 |
| 書類手続き代行 | 無料 | 対応あり | 無料 |
| 申込方法 | WEB(最短20秒) /電話 | WEB(最短30秒) /電話 | WEB(24時間) /電話 |
| こんな人におすすめ | とにかく1円でも 高く売りたい人 | 細かい要望も 聞いてほしい人 | 立ち会う時間がなく 手間なく売りたい人 |
| 公式HP | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
| 口コミ | トラックファイブ 評判をみる | トラック王国 評判をみる |
査定額は、1社ごとに全く違います。数十万円も損しないために3社査定、最低でも2社査定はしましょう
それでは1位から順に「各社の強み」と「使いどころ」を詳しく見ていきましょう
1位 年間13,000台を買い取る、創業22年の業界大手「トラックファイブ」
| 実績 | 創業22年 年間買取13,000台越 買取総額757億円以上 →業界トップクラス |
| 対応エリア | 全国 (拠点11か所) |
| 買取対象 | トラック・重機(建機)・バス・バン・農機具 |
| 査定料・出張費 | 無料 |
| 現金化スピード | 査定員が現金持参で 即日払いに対応 |
| 書類手続き代行 | 無料 |
| 申込方法 | WEB相談(最短20秒・24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | 株式会社ZEAL.TEAM |
| 公式HP | 無料査定する |
- 直営店で中間マージンが発生せず、海外販路も持つため買取額が伸びやすい
- 年間買取13,000台以上・買取総額757億円以上という国内トップクラスの実績
- 査定員が現金を持って訪問するため、その場で即日資金化できる



低年式・不動車・故障車・事故車はもちろん、バスや農機具、発電機まで査定の対象です
他社で「値段はつきません」と言われた1台でも、トラックファイブなら買取価格がつく可能性あり!
全国対応の無料出張査定にくわえ「名義変更」や「廃車の面倒な書類手続き」もすべて無料で代行
まずは最短20秒のWEB相談で、あなたのトラックの今の相場を確かめてみてください
\ リピート率 驚異の "47.2%" 超え /
2位 顧客満足度93%を誇る、創業17年の専門店「トラック王国

」
| 実績 | 創業17年 顧客満足度93% |
| 対応エリア | 全国 |
| 買取対象 | トラック・バス・重機・特殊車両(冷凍車/タンク車など) |
| 査定料・出張費 | 無料 |
| 現金化スピード | 即日現金買取に対応 |
| 書類手続き代行 | 対応あり |
| 申込方法 | ネット査定(最短30秒・24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | ㈱トラックオーコク |
| 公式HP | 無料査定する |
- 電話ヒアリング時に虚偽がなければ、現地査定で査定額を減額すること無し
- 出張査定費用が0円のため、振込額が後から目減りする心配がない
- 創業17年・顧客満足度93%を積み上げた商用車専門の買取サイト



社名ペイントの消去や「同じ県内では売らないでほしい」といった細かい要望にも応えます
トラックを手放す理由は人それぞれで、事情をくみ取ってほしい場面も少なくありません
トラック王国は要望を1つずつ聞いたうえで、運転資金づくりに直結する即日現金買取にも対応します
広告やメディアで見かけたことのある "安心感" は、初めての売却では大きな後押しになります
3位 来店0回・電話1本で完結する「カーネクスト」
| 実績 | 全国13,000社以上の 販売ネットワーク |
| 対応エリア | 全国 |
| 買取対象 | トラック全般 (低年式・過走行・事故車もOK) |
| 査定料・出張費 | 無料 (引取りのレッカー費用も0円※大型トラックの不動車や一部離島のぞく) |
| 現金化スピード | 電話1本で 査定から契約まで |
| 書類手続き代行 | 無料 |
| 申込方法 | WEB申込(24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | ㈱カーネクスト |
| 公式HP | 公式サイトを見る |
- 来店も実車査定も不要で、電話1本だけで査定から契約まで完了する
- 実店舗を持たない「オンライン完結型」で運営コスト削減し、買取価格に還元
- 全国13,000社以上の販売ネットワークから、最適な売却先をマッチング



複数台の一括売却や継続的な車両入替にも、法人向けのワンストップ体制で対応します
日中は現場に出ていて、査定の立ち会いに時間を割けない方は少なくありません
カーネクストなら書類の記入から陸運局への提出まで無料で代行してくれます
引取りのレッカー代も0円(※大型トラックの不動車や一部離島のぞく)なので、動かない1台を持て余している方こそ、試す価値があります
「故障を抱えた車に値なんてつかない」——その思い込みがいちばん損をしています


ここまで読んでも、まだ心の奥でこう思っている方がいると思います
「警告灯が点きっぱなしの車に、値なんか付くわけがない」
「聞くだけ恥ずかしい。どうせ二束三文と言われて終わりだ」
その気持ち、本当によくわかります
でも、この思い込みがいちばん高くつくんです
査定すら取らずに修理を続けるか、あるいは費用を払って処分してしまう。この2つの結末に、まっすぐつながっていきます
動かないトラックにも値が付くことがある理由


なぜ、動かない車にも値が付くことがあるのか
仕組みを見てみましょう


引用元:carview! 車買取「故障車でも不動車でも部品取り車として高価買取!?」より
ポイントは「部品取り」という考え方です
トラックがまるごと壊れることは、まずありません
エンジンが焼き付いていても、荷台や足回りや電装品はまだ生きている、ということが普通にあります
そして、すでに生産が終わっている部品や、手に入りにくい部品が使われている場合
その部品を目当てに、車両ごと欲しがる買い手がいるんです
取り出された部品は国内外で取引され、部品単位に分解して海外へ輸出するビジネスも行われていると説明されています
ただし、ここは必ず正直に書いておきます
- 必ず値が付くとは限りません。0円という結果になることもあります
- 値が付くかどうか、いくらになるかは、車両の状態と業者の販路によって変わります。実際の査定でしか確定しません
- この解説は乗用車を主に扱ったものです。「大型トラックでも同じ金額になる」という意味ではありません。こういう仕組み自体が存在する、という範囲で読んでください
だからこそ、言えることはひとつだけです
値が付くかどうかは、あなたが決めることでも、私が決めることでもありません。査定を取って、初めてわかることです。そして取るのは無料です



警告灯が点きっぱなしの車なんて、査定してくださいって言うのが恥ずかしいですよ…



その気持ち、よくわかります。でも査定士は毎日そういう車を見ています。恥ずかしがって聞かなかった分だけ、損が静かに積み上がっていくだけなんです。
よくある質問


- 自分のクオンがリコール対象かどうかは、どこで確認できますか?
-
車台番号での確認が必要です。車検証に記載されている車台番号を控えて、メーカーや購入した販売会社に問い合わせるのがいちばん確実です。国土交通省の報道発表資料でも、リコールの届出内容が公表されています。対象は製作期間で限定されているため、同じクオンでも該当しない車両は多くあります。
- 警告灯が点いたまま走り続けても大丈夫ですか?
-
警告灯の種類によって意味がまったく違うため、ここで「大丈夫」とも「危険」とも断定できません。ただ、放置すると症状が進んで修理の範囲が広がる可能性はあります。まずは整備工場や販売会社に見てもらってください。「様子を見よう」と思っているうちに、直せたはずのものが載せ替えになってしまう。これがいちばん避けたい流れです。
- 修理してから売った方が、高く売れますか?
-
修理費を上回るだけ査定額が上がるとは限りません。むしろ順番としては、修理する前に、そのままの状態での査定額を聞いてみる方が安全です。「直してから売る」と決める前に、直さない場合の数字を知っておく。これだけで判断の精度がまったく変わります。ただし、これも車両の状態と依頼先によって結論が変わるため、必ず査定時に「この修理をした場合、金額は上がりますか」と直接聞いてみてください。
- ローンやリースの残債がある場合でも売れますか?
-
車検証の所有者の欄がディーラーや信販会社の名前のままになっている場合、先に所有権を外す手続きが必要になることがあります。この手続きの流れや必要書類は、法令や各社の運用が関わる部分です。必ず依頼先の業者や運輸支局に確認してください。まずは車検証の「所有者」の欄を見てみるところからです。
- 査定を頼んだら、断れなくなりませんか?
-
査定を受けることと、契約することは別です。金額を聞いてから、自分のタイミングで判断して構いません。むしろこの記事でお伝えしたかったのは、「売るために査定を取る」のではなく「判断するために数字を取る」という考え方です。数字を見た結果、直して乗り続けるという結論になっても、それはまったく問題ありません。
まとめ:クオンは「故障が多い」と言われる理由がある車。決め方は2つの数字だけ


長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました
最後に、要点をまとめます
- クオンは「故障が多い」と言われるだけの理由が確かにある。答えは条件付きのYES
- ただしその中身は欠陥ではなく、電子制御と補機類が広く関わる構造・個体差・整備履歴の不明さに集中している
- 口コミが真っ二つに割れるのは、「誰の立場で見ているか」と「どう使っているか」が違うから。嘘をついている人はいない
- 向いている使い方(長距離・入庫の受け皿あり)と、向いていない使い方(短距離・1台止まると業務が止まる)がはっきり分かれる
- 直して乗り続けるのが正解の人も、手放して入れ替えるのが正解の人もいる。どちらが偉いわけでもない
- その分かれ道に立つために必要なのは、修理見積もりと、複数社から取った無料査定の2つの数字だけ
この記事を書きながら、ずっと頭にあった1行があります
「忙しくて行ってらんないけど今日行きます」
あの一行に、この記事を読んでくださっている方の毎日が、全部詰まっている気がしたんです
止めたくないのに止めるしかない。直したくないのに直すしかない
選択肢が1つしかないと思っているとき、人はいちばん消耗します
でも、選択肢はもう1つあります
そしてその選択肢を検討するために必要なのは、決意でも勇気でもなく、ただの数字1つです
無料で、断ってもよくて、聞いたところで何も失わない数字です
あの夜、車庫の運転席で警告灯を見ながらスマホを開いたときのことを、思い出してください
あのとき知りたかったのは、クオンの故障率ではなかったはずです
「自分はこれからどうすればいいのか」——それが本当の問いだったはずです
その答えは、修理見積もりと査定額を並べた机の上に、必ずあります



大丈夫です。壊れた場所がどこであれ、あなたのクオンには今日この瞬間の値段が必ずあります。それを知らないまま決めるのだけは、やめておきましょう。
故障を抱えたクオンでも査定を受け付けているトラック買取業者3選


最後に、右の皿の数字を取りに行くための窓口をまとめておきます
査定は無料ですし、金額を聞いてから断っても構いません。まずは数字だけ、確かめてみてください
査定比較にもどうぞ


トラックの買取金額は、依頼する業者によって数十万円単位で変わる場合があります
ここでは実績の申し分ない「トラック高価買取業者3社」を厳選しました
→→表は右に動かせます→→
| 1位 トラックファイブ | 2位 トラック王国 | 3位 カーネクスト | |
| 実績 | 創業22年 年間買取13,000台以上 買取総額757億円以上 →業界トップクラス | 創業17年 顧客満足度93% | 全国13,000社以上の 販売ネットワーク |
| 対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 |
| 買取対象 | トラック・重機(建機) バス・バン・農機具 | トラック・バス 重機・特殊車両 | トラック全般 |
| 査定料・出張費 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 現金化スピード | 査定員が現金持参で 即日払いに対応 | 即日現金買取に対応 | 電話1本で 査定から契約まで完結 |
| 書類手続き代行 | 無料 | 対応あり | 無料 |
| 申込方法 | WEB(最短20秒) /電話 | WEB(最短30秒) /電話 | WEB(24時間) /電話 |
| こんな人におすすめ | とにかく1円でも 高く売りたい人 | 細かい要望も 聞いてほしい人 | 立ち会う時間がなく 手間なく売りたい人 |
| 公式HP | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
| 口コミ | トラックファイブ 評判をみる | トラック王国 評判をみる |
査定額は、1社ごとに全く違います。数十万円も損しないために3社査定、最低でも2社査定はしましょう
それでは1位から順に「各社の強み」と「使いどころ」を詳しく見ていきましょう
1位 年間13,000台を買い取る、創業22年の業界大手「トラックファイブ」
| 実績 | 創業22年 年間買取13,000台越 買取総額757億円以上 →業界トップクラス |
| 対応エリア | 全国 (拠点11か所) |
| 買取対象 | トラック・重機(建機)・バス・バン・農機具 |
| 査定料・出張費 | 無料 |
| 現金化スピード | 査定員が現金持参で 即日払いに対応 |
| 書類手続き代行 | 無料 |
| 申込方法 | WEB相談(最短20秒・24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | 株式会社ZEAL.TEAM |
| 公式HP | 無料査定する |
- 直営店で中間マージンが発生せず、海外販路も持つため買取額が伸びやすい
- 年間買取13,000台以上・買取総額757億円以上という国内トップクラスの実績
- 査定員が現金を持って訪問するため、その場で即日資金化できる



低年式・不動車・故障車・事故車はもちろん、バスや農機具、発電機まで査定の対象です
他社で「値段はつきません」と言われた1台でも、トラックファイブなら買取価格がつく可能性あり!
全国対応の無料出張査定にくわえ「名義変更」や「廃車の面倒な書類手続き」もすべて無料で代行
まずは最短20秒のWEB相談で、あなたのトラックの今の相場を確かめてみてください
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2位 顧客満足度93%を誇る、創業17年の専門店「トラック王国

」
| 実績 | 創業17年 顧客満足度93% |
| 対応エリア | 全国 |
| 買取対象 | トラック・バス・重機・特殊車両(冷凍車/タンク車など) |
| 査定料・出張費 | 無料 |
| 現金化スピード | 即日現金買取に対応 |
| 書類手続き代行 | 対応あり |
| 申込方法 | ネット査定(最短30秒・24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | ㈱トラックオーコク |
| 公式HP | 無料査定する |
- 電話ヒアリング時に虚偽がなければ、現地査定で査定額を減額すること無し
- 出張査定費用が0円のため、振込額が後から目減りする心配がない
- 創業17年・顧客満足度93%を積み上げた商用車専門の買取サイト



社名ペイントの消去や「同じ県内では売らないでほしい」といった細かい要望にも応えます
トラックを手放す理由は人それぞれで、事情をくみ取ってほしい場面も少なくありません
トラック王国は要望を1つずつ聞いたうえで、運転資金づくりに直結する即日現金買取にも対応します
広告やメディアで見かけたことのある "安心感" は、初めての売却では大きな後押しになります
3位 来店0回・電話1本で完結する「カーネクスト」
| 実績 | 全国13,000社以上の 販売ネットワーク |
| 対応エリア | 全国 |
| 買取対象 | トラック全般 (低年式・過走行・事故車もOK) |
| 査定料・出張費 | 無料 (引取りのレッカー費用も0円※大型トラックの不動車や一部離島のぞく) |
| 現金化スピード | 電話1本で 査定から契約まで |
| 書類手続き代行 | 無料 |
| 申込方法 | WEB申込(24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | ㈱カーネクスト |
| 公式HP | 公式サイトを見る |
- 来店も実車査定も不要で、電話1本だけで査定から契約まで完了する
- 実店舗を持たない「オンライン完結型」で運営コスト削減し、買取価格に還元
- 全国13,000社以上の販売ネットワークから、最適な売却先をマッチング



複数台の一括売却や継続的な車両入替にも、法人向けのワンストップ体制で対応します
日中は現場に出ていて、査定の立ち会いに時間を割けない方は少なくありません
カーネクストなら書類の記入から陸運局への提出まで無料で代行してくれます
引取りのレッカー代も0円(※大型トラックの不動車や一部離島のぞく)なので、動かない1台を持て余している方こそ、試す価値があります
焦らなくて大丈夫です
数字が2つ揃ってから、あなたのタイミングで決めてください
