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【原因は2つ】デュトロの燃費が悪いのはなぜ?対策と見極め方

配送を終えた午後7時、スタンドで給油を終えたレシートを、しばらく折らずに持ったままでいた

200kmちょっと走って、50L近く入っている

そんな経験、ありませんか

「デュトロ 燃費悪い なぜ」と検索する方の多くが、この瞬間の気持ち悪さを抱えています

カタログには10km/L近い数字が書いてあるのに、自分のは6km/Lにも届かない

この車が外れなのか、自分の乗り方が下手なのか、それとも壊れかけているのか

その3つを自分では切り分けられないまま、給油のたびにモヤモヤだけが積み上がっていく

先に結論をお伝えします

デュトロの燃費が悪くなる原因は、「あなたにはどうにもできない構造側」と「あなたが今日から動かせる使い方・整備側」の2つに、きれいに分かれます

この線引きができていないから、対策しても手応えがないんです

正直に言うと、燃費のことを人に相談するのが怖いんです。「乗り方が下手なんじゃないの」って言われそうで。

その気持ち、よくわかります。でも安心してください。同じ年式のデュトロで、5km/Lの人と9.75km/Lの人が実際にいます。運転の巧拙だけでこの差はつきません。まず何が違うのかを、一緒に切り分けていきましょう。

この記事を読むとわかること
  • デュトロの燃費が悪くなる原因を、構造側と使い方側に切り分ける方法
  • カタログ燃費と実燃費が合わない、本当の理由
  • メーカーと国が公表している、DPRの再生と燃料の関係
  • 今日から効く対策と、それぞれが何%効くのかの目安
  • 対策をやり切っても数字が戻らなかったときの、次の判断手順

読み終わるころには、今日やることと、そのあとの判断手順が決まっているはずです

モヤモヤしたまま給油を続ける日々に、ここで区切りをつけましょう

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「トラックを少しでも高く、安心して売りたい」という方に向けて、業者の選び方、売却時の注意点をわかりやすく発信

目次

デュトロの燃費が悪いのはなぜ?原因は「構造側」と「使い方側」の2つに分かれます

デュトロの燃費が悪いのはなぜ?原因は「構造側」と「使い方側」の2つに分かれます

まず、いちばん大事な話をします

デュトロの燃費が悪くなる原因は、性質のまったく違う2つのグループに分けられます

ひとつは構造側、つまり車の成り立ちそのものに理由があるもの

もうひとつは使い方・整備側、つまり明日からでも変えられるもの

この2つは、対策の効き方がまったく違います

ここを分けずに「燃費を良くする方法10選」のような記事を上から順に試すから、手応えが出ないんです

まずは全体像を見てください

スクロールできます
構造側(変えるのが難しい)使い方・整備側(今日から動かせる)
年式と排出ガス規制の世代タイヤの空気圧
DPR・DPFという浄化装置の存在アクセルの踏み方
車両重量と架装の重さ荷台に積みっぱなしの不要な物
エンジンの出力の出方アイドリングの時間
短距離・低速中心という走行環境エアコンの使い方
―浄化装置の再生を妨げない走り方

この記事は、この表に沿って進みます

左の列を先に理解して、右の列を実行する

その順番が守れると、対策の手応えがはっきり変わります

カタログ燃費と実燃費が合わないのは、そもそも測り方が違うから

カタログ燃費と実燃費が合わない理由|事務所でカタログと給油レシートを見比べる男性1人が眉をひそめる

最初に、いちばん多くの方がつまずいている場所を片づけます

カタログの数字と、自分の給油記録を並べて比べていませんか

実は、この2つはまったく違う土俵の数字なんです

中古車情報サイトのグーネットに掲載されているデュトロのカタログ燃費(10・15モード)は、7.1〜10.4km/Lとなっています

一方、みんカラに投稿された実際の給油記録を見ると、まったく違う景色が見えてきます

「軽油(ディーゼル)の平均燃費 6.34 km/L」「給油記録 1,323件」「チェギラさんの軽油での平均が6.31 km/L(838回目の給油)」

引用元:みんカラ「デュトロの燃費(給油情報)」より

1,323件の給油記録から出た平均が6.34km/L

カタログの下限である7.1km/Lすら、下回っています

しかも838回も給油を記録している方の長期平均が6.31km/Lですから、たまたま悪い日のデータが集まったわけでもありません

この2つの数字を、図にして並べてみます

【縦棒作成】デュトロのカタログ燃費と実測平均の差。カタログ燃費(下限):7.1km/L / カタログ燃費(上限):10.4km/L / 実測平均(1,323件):6.34km/L 実測平均(1,323件)を強調

引用元:グーネット中古車「デュトロ(日野)の燃費情報」、みんカラ「デュトロの燃費(給油情報)」より

ここで大事なことを、ひとつだけ

これはメーカーが数字を盛っている、という話ではありません

カタログ燃費は、決められた条件のもとで測った数値です

実際の現場は、積載量も、坂道も、信号の数も、荷待ちの時間もバラバラです

測り方が違うものを並べて「話が違う」と怒っても、答えは出てこないんです

さらにややこしいのが、年式によってカタログ燃費の測り方そのものが変わっていることです

日野自動車は、燃費表示について次のように公表しています

「本年4月より新しい燃費試験法(JH25モード)に基づく表示に変更となります」

引用元:日野自動車「新試験法(JH25モード)による燃費表示対応の遅れについて」より

つまり、古い年式のカタログ値と新しい年式のカタログ値では、ものさしそのものが違うということです

同業者と「うちは何km/L」と数字を見せ合っても話が噛み合わないのは、これが理由のひとつです

ここで言えないこと

この数字から「デュトロだけが特別に燃費の悪い車だ」とは言えません

他のメーカーの同クラスと、同じ条件で比べたデータではないからです

あくまで「カタログと実走行には差がある」という事実だけを、ここでは押さえてください

同じ2012年式なのに、5km/Lの人と9.75km/Lの人がいる

同じ年式で燃費が倍違う|営業所の車庫に並ぶ2台の2tトラックの前で2人が数字を見比べ驚く

ここからが、この記事のいちばん大事な部分です

みんカラに投稿されている燃費の口コミを見ていくと、あることに気づきます

同じ2012年式のデュトロなのに、報告されている数字がまるで違うんです

まず、こちらの声

「だいたい燃費が5キロだけど😅」

引用元:みんカラ「デュトロの燃費口コミ」より(PONKOCHU OZISANさん/ハイグレード・2012年式)

そして、こちらの声

「254[km]走って、26.05[L]入ったので、254/26.05=9.75[km/L]でした。そのうち150[km]は空荷でしたが、悪くない数値と思います。」

引用元:みんカラ「デュトロの燃費口コミ」より(U0014さん/プログレード・2012年式)

5km/Lと、9.75km/L

同じ年式の、同じ車種で、ほぼ倍の開きです

この事実が意味することは、ひとつしかありません

デュトロという車が一律に燃費の悪い車なのではなく、条件によって出る数字がまったく変わるということです

実際、9.75km/Lを出した方はご自身で「そのうち150kmは空荷でした」と条件を添えています

254kmのうち150kmが空荷、つまり6割近くが荷物を積んでいない状態だったわけです

この方が条件を書き添えたのは、偶然ではないと思います

毎日トラックに乗っている人ほど、「条件を書かないと燃費の数字は意味を持たない」ことを、体で知っているからです

ちなみに、6km/L前後という数字を「こんなものだ」と受け止めている声もあります

「L/6km位、3tトラックとしては標準的。」

引用元:みんカラ「デュトロの燃費口コミ」より(元Gureさん/プログレード・2012年式)

同じ6km/Lという数字でも、「悪い」と感じる人と「標準的」と受け止める人がいる

この違いは、性格の問題ではありません

比べる相手を持っているかどうかの違いです

あなたが今「悪い」と感じているなら、その感覚は決して的外れではありません

ただ、その原因が構造側にあるのか、使い方側にあるのかは、まだ分かっていないだけです

次の章から、ひとつずつ確かめていきましょう

構造側の原因①:DPR(排出ガス浄化装置)の再生が、燃料を余分に使っている

構造側の原因①:DPR(排出ガス浄化装置)の再生が、燃料を余分に使っている

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です

まず、みんカラでこんな声を見つけました

「DPFの再生回数が多いからか、燃費悪いです💦💦」

引用元:みんカラ「デュトロの燃費口コミ」より(としくん★さん/2012年式)

この「からか」という言い方に、注目してください

断定していないんです

感覚はあるけれど、確信が持てない

だから、ここで答え合わせをします

この方の感覚は、外れていません

メーカーである日野自動車と、国土交通省の両方が、これを裏づける内容を公表しています

その前に、装置の説明を少しだけ

DPR(=排気ガスに含まれる細かい燃えカス、いわゆる「すす」を集めておいて、あとでまとめて燃やす装置のこと)は、排出ガスをきれいにするために積まれています

ここで、当たり前だけれど見落とされがちなことがあります

  • すすを「燃やす」ということは、そのぶん燃料を使うということ
  • 燃やす回数が増えれば、使う燃料も増える
  • そして「燃やす回数」は、走り方によって変わる

この3行が、あなたの燃費の謎を解く鍵になります

メーカー公式が明かす「自動再生が完了しない場合がある」という事実

自動再生が完了しない条件|早朝の車庫で運転席のメーターの警告ランプを覗き込む男性1人が困惑

日野自動車の公式サイトに、こう書かれています

「運転条件によっては、排気ガス浄化装置内に捕集したススの燃焼(自動再生)が完了しない場合があります。その場合は、手動にてススの燃焼(手動再生)を行う必要があります。」

引用元:日野自動車「日野の製品、仕様、機能について|よくあるご質問」より

「運転条件によっては、完了しない場合があります」

メーカー自身が、はっきりそう書いているんです

つまり、走り方によっては、すすが燃え切らないまま残るということです

そして、手動で燃やす場合にかかる時間についても明記されています

「通常ススの燃焼(手動再生)処理は、約15分~20分で終了しますが、冬場はエンジンが冷えている場合、20分以上の時間がかかることがあります。」

引用元:日野自動車「日野の製品、仕様、機能について|よくあるご質問」より

15分から20分

冬場は、それ以上かかることもある

この時間は、1メートルも進まずにエンジンを回し続けている時間です

走行距離は1kmも増えないのに、燃料だけが減っていく

これが週に何度も起きていたら、月末の給油量に効いてこないはずがありません

すすが燃えるまでの流れを、図にまとめました

【ステップ作成】DPRのすすが燃えるまでの流れ:すすがたまる→自動再生が始まる→燃え切らないとランプが点滅→手動再生15〜20分→放置すると出力制限

引用元:日野自動車「日野の製品、仕様、機能について|よくあるご質問」より

この流れのどこで止まっているかによって、燃料の使われ方が変わります

ただし、ひとつだけ注意していただきたいことがあります

必ずお読みください

症状の出方や対処のしかたは、車両の年式・型式・装備によって異なります

ここで紹介しているのはメーカーが公表している一般的な案内であり、あなたの車の状態を特定するものではありません

ランプが点滅する、明らかに燃費が落ちたといった変化がある場合は、必ず販売店や整備工場で点検を受けてください

つまり、再生が終わらない使い方をしていると、走ってもいないのに燃料を使う時間が増えるってことですか?

そういうことです。しかも厄介なのは、燃えきらないまま次のすすがたまっていくと、再生の頻度そのものが上がっていく点です。走行距離は伸びていないのに給油だけ増える、という状態になります。

国土交通省も「低速走行が多いとすすがたまる」と注意喚起している

低速走行が多いとすすがたまる|渋滞した市街地の道路で2tトラックの運転席に座る男性1人がため息をつく

メーカーだけの話ではありません

国土交通省も、DPFの使用方法について注意を出しています

「低速走行が多くなった場合や手動再生を実施しない場合等において、PM(粒子状物質)がDPFにたまり」「PMを除去するためのアイドリング時間が長くなる、あるいは、エンジンが停止する等の事例が報告」

引用元:国土交通省「DPF(黒煙除去フィルタ)等の正しい使用方法について」より

読んでいて、心当たりはありませんか

「低速走行が多くなった場合」

「アイドリング時間が長くなる」

市街地を細かく回る配送

現場で荷降ろしを待つ時間

渋滞にはまりながらの短距離移動

これらはすべて、装置にとっては「すすを燃やしにくい条件」なんです

メーカーが「運転条件によっては完了しない」と言い、国が「低速走行が多いとたまる」と言っている

この2つが同じことを指しているという事実は、かなり重いと思います

ここで、多くの方が誤解しがちなことを整理しておきます

これは「あなたの運転が下手だ」という話ではありません

あなたの仕事の内容と、この装置の得意な走り方が、たまたま噛み合っていないだけです

市街地の細かい配送は、誰がやっても低速走行になります

現場での待機は、あなたが選んでいるわけではありません

ここが、この記事で伝えたい「用途とのミスマッチ」という考え方の出発点です

整備工場に持ち込むべきサインは、はっきり決まっている

整備工場に持ち込むべきサイン|整備工場でトラックの前に立つ整備士と所有者の2人が真剣に話し込む

「様子を見ていいのか、それとも持ち込むべきなのか」

この判断で迷う方が、本当に多いです

実は、この基準もメーカーがはっきり示しています

「メータパネル内のインジケータランプおよびスイッチ内蔵のインジケータランプが点滅したまま長時間放置(約150km走行以上またはPTO稼動約8時間以上)するとチェックエンジンランプが点灯し出力が制限されます。」「頻繁にメータパネル内のインジケータランプおよびスイッチ内蔵のインジケータランプが点滅する場合は、最寄の日野整備工場で点検・整備を受けて下さい。」

引用元:日野自動車「日野の製品、仕様、機能について|よくあるご質問」より

約150km走行以上、放置しない

頻繁に点滅するなら、点検を受ける

数字で線が引かれているので、迷う必要がありません

整備工場に相談したほうがよいサイン
  • 浄化装置のランプが、以前より明らかに頻繁に点滅するようになった
  • 点滅したまま走り続けている(約150km走行以上が目安)
  • チェックエンジンランプが点灯した
  • 加速が以前より鈍く感じる(出力制限がかかっている可能性)
  • 走り方も積み荷も変えていないのに、給油量だけが増えている

ここで大事なのは、自分で原因を特定しようとしないことです

インターネットで調べて「たぶんこの部品だろう」と当たりをつけても、実際は別のところが原因だったという話は珍しくありません

点検は、プロに任せてください

DPF・DPR・DPDって何が違うの?(呼び名の話)

DPF・DPR・DPDは、いずれも排出ガスに含まれるすす(細かい燃えカス)を集めて処理するための装置を指す言葉です

国土交通省の資料ではDPFという呼び方が使われており、日野自動車の案内ではDPRという名称が使われています

メーカーごとに呼び名が違うので混乱しやすいのですが、「すすを集めて、あとで燃やす」という基本的な役割は共通しています

整備工場で相談するときは、車検証を持っていけば車両ごとの正確な装備を確認してもらえます

構造側の原因②:年式・架装・エンジン特性という、変えようのない前提

構造側の原因②:年式・架装・エンジン特性という、変えようのない前提

浄化装置の話が構造側の1つ目だとすると、残りは3つあります

年式、架装の重さ、そしてエンジンの出力の出方です

どれも「明日から変える」ことはできません

だからこそ、まず正しく理解しておく必要があるんです

変えられないものに労力をかけても、疲れるだけですから

年式が違うと、積まれている装置そのものが違う

年式で装置が違う|中古トラック展示場で年式の異なる2台を見比べる男性2人が指をさして話す

「昔乗っていたトラックのほうが燃費が良かった気がする」

こう感じている方は、少なくないと思います

その背景には、排出ガス規制の歴史があります

国土交通省は、ディーゼル車の規制についてこう記しています

「平成14年、15年、16年規制(新短期規制)として、NOx、PM等の規制強化」「平成17年規制(新長期規制)」「平成20年には平成21年規制(ポスト新長期規制)」「平成27年には、ディーゼル重量車及び二輪車の排出基準の強化を実施」

引用元:国土交通省「自動車の排出ガス規制(新車)」より

この流れを、時系列で見てみましょう

【タイムライン作成】ディーゼル排出ガス規制の変遷。平成14〜16年:新短期規制 / 平成17年:新長期規制 / 平成21年:ポスト新長期規制 / 平成27年:ディーゼル重量車の基準強化

引用元:国土交通省「自動車の排出ガス規制(新車)」より

規制が段階的に厳しくなるたびに、排出ガスをきれいにするための装置が増えてきました

装置が増えれば、車体は重くなります

そして、その装置を働かせるためのエネルギーも必要になります

ただし、ここで結論を急がないでください

ここで言えないこと

「規制が厳しくなったせいで燃費が◯%落ちた」とは言えません

規制と燃費の関係を数値で示した公表データが確認できないからです

また「古い年式のほうが燃費がいい」と一般化するのも危険です

規制が強化されると同時に、エンジンや変速機の改良も進んでいるからです

年式によって前提が違う、という事実だけを押さえてください

ちなみに、燃費そのものの基準も年々厳しくなっています

「トラック等:7.63 km/L(現行の基準と比較して、約13.4%の基準強化)」

引用元:国土交通省「トラック、バス等の燃費基準が強化されます」より

2025年度を目標年度とする基準で、約13.4%の強化とされています

ただし、この7.63km/Lという数字はトラック全体を加重平均して算出した値です

デュトロ個別の目標値ではありませんので、そのまま自分の車に当てはめないでください

架装の重さは「毎日ずっと積みっぱなしの見えない荷物」

架装の重さは見えない荷物|屋外で冷凍車の荷台まわりを確認する男性2人が冷凍機を指さす

ここで、見落とされがちな話をします

架装(=荷台やクレーン、冷凍機など、車体の上に取り付けられた設備のこと)の重さです

環境省が公表しているエコドライブの資料には、こう書かれています

「100kgの荷物を載せて走ると、3%程度も燃費が悪化します」

引用元:環境省「エコドライブ10のすすめ」より

100kgで3%

ここで考えてみてください

冷凍機やクレーン、パワーゲートは、荷物を降ろしても降ろせません

つまり、毎日ずっと積みっぱなしの荷物と同じなんです

同じ「2tクラス」という言葉でくくられていても、平ボディと冷凍車では、走り出す前の前提がまるで違います

これは、あなたの努力ではどうにもならない部分です

この数値を読むときの注意

環境省が示している「100kgで3%」という数値は、乗用車を含む一般的な目安です

トラック専用に測定された数値ではありません

積載量の大きいトラックでは効き方が変わる可能性がありますので、そのまま計算に使うのではなく、「重さは確実に効いてくる」という方向性を掴むために使ってください

じゃあ荷台を空っぽにして走れば、めちゃくちゃ軽くなって燃費上がりますよね!

荷物は降ろせます。でも冷凍機は降ろせませんよね。そこが架装の怖いところなんです。降ろせるものと降ろせないものを、まず分けて考えてください。

「4Lもあるのにパワーが出ない」と感じるとき、踏み込みが燃費を削っている

パワー不足で踏み込むと燃費が落ちる|坂道を登る積載状態のトラックの運転席で男性1人が渋い表情でアクセルを踏む

ここは、構造側と使い方側の境界線にあたる部分です

みんカラのクルマレビューに、こんな声がありました

満足している点「空荷でもある程度快適な乗り心地である点。インパネやメーター類も使い易く見易く細いピラーは少し怖いながは前面視界も抜群」/不満な点「積載時のコーナリングではエルフやキャンターに較べると脚が沈み込む。4Lもありながらパワーはない」

引用元:みんカラ「積載時と空荷時の両方を考慮した乗り味!|日野 デュトロ|クルマレビュー」より(元Gureさん/プログレード・2012年式)

乗り心地と視界は褒めているのに、パワーには物足りなさを感じている

そして同じ方が、燃費についてこうも書いています

「200㎞走り50L位入るから決して良くはない、パワー不足で踏み込むのも大きい。」

引用元:みんカラ「デュトロの燃費口コミ」より(元Gureさん/ハイグレード・2012年式)

「パワー不足で踏み込むのも大きい」

この一文に、燃費の仕組みが凝縮されています

  • 思ったように加速しない
  • だから、いつもより深くアクセルを踏む
  • 深く踏めば、燃料をより多く使う
  • 結果として、燃費が落ちる

ここが面白いところで、踏み込ませているのは車ですが、踏み込んでいるのは自分なんです

だから、この部分は構造側と使い方側の両方にまたがっています

そして、両方にまたがっているということは、片方は自分で動かせるということでもあります

ところで、ここまで読んで「デュトロってダメな車なのか」と思われた方がいるかもしれません

それは違います

グーネットに投稿されたデュトロの評価を見てください

総合評価4.4点(5段階)。走行性能4.5/快適性4.5/燃費性能4.0/装備4.5/内装・外装4.0/価格4.5

引用元:グーネット「デュトロ(日野)の口コミ・評価」より(まみ太郎さん/2013年1月投稿)

総合4.4点、走行性能も快適性も装備も4.5点

そのなかで、燃費性能だけが最下位の4.0点です

この評価の内訳が、すべてを物語っていると思いませんか

デュトロは、悪い車ではありません

ただ、燃費という一点だけは、持ち主が引っかかりやすい車なんです

なお、この投稿は2013年1月のもので、2代目が登場して間もない時期の評価です

その後のモデルでは改良も重ねられていますので、年式によって印象は変わります

使い方・整備側の原因:今日から動かせるのは、この5つだけです

使い方・整備側の原因:今日から動かせるのは、この5つだけです

ここからは、あなたが自分で動かせる話です

気持ちを切り替えていきましょう

まず、それぞれの対策が何%くらい効くのかを、公的な数値で確認します

環境省をはじめ、警察庁・経済産業省・国土交通省の4省庁で構成する連絡会が公表している「エコドライブ10のすすめ」から、数字を拾ってみました

【横棒比較作成】運転と整備で動く燃費の幅。ふんわりアクセルeスタート:10%改善 / 早めのアクセルオフ:2%改善 / タイヤ空気圧不足:4%悪化 / 不要な荷物100kg:3%悪化 / エアコンの使い方:12%悪化 ふんわりアクセルeスタートを強調

引用元:環境省「エコドライブ10のすすめ」より

この図を見て、何か気づきませんか

どれも、お金をかけずに今日から変えられるものばかりです

そして、合計すると決して小さくない幅になります

この数値を読むときの注意

これらの数値は、乗用車を含む一般的な目安として公表されているものです

トラック専用に測定された数値ではありません

積載量や架装の条件によって効き方は変わりますので、「この順番で効きやすい」という優先順位の参考としてお使いください

では、優先順位の高いものから順に見ていきましょう

STEP
タイヤの空気圧を確認する

費用ゼロで今日できて、効果も公的な数値で示されている

STEP
荷台の不要なものを降ろす

10分の作業で、毎日効き続ける

STEP
発進の踏み方を変える

いちばん効くが、習慣を変える必要がある

STEP
アイドリングの時間を見直す

ただし、浄化装置の再生中は必要な時間なので例外

STEP
整備工場に相談する

吸気や潤滑の状態は、プロに見てもらう領域

タイヤの空気圧は、費用ゼロで効く唯一の対策

タイヤの空気圧を確認する|早朝の車庫でトラックのタイヤにエアゲージを当てる男性1人が真剣な表情

最初に手をつけるべきは、ここです

理由は単純で、お金がかからないのに、効果が公的な数値で示されているからです

「市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化します」(タイヤの空気圧が適正値より不足した場合)

引用元:環境省「エコドライブ10のすすめ」より

空気が抜けたタイヤは、地面との接し方が変わり、転がりにくくなります

転がりにくい状態で走れば、そのぶん余計な力が必要になる

台車を押すとき、車輪がスムーズに回るかどうかで疲れ方が変わるのと同じ理屈です

ここで、トラックならではの注意点があります

トラックの適正な空気圧は、乗用車のように「これ」と決まった1つの数字ではありません

積載する量によって、必要な空気圧が変わってくるからです

  • まずは運転席まわりの表示や、車両の取扱説明書で指定値を確認する
  • 装着しているタイヤのサイズや種類によっても適正値は変わる
  • 分からなければ、給油のついでにスタンドや整備工場で聞く
  • タイヤが冷えている状態で測るのが基本

なお、適正値は車両やタイヤによって異なりますので、必ず販売店や整備工場で確認してください

アクセルの踏み方だけで10%動く

アクセルの踏み方で燃費が変わる|信号待ちのトラック運転席で男性1人がゆっくり発進しようと集中する

効果の大きさで言えば、ここがいちばんです

「10%程度燃費が改善します」(ふんわりアクセル「eスタート」)「2%程度燃費が改善します」(早めのアクセルオフ)「市街地では2%程度、郊外では6%程度も燃費が悪化します」(加速・減速の多い運転)

引用元:環境省「エコドライブ10のすすめ」より

発進の踏み方を変えるだけで、10%程度の改善が見込めるとされています

先ほど紹介した「パワー不足で踏み込むのも大きい」という声を、思い出してください

あの方は、自分でその因果に気づいていたわけです

特に、荷物を積んでいるときほど、発進の踏み方の差がそのまま出ます

重いものを動かし始める瞬間に、いちばん力が要るからです

荷物を満載した台車を、いきなり走らせようとするか、じわっと動かし始めるかの違いだと思ってください

そして意外と効くのが、早めにアクセルから足を離すことです

信号が赤に変わるのが見えたら、そこから先はアクセルを踏まない

これだけで2%程度の改善とされています

踏み方は、明日から変えられます。年式は変えられません。まずは変えられる側から手をつけてください。1か月続けて給油記録を見比べれば、答えは出ます。

アイドリングと、荷台に積みっぱなしのものを見直す

荷台の不要な荷物を降ろす|車庫でトラックの荷台から古い工具箱を降ろす男性2人が汗をかきながら作業

この2つは、地味ですが確実に効きます

まず、アイドリングから

「10分間のアイドリング(エアコンOFFの場合)で、130cc程度の燃料を消費します」

引用元:環境省「エコドライブ10のすすめ」より

10分で130cc

1回だけなら、たいした量ではありません

ただ、毎朝の暖機、荷待ちの時間、現場での待機を足し合わせると、どうでしょうか

1日1時間のアイドリングが積み上がっている現場は、決して珍しくありません

それが週6日、1か月続いたら、と考えると、無視できる量ではなくなります

ただし、ここで重要な例外があります

止めてはいけないアイドリング

浄化装置の再生中は、エンジンを回し続ける必要がある時間です

ここでエンジンを切ってしまうと、すすが燃え切らないまま残ってしまいます

「アイドリングは全部ムダ」と単純に考えず、再生中かどうかをメーターで確認する習慣をつけてください

判断に迷う場合は、必ず販売店や整備工場に確認しましょう

次に、荷台の話です

もう一度、環境省の数値を出します

「100kgの荷物を載せて走ると、3%程度も燃費が悪化します」

荷台を思い浮かべてください

去年から積んだままの資材、使っていない工具箱、予備で載せている板や毛布

ひとつひとつは大したことがなくても、合わせて100kg近くになっていることは、よくある話です

10分の片づけで、毎日効き続ける対策です

費用は、かかりません

エアクリーナーとエンジンオイルは、整備工場に任せる領域

整備はプロに任せる|整備工場のリフト上のトラックの下で整備士1人が点検し所有者が見守る

ここからは、自分でやらないほうがいい領域の話です

エンジンは、空気と燃料を混ぜて燃やすことで動いています

その空気を取り込む部分(エアクリーナー)が汚れていれば、吸い込める空気の量が減ります

マスクを何枚も重ねて全力疾走するようなものだと考えてください

同じ距離を走るのに、余計な力が要ります

エンジンオイルについても、状態が悪くなれば内部の摩擦が増え、効率に影響が出るとされています

ただし、ここで強くお伝えしたいことがあります

「うちの燃費が悪いのはエアクリーナーのせいだ」と、自分で決めつけないでください

燃費に影響する箇所は複数あり、素人が見て分かるものばかりではありません

やるべきことは、ひとつだけです

次の点検のときに、「燃費が落ちている」と具体的に伝えること

これだけで、整備士の見るポイントが変わります

整備工場に伝えるときの、メモの取り方

「なんとなく燃費が悪い」では、整備士も探しようがありません

以下の4点をメモして持っていくと、話が早く進みます

  • いつごろから落ちたと感じるか(〇か月前、車検の後、など)
  • どれくらい落ちたか(給油記録があれば数字で、なければ「満タンで走れる距離が〇km減った」でも十分)
  • 走り方や積み荷に変化はあったか(配送ルートが変わった、架装を追加した、など)
  • 浄化装置のランプの点滅頻度に変化はあるか

給油のレシートを何枚か束ねて持っていくのも有効です

数字は、どんな説明よりも正確に状況を伝えてくれます

対策をやり切っても数字が戻らないなら、その1台は「向いていない」だけです

対策をやり切っても数字が戻らないなら、その1台は「向いていない」だけです

ここからは、正直な話をします

多くの記事は、対策の一覧を並べたところで終わります

でも、読者が本当に困るのは、その先なんです

言われたことを全部やった、それなのに数字が変わらなかった

このとき、多くの方が自分を責めてしまいます

「やり方が足りないんじゃないか」「もっと丁寧に運転すべきなのか」と

ここではっきりお伝えします

使い方・整備側の対策で戻せるのは、「悪化した分」だけです

構造側にある差は、どれだけ丁寧に運転しても埋まりません

そして、それはあなたのせいでも、車のせいでもありません

ただ単に、そのデュトロと、あなたの仕事の内容が、噛み合っていないだけです

これを「向き・不向き」と呼びます

デュトロの構造が生きる使い方、不利になる使い方

使い方との相性を判断する|事務所で運行表を広げて2人が走行ルートを確認しながら考え込む

ここまでの話を、ひとつの表に落とし込みます

ご自身の毎日の使い方を、当てはめてみてください

スクロールできます
構造が生きる使い方不利になりやすい使い方
ある程度まとまった距離を走る短い距離を1日に何度も往復する
高速道路を使う機会がある市街地中心で、停車と発進が多い
停車と発進の回数が少ない低速で走っている時間が長い
架装が軽い(平ボディなど)重い架装を積んでいる(冷凍機・クレーンなど)
積載量に余裕があるほぼ毎日、満載に近い状態で走る

右の列に多く当てはまった方は、思い出してください

国土交通省が「低速走行が多くなった場合」にすすがたまると注意していたこと

そして日野自動車が「運転条件によっては自動再生が完了しない場合がある」と明記していたこと

右の列は、まさにその条件と重なります

走行距離と停車の頻度で整理すると、こうなります

【マトリクス2×2作成】使い方とデュトロの相性。軸=走行距離の長さ×停車の頻度。象限=高高:再生は進むが発進の燃料が増える / 高低:構造が生きる。向いている / 低高:再生が完了しにくい。最も不利 / 低低:走行が少なく差が出にくい

引用元:日野自動車「日野の製品、仕様、機能について|よくあるご質問」、国土交通省「DPF(黒煙除去フィルタ)等の正しい使用方法について」の記述をもとに整理

この図で言えば、左上(走行距離が短く、停車が多い)がいちばん不利な組み合わせです

ただし、これは判定を押しつけるための表ではありません

あくまで、ご自身の状況を客観的に見るための道具として使ってください

「乗り続けるコスト」と「今の価値」は、片方しか見えていない

乗り続けるコストと今の価値を比べる|事務所の机に給油レシートを広げた男性1人が電卓を叩いて悩む

ここまで来ると、次の疑問が浮かんできます

「向いていないと分かった、じゃあどうすればいいのか」

この判断で止まってしまう方が、本当に多いんです

なぜ止まるのか

理由は、はっきりしています

比べるための数字が、片方しかないからです

乗り続けた場合にかかる燃料代は、毎月レシートで見えています

けれど、そのデュトロが今いくらで手放せるのかは、まったく見えていない

片方だけ見えている状態で、人は決断できません

判断に必要な材料は、たった3つです

  • 今の実燃費(給油記録から計算できる)
  • 年間のおおよその走行距離(運行記録から分かる)
  • 今この車を手放した場合の金額(← ここだけが分からない)

最初の2つは、今日その場で計算できます

分からないのは、3つ目だけなんです

燃料代は毎月見てるんですけど、今いくらで売れるかなんて考えたこともなかったです。

そこなんです。そこが揃わないと、乗り続けるべきか入れ替えるべきか、比べようがありません。売る売らないは後で決めればいいんです。まずは数字を揃えることから始めてください。

誤解のないように書いておきます

「今すぐ売りましょう」という話ではありません

判断するための数字を、両方揃えましょうという話です

数字が揃ってから、乗り続けるという結論になるなら、それが正解です

低年式・過走行でも「値段がつかない」と決めつけないでください

低年式・過走行でも「値段がつかない」と決めつけないでください

ここで、多くの方が持っている思い込みを解いておきます

「20万km超えてるし、どうせタダ同然だろう」

「もう15年落ちだから、お金を払って引き取ってもらうしかない」

この思い込みで、費用を払って処分してしまう方が、実際にいらっしゃいます

その判断をする前に、ひとつ知っておいてほしいデータがあります

2026年6月の中古車輸出台数は157,992台(前年同月比109.7%)、1〜6月の累計は853,363台(前年同期比103.7%)。輸出先はロシア26,272台、タンザニア14,358台、モンゴル8,705台

引用元:グーネット自動車流通「中古車輸出統計データ」より要約

主な輸出先を、図で見てみましょう

【横棒比較作成】中古車の主な輸出先(2026年6月)。ロシア:26,272台 / タンザニア:14,358台 / モンゴル:8,705台

引用元:グーネット自動車流通「中古車輸出統計データ」より

日本の中古車には、海外に継続的な買い手がいます

しかも台数は、前年を上回って推移しています

日本の道路事情で「もう古い」とされる車でも、海外では現役として求められることがあります

だからこそ、海外に販路を持っている業者かどうかで、提示される金額が変わってくるんです

この数値を読むときの注意

この統計は乗用車を含む中古車全体の台数であり、トラック単独の輸出台数ではありません

また「あなたのデュトロも必ず高く売れる」ということを示すものでもありません

あくまで「日本の中古車には海外の買い手が存在する」という背景として受け止めてください

実際にいくらになるかは、年式・走行距離・架装・車両の状態を実際に見てもらわないと分かりません

うちのやつ30万km超えてるんで、お金払って引き取ってもらうしかないですよね?

…リョウさん、それ、値段がつくかどうか聞いてからでも遅くないですよ?無料で見てもらえるところもあるのに、なんでお金を払う前提なんですか。

燃費が合わないデュトロを、いくらで手放せるか調べる3つの手順

燃費が合わない1台を、いくらで手放せるか調べる3つの手順

では、見えていない3つ目の数字を、どうやって出すのか

手順は3つだけです

順番どおりに進めれば、迷うところはありません

STEP1:車検証を出して、書いてある内容を確認する

車検証の内容を確認する|事務所の机で車検証を広げて所有者欄を指さす男性1人が確認する

最初にやることは、査定の申し込みではありません

車検証を、手元に出すことです

ダッシュボードの奥で眠っている、あの書類です

確認するのは、次の項目です

  • 初度登録年月(=いわゆる年式)
  • 型式
  • 車両重量と最大積載量
  • 車体の形状(平ボディ・バン・冷凍車など)
  • 所有者の欄に、誰の名前が書かれているか

特に大事なのが、最後の所有者の欄です

ここに自分(または自社)の名前ではなく、販売店や信販会社の名前が書かれていることがあります

この場合、名義を変える前に、所有権を外すための手続きが必要になります

ここを確認しないまま話を進めると、あとで手続きが止まります

売却の日程が決まってから発覚すると、本当に慌てることになるんです

なお、必要になる書類や手続きの流れは、車両の区分や運輸支局によって異なります

自分で判断せず、必ず運輸支局や依頼先の業者に確認してください

STEP2:無料の出張査定を複数社から取る

複数社から無料査定を取る|営業所の車庫に停まった2tトラックの前で査定士と所有者2人が書類を見る

ここが、この手順のいちばん大事な部分です

そして、いちばん多くの方が省略してしまう部分でもあります

これだけは覚えておいてください

1社だけの査定額には、それが高いのか安いのかを測る物差しがありません

付き合いの長い販売店に「いくらになる?」と聞いて、返ってきた数字

それを「これが相場だ」と思い込んでしまうのが、いちばんもったいないパターンです

査定額は、年式・走行距離・架装・車両の状態に加えて、その業者がその車をどこに流せるかによっても変わります

先ほどの輸出のデータを思い出してください

海外に販路を持つ業者と、国内でしか売れない業者では、同じ車を見ても出せる金額が違って当然なんです

申し込む前に、確認しておきたいことがあります

  • 査定料と出張費が本当に無料か(あとから請求されないか)
  • 実際に車を見に来てくれるのか、電話だけの概算なのか
  • 査定額を書面でもらえるか
  • その場で契約を求められないか

特に注意したいのが、電話口の概算と、実車を見たあとの金額は別物だという点です

電話では車を見ていませんから、当然といえば当然なんです

電話の数字を信じ込んで予定を組んでしまうと、当日にがっかりすることになります

ここで、公平のために書いておきたいことがあります

下取りや一括査定は「悪」ではありません

新しい車の納車と同時に入れ替えたい場合、販売店での下取りは手間がかからず合理的な選択です

日程の調整が一度で済むという価値は、忙しい方にとって金額以上の意味を持ちます

一括査定も、自分で1社ずつ探す手間を省けるという点で有効です

ただしどちらの場合も、「他と比べていないと、その金額が妥当かどうかは判断できない」という点だけは変わりません

連絡の量が気になる場合は、申し込み時に希望の連絡方法や時間帯を伝えられるかどうかを確認しておくと安心です

STEP3:金額ではなく「条件」を書面で比べる

査定書の条件を比べる|事務所で複数の査定書を並べて比較する男性2人が真剣に読み込む

複数社から数字が出てきたら、いよいよ比較です

ここで、多くの方がやってしまう間違いがあります

いちばん高い数字を出したところに、すぐ決めてしまうことです

比べるべきは、総額ではありません

その金額に何が含まれていて、何が含まれていないかです

スクロールできます
確認する項目聞き方の例
出張査定の費用「査定に来ていただく費用は、金額から引かれますか」
書類手続きの代行範囲「名義変更の手続きは、どこまでやっていただけますか」
引き取り(レッカー)費用「動かない場合の引き取り費用は、別途かかりますか」
減額される条件「どんな場合に、いくら減額されますか」
名義変更の完了時期「名義変更は、いつまでに完了しますか」

この5つのうち、特に大事なのが「どんな場合に、いくら減額されますか」です

これを先に、できれば書面で確認しておいてください

売却で後悔した話の多くは、業者が悪かったというより、金額の前提を確認していなかったことが原因です

先に聞いておけば、防げます

また、名義変更や、自動車税・自賠責保険の還付、リサイクル料金の扱いについては、法令や各社の運用が関わってきます

この記事の情報だけで判断せず、必ず運輸支局や依頼先の業者に確認してください

燃費で悩んだデュトロを、まず無料の出張査定にかけてみる

燃費で悩んだデュトロを、まず無料の出張査定にかけてみる

3つの手順のうち、STEP1とSTEP3は自分で進められます

問題は、STEP2をどう動かすかです

トラック買取業者の中には、査定料と出張費をすべて無料にしているところがあります

名義変更や廃車の書類手続きを、無料で代行しているところもあります

日中は現場に出ていて査定の立ち会いに時間を割けない、という方でも動きやすい仕組みです

また、低年式・過走行・不動車・故障車も査定の対象にしているところがあります

「他で値段がつかないと言われた1台」でも、海外の販路を持つ業者なら金額がつく可能性があります

ただし、これだけは覚えておいてください

年式・架装・走行距離・お住まいのエリアによって、いちばん高い金額を出す業者は変わります

だからこそ、複数社に見せる意味があるんです

実績と対応範囲を確認しやすい買取業者を、以下にまとめました

査定は無料ですので、まずは今の金額を知るところから始めてみてください

\ 査定比較にもどうぞ /

トラック高価買取業者おすすめ3選

1社だけでは、その金額が高いのか安いのかを判断できません

できれば2〜3社から書面でもらって、金額と一緒に「減額される条件」と「書類代行の範囲」を並べて比べてみてください

急ぐ必要はありません

数字が揃ってから、ご自身のタイミングで判断すれば十分です

デュトロの燃費についてよくある質問

デュトロの燃費についてよくある質問
デュトロの実燃費は、どれくらいが普通ですか?

みんカラに投稿された1,323件の給油記録から算出された軽油の平均は6.34km/Lです

ただし、これはあくまで投稿されたデータの平均であり、積載量・架装・走行環境によって数字は大きく変わります

実際に同じ2012年式で「5km/L前後」という声と「9.75km/L」という声の両方が投稿されています

この数値を絶対の基準とは考えないでください

浄化装置の再生中は、燃費が落ちますか?

再生はすすを燃やす動作なので、そのぶん燃料を使います

日野自動車は手動再生に約15分〜20分かかり、冬場はそれ以上かかることがあると案内しています

この間は走行距離が伸びないため、燃費の数字には効いてきます

ただし、再生1回あたりに何リットル使うのかという数値は公表されていませんので、「〇L消費する」と断定することはできません

ランプが点滅していますが、そのまま走っていいですか?

日野自動車は、点滅したまま約150km走行以上またはPTO稼働約8時間以上放置すると、チェックエンジンランプが点灯して出力が制限されると案内しています

また、頻繁に点滅する場合は日野の整備工場で点検・整備を受けるよう求めています

症状の出方は車両によって異なりますので、自己判断せず、早めに販売店や整備工場に相談してください

ハイブリッドなら、燃費は良くなりますか?

カタログ上の数値はハイブリッド仕様のほうが高く表示されますが、実際の走行では使い方によって差が出ます

カタログ値と実走行に差が生じるという構図は、ハイブリッドでも同じです

「ハイブリッドにすれば必ず良くなる」とは言い切れませんので、導入を検討する場合は、ご自身の走行距離や停車の頻度といった使い方に照らして判断してください

洗車やワックスがけで、燃費は上がりますか?

燃費を決めているのは、年式・架装の重さ・積載量・走り方・整備の状態です

外装を磨くことで大きく変わるものではありません

私も昔は洗車機に3回通して本気で信じていましたが、あれは気持ちの問題でした

磨く時間があるなら、タイヤの空気圧を確認して、荷台の要らないものを降ろすほうが確実に効きます

燃費が悪いトラックは、査定額も下がりますか?

査定額は、年式・走行距離・架装の種類・車両の状態・整備の履歴など、複数の要素で決まります

燃費の実績値そのものが単独で大きく影響するというより、年式や走行距離といった要素と連動して評価されることが多いです

いずれにしても、1社の提示額だけでは高いか安いかを判断できません

複数社の無料査定を書面で取り、金額と条件を並べて比べてください

まとめ:原因を切り分ければ、次にやることは決まります

まとめ:原因を切り分ければ、次にやることは決まります

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました

最後に、要点をまとめます

この記事のまとめ
  • デュトロの燃費が悪い原因は、構造側と使い方・整備側の2つに分かれる
  • 構造側は、浄化装置の再生・年式・架装の重さ・出力の出方。乗り方では埋められない
  • メーカーも国も「運転条件によって再生が完了しないことがある」と公表している
  • 使い方・整備側は、空気圧・踏み方・アイドリング・不要な積載物。今日から動かせる
  • それでも数字が戻らないなら、そのデュトロはあなたの使い方に向いていないだけ
  • 判断には「乗り続けた場合の燃料代」と「今売った場合の金額」の両方が要る
  • 見えていないほうの数字は、無料の出張査定を複数社から書面で取れば分かる

給油のたびにレシートを見て、胃が重くなる

あの感覚の正体は、「原因が分からない」という不安だったはずです

原因が2つに分かれていると分かった今、その不安は少し軽くなっているのではないでしょうか

まずは、動かせる側から手をつけてください

空気圧を見て、荷台の要らないものを降ろして、発進の踏み方を意識する

それで1か月、給油記録をつけてみる

それでも数字が変わらなかったなら、そのときは胸を張ってこう言えます

「この車は、うちの仕事には向いていない」

誰のせいでもありません

ただ、それだけのことです

いいですか、燃費の悩みで大事なのは「我慢するか、買い替えるか」の二択で考えないことです。まず原因を切り分ける。次に動かせる側をやり切る。それから数字を揃えて比べる。この順番を守れた人は、あとから後悔しません。

最後に、揃えていない数字がひとつだけ残っていますね

その1台が、今いくらで手放せるのか

査定は無料ですし、書面でもらえば手元に残ります

売る売らないは、数字を見てから決めれば大丈夫です

\ 査定比較にもどうぞ /

トラック高価買取業者おすすめ3選

車庫に停まっているあのデュトロは、あなたと一緒にたくさんの荷物を運んできた相棒です

だからこそ、正しい数字で、正しく判断してあげてください

あなたのタイミングで、大丈夫です

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