
スカニアの方が絶対かっこいいじゃないですか! 見た目で決めちゃダメですか?



気持ちはわかります。私も最初はそうでした。ただ、見た目だけで決めて2年で手放した人を何人も見てきました。先に決めるのは車種じゃなくて「3つの軸」です。
この記事では、スカニアとボルボのどちらが優れているかという話はしません
その問いには、そもそも答えが存在しないからです
代わりにお渡しするのは、あなたが自分で結論を出すための3つの物差しです
- スカニアとボルボの向き・不向きを決める「3つの軸」
- 実際に両方に乗ったドライバーが語った、走りと疲労の違い
- 「外車は壊れる」という声の正体と、それが当てはまる条件・当てはまらない条件
- カタログより先に見るべき、国内の整備拠点数という数字
- 次の1台の予算を左右する、今乗っているトラックの手放し方
読み終わる頃には、「うちの走り方と拠点の位置なら、こっちだ」と自分の言葉で言えるようになっているはずです
そして、その決断を実行するための予算がどこから生まれるのかも、はっきり見えてきます
スカニアとボルボはどっちがいい?答えは「3つの軸」で決まる


結論から言います
「スカニアとボルボ、どちらが優れているか」という問いには答えがありません
あるのは「あなたの会社の走り方と体制に、どちらが向いているか」だけです
これは逃げの結論ではありません
トラックは仕事の道具です
乗用車のように「かっこいいから」で選んでも、毎日の運行が回らなければ意味がないんです
そこで、判断を分ける3つの軸を先にお渡しします
- ①走り方の軸|長距離の幹線輸送が中心か、近距離の多頻度配送が中心か
- ②人の軸|ドライバーが車の中で過ごす時間の長さ。疲労軽減と安全装備をどこまで優先するか
- ③地図の軸|自社の営業所や運行ルートから、整備してくれる拠点まで何分かかるか
この3つに自分の会社を当てはめると、おおよその方向が見えてきます
まずはざっくりとした早見表をご覧ください
| あなたの条件 | 向いている方向 | 理由 |
| 長距離の幹線輸送が中心で、燃料代と架装の作り込みを最優先したい | スカニア寄り | 用途別にキャブのシリーズが細かく分かれており、燃費性能を前面に打ち出したモデルがある |
| 長距離だが、ドライバーの疲労軽減と安全装備を最優先したい | ボルボ寄り | 第三者機関の安全評価が高く、国内のサービス網も広い体制を取っている |
| 近距離の多頻度配送が中心。整備は自社工場で完結させたい | 国産も十分に合理的 | 止まったときの復旧の早さと、部品の入手しやすさが効いてくる |
ここで、多くの方がやってしまう選び方についても触れておきます
それは「売れている方を選ぶ」という方法です
ところが、この2つのブランドに関しては、その基準がほとんど役に立ちません
日本自動車輸入組合の発表をもとにした報道によると、日本に入ってきた大型輸入トラックの台数は、年によって順位が入れ替わっています


引用元:トラックニュース「輸入トラック/2024年の年間輸入台数ボルボ511台・スカニア465台」、トラックニュース「輸入トラック/2025年の輸入台数、スカニア643台・ボルボ582台で首位逆転」より
2024年はボルボが511台でスカニアの465台を上回っていました
ところが2025年はスカニアが643台まで伸ばし、582台のボルボを逆転しています
1年で順位がひっくり返るんです
この動きは、新しいモデルの国内納入が始まったタイミングなどで大きく変わります
つまり台数の多さは「その年たまたま納車が集中したかどうか」を映しているだけで、車の良し悪しを表していません
逆に言えば、この2つは年間500〜650台という同じ規模で選ばれ続けている、実力の拮抗した相手同士だということです
だから「人気の方」では決まりません
決まるのは、あくまで3つの軸です



つまり、カタログを見比べる前に、自分の会社の条件を先に整理するってことですね?



その通りです。順番を逆にすると、いつまでも決まりません。カタログは、比べる物差しを持った人にだけ意味を持つ資料なんです。
そもそもなぜ輸入トラックが選ばれるのか|スカニアとボルボの共通点


比較に入る前に、片付けておきたい前提があります
そもそも、なぜ国産で足りているはずの日本で、わざわざ輸入トラックが選ばれるのか
ここを押さえておかないと、比較の意味が半分しか伝わりません
質問サイトで、まさにこの疑問に答えている回答を見つけました
「日本に導入されている海外のトラックは国産車には存在しないハイグレードのものだからです。わざわざ日本で外車のトラックが販売されている理由が日本車で同じ内容のものが無いからです。」
引用元:Yahoo!知恵袋(carview! みんなの質問)「何で大型トラックのドライバーはスカニアやボルボなどの海外の大型トラックの車種に憧れを持つのでしょうか?」より
これは核心を突いた指摘だと思います
日本に正規で入ってくる輸入トラックは、本国のラインナップの中でも上位に位置する仕様が中心です
つまり、国産の同じ価格帯と比べているつもりでも、実は比べている土俵が違うことがあるんです
走りの面についても、同じ質問サイトにこんな声がありました
「国産よりもトルクがあるので、重量貨物を引っ張るのに適していますし、車内も広く快適です。」
引用元:Yahoo!知恵袋(carview! みんなの質問)「スカニアやボルボの大型トラックを割と見かけますが、ドライバーさんや運送業界の中でどういう位置付けになるのでしょうか?」より
トルク(=タイヤを回そうとする力の強さのこと。重い荷物を引っ張り出すときに効いてくる)が太く、車内も広い
この2点は、スカニアとボルボに共通する強みとして語られることが多い部分です
正直に言うと、この憧れの気持ちは私もよくわかります
ただし、ここで一つだけ数字を見ておいてください
日本自動車会議所が伝えた統計によると、2025年の国内の普通トラック(積載量4トン以上の中・大型の合計)の販売台数は7万5689台でした
「2025年の普通トラック(積載量4トン以上、中・大型の合計)販売台数は、前年比4.7%増の7万5689台と、3年連続で前年を上回った。大型(同3.4%増)、中型(同8.2%増)ともに前年実績を超えた。」
引用元:一般社団法人 日本自動車会議所「2025年の国内普通トラック販売、4.7%増の7万5689台 3年連続プラス 大型・中型ともに増加」より
一方、同じ2025年にスカニアとボルボが日本へ入ってきた台数は、合わせて1225台です
ここで注意していただきたいのは、「販売台数」と「輸入台数」は集計の取り方がまったく違う統計だということです
だから割り算をして「シェア何%」と断定することはできません
それでも、桁が2つ違うという事実だけは伝わるはずです
輸入トラックは、国内で走っている中・大型トラックの中では、圧倒的に少数派の存在なんです
この事実は、記事の後半でもう一度、まったく別の意味を持って登場します
スカニアとボルボは、会社としてはどういう関係なの?
どちらもスウェーデン生まれの商用車メーカーですが、別々の会社です。日本ではスカニアの輸入・販売はスカニアジャパン株式会社が、ボルボ・トラックの輸入はボルボ・グループ・ジャパン株式会社が担当しています。同じ国から来た車なので似た系統に見えますが、設計の考え方も販売とサービスの体制もそれぞれ独自のものです。「北欧のトラック」とひとくくりにせず、別々のメーカーとして比べるのが正解です。
スカニアはシリーズごとに性格がまったく違う(P・G・R・S)


ここで、比較の前に絶対に整理しておくべきことがあります
「スカニア」とひとくくりに言っても、中身はまったく別物だということです
スカニアには、キャブ(=運転席のある部屋の部分のこと)の種類によって4つのシリーズがあります
スカニアの日本公式サイトでは、それぞれの用途がはっきり書き分けられています


引用元:Scania 日本「トラック」より
公式サイトの説明を、そのまま抜き出してみます
- Pシリーズ:「都市部や地域内での運転に理想的で、建設現場やその他の過酷な条件下での運転が実証された、最も汎用性の高いキャブ シリーズです。」
- Gシリーズ:「快適性と機能性を兼ね備えたバランスの取れた一台。広々としたキャブと優れた収納力で、あらゆる用途に対応します。」
- Rシリーズ:「長距離輸送に最適なプレミアムモデル。運転視界・快適性・操作性のすべてにおいて、ドライバーの疲労を軽減します。」
- Sシリーズ:「ドライバーのための”上質な移動空間”。フラットフロアと拡張収納を備えたキャブは、長距離輸送をより快適に、より効率的にします。」
お気づきでしょうか
PシリーズとSシリーズでは、想定されている仕事がまるで違います
片方は建設現場や街中で使い倒す車、もう片方は長距離を走り抜くための居住空間を備えた車です
ですから「スカニアとボルボどっち」という比較は、正確にはまだ比較になっていません
「スカニアのどのシリーズと、ボルボのどのモデルを比べるのか」まで絞って、はじめて意味のある比較になります
なお、日本に導入されるシリーズや仕様は時期によって変わりますので、実際に検討される際は必ず販売店で最新の状況をご確認ください
ボルボは日本ではFHが主力|UDトラックスとの提携という強み


一方のボルボは、日本ではFHというモデルが主力です
2021年11月に発表された公式のリリースには、エンジンについてこう書かれています
「高排気量で、高トルクを低回転から高回転域まで持続するパワフルな13L エンジン」
引用元:PR TIMES「ボルボ・トラック、新型「ボルボFH」の販売開始」より
排気量を小さくする流れが世の中にある中で、13リッターという大きなエンジンを続けている
ここにボルボの姿勢が表れています
そして、この記事で最も注目していただきたいのが次の一文です
「全国に160拠点あるサービスネットワーク」
引用元:PR TIMES「ボルボ・トラック、新型「ボルボFH」の販売開始」より
ボルボ・トラックは、正規のディーラーに加えて、提携関係にあるUDトラックスのサービス拠点を含めた体制を組んでいます
これが何を意味するのか
その答えは、この記事の後半でじっくりお話しします
今の段階では、「輸入トラック選びで一番大事なのは、実は車そのものではないかもしれない」とだけ覚えておいてください
スカニアが向いている人|燃費と作り込みで選ぶなら


まずはスカニアから見ていきましょう
結論を先に言うと、スカニアが向いているのはこういう会社です
- 長距離の幹線輸送が中心で、月間の走行距離が長い
- 燃料代がコストの大きな割合を占めており、そこを削りたい
- キャブの居住性・収納を重視している(車中泊が前提の運行がある)
- 用途に合わせてシリーズを選び分けたい
スカニアが近年、最も前面に押し出しているのが燃費性能です
2023年11月に日本でも発売された新しいモデルについて、公式のプレスリリースにはこう書かれています
「ディーゼルエンジンの正味熱効率(BTE)を通常の30~40%から50%へと大幅に向上させました」
引用元:Scania 日本「20231124_新型Scania「SUPER」の発表」より
「正味熱効率(BTE)」ってなに?
軽油が持っているエネルギーのうち、どれだけがタイヤを回す力に変わったかを表す割合のことです。残りは熱や音として逃げてしまいます。この数字が30%なら、燃料の3割しか仕事に使えず、7割は捨てているという意味になります。これが50%まで上がったということは、同じ量の軽油からより多くの距離を走れる可能性がある、ということです。ただし実際の燃費は、積んでいる荷物の重さ、道の起伏、運転の仕方、天候などで大きく変わります。カタログ上の効率がそのまま燃費に反映されるわけではありません。
同じリリースには、欧州で行われた長距離トラックの性能比較テストの結果も載っています
燃費の部門で1位を獲得し、2位のメーカーに対して4.9%の差をつけたとのことです
さらに年間15万km走行した場合、年間で3000ユーロ(約47万1000円)の削減が可能だとメーカーは試算しています
ただ、メーカーの数字だけでは信じきれないというのが現場の本音ではないでしょうか
そこで、商用車の専門誌に載っていた現役ドライバーの実走レポートを見てみます


引用元:トラック総合情報誌「フルロード」「乗って使って新型スカニアを徹底検証!! 現役トラックドライバーによる忖度なしレポート」より
同じドライバーが、同じような運行条件で乗り比べた数字です
トレーラーを引いた状態で、平均3.6km/Lから4.4km/Lへ
高速を80km/hで走っているときのエンジンの回転数も、1250回転から1000回転まで下がったと報告されています
ここまで読むと、いいことばかりに見えます
でも、同じレポートには見逃せない指摘もありました
尿素水(アドブルー)の消費量が、軽油100Lあたり約2Lから約5Lへ増えているというのです
尿素水は排気をきれいにするために使う液体で、これも当然お金がかかります
つまり燃料代の計算は、軽油だけを見ていては完結しないということです
こういう両面を教えてくれるのが、現場の人の言葉のありがたいところですね
そしてもう一つ、スカニアの評価としてよく挙がるのが室内の使い勝手です
「ボルボとスカニア、あらゆる面を総合的に比較したらどちらが優れているのか」という質問に対して、こんな回答がありました
「耐久性や故障、修理についてはどちらも外車という事を考えるべきですが、キャビン内の収納スペース等を含めた居住性はスカニアの方が勝っていると思いますよ。」
引用元:Yahoo!知恵袋(carview! みんなの質問)「ボルボvsスカニア、どちらも最高グレードで、あらゆる面を総合的に比較したらどちらが優れているのでしょうか?」より
この回答、実によくできていると思いませんか
「耐久性や故障はどちらも輸入車として同じ前提で考えるべき」と切り分けたうえで、居住性という一点に絞って評価している
まさに、この記事でお伝えしたい「どこを見るか」という考え方そのものです



燃費が3.6から4.4になったんですよね! 2割も違うなら、絶対こっちじゃないですか!



落ち着いてください。その数字は「ある人が、ある条件で走った結果」です。まずご自分の運行で、今の車の実燃費を1か月きっちり測ってみてください。比べる基準がないと、良くなったかどうかも判断できませんから。
スカニアを選ぶ前に確認したい3つのこと


燃費の数字に心が動いた方こそ、次の3つを先に確認してください
- ①自社の運行は長距離幹線寄りか|燃費の差は走った分だけ積み上がります。逆に走行距離が短ければ、車両価格の差を回収しきれない可能性があります
- ②積載と架装の仕様を作り込めるか|架装(=荷台やクレーンなど、車体の上に取り付けられた設備のこと)の要望をどこまで実現できるか、必ず販売店に確認してください
- ③整備してくれる拠点まで何分か|これが最も大事です。詳しくはこの記事の後半でお話しします
ボルボが向いている人|疲れにくさと安全装備で選ぶなら


次はボルボです
こちらも先に結論から言うと、向いているのはこういう会社です
- ドライバーの拘束時間が長く、疲労の蓄積が課題になっている
- 交通量の多い区間を走ることが多く、もらい事故のリスクが高い
- 安全装備への投資を、事故を減らすための保険として捉えている
- 整備を受けられる場所の多さを重視している
ここでご紹介したいのは、スカニアとボルボの両方に乗った経験を持つドライバーの証言です
これは非常に貴重で、探してもなかなか見つかりません
トラック関連メディアのインタビュー記事に、こんな言葉が残っていました
「ボルボはトレーラーを引っ張ってる時が格段に良いんですよ。まるで乗用車みたいに走ってくれます」「まず振動が少ないと感じたし、力もあるし、運転していて負担がないですよね」「スカニアは変速のショックが大きかったので、そこの違いは大きいですね」
引用元:ヨシノ自動車「私がボルボ・トラックを選ぶ理由 ~シリーズ第4回 トラスト物流株式会社 ボルボ・ドライバー 渡邊和実様」より
「まるで乗用車みたいに走ってくれます」
トレーラーを引いた状態でこの表現が出てくるのは、なかなかのことです
ただし、ここで一つだけ大事な注意があります
「スカニアは変速のショックが大きかった」という部分は、この方が当時乗っていたスカニアについての話です
スカニアは2023年に新しい世代のモデルを日本へ投入しており、変速の仕組みも見直されています
ですからこの証言を、そのまま現行モデルの評価として受け取ってはいけません
同じインタビューでは、燃費についてもこう語られています
「燃費はいいですね。アドブルー(尿素)の消費量もまったく多くありません。20トン以上を引っ張っていてもリッターあたり4キロ走る時もあります」
引用元:ヨシノ自動車「私がボルボ・トラックを選ぶ理由 ~シリーズ第4回 トラスト物流株式会社 ボルボ・ドライバー 渡邊和実様」より
この発言、丁寧に読んでください
「4キロ走る時もあります」と言っています
常に4km/L出るという話ではなく、条件が揃えばそこまで伸びることがある、という意味です
ここで一つ、はっきり申し上げておきます
先ほどのスカニアの4.4km/Lと、このボルボの4km/Lを並べて「どっちが上」と比べてはいけません
荷物の重さも、走った道も、測り方も違うからです
数字は、同じ条件で測ったものだけが比較できます
これは燃費の話に限らず、査定額を比べるときもまったく同じ理屈です
そして安全装備について、同じドライバーがこんな話をしていました
「ピラーのところにある死角防止のセンサーは有り難いですね。一年で3回ぐらい、もらい事故でぶつけられているんです」
引用元:ヨシノ自動車「私がボルボ・トラックを選ぶ理由 ~シリーズ第4回 トラスト物流株式会社 ボルボ・ドライバー 渡邊和実様」より
「一年で3回ぐらい、もらい事故でぶつけられている」
この一文に、大型トラックを走らせることの現実が詰まっています
どれだけ気をつけていても、向こうから来るものは防ぎきれません
この「安全」という観点について、第三者の機関が出した評価も見てみましょう
欧州には、自動車の安全性を評価するユーロNCAPという機関があります
2024年から大型トラックの評価も始まり、両社のモデルが対象になりました
※以下の画像のトラックは実物と異なります


引用元:Euro NCAP「Volvo FH Aero (2025 MY) – Euro NCAP 2024 Commercial Truck Rating – 5 stars」、Euro NCAP「Scania G-series (2025 MY) – Euro NCAP 2024 Commercial Truck Rating – 4 stars」より
2024年11月に公表された評価では、ボルボFH Aeroが5つ星、スカニアGシリーズが4つ星でした
どちらも、街中での歩行者や自転車への配慮を評価する「City Safe」という賞は獲得しています
ただし、ここからが本当に大事なところです
- 評価されたのは「特定のモデルの、特定の年式」であって、メーカー全体の評価ではありません
- 実際、スカニアは別のシリーズで後年に5つ星を獲得しています。年式やシリーズが変われば結果も変わります
- 評価対象は欧州仕様です。日本に導入されている仕様がそのまま同じ評価になるとは限りません
- この評価から、事故率や保険料を推定することはできません
そして、スカニアGシリーズの評価コメントには、買う人にとって極めて実用的な指摘が含まれていました
ユーロNCAPはこう書いています
「運転支援システムはほぼすべて用意されており、性能も概ね良好である。しかしそれらの多くは追加費用のかかるオプションである」(原文:It is available with nearly all of the driver assistance systems Euro NCAP consider and they generally perform well, but many of those systems are additional cost options.)
引用元:Euro NCAP「Scania G-series (2025 MY) – Euro NCAP 2024 Commercial Truck Rating – 4 stars」より要約
つまり、装備の多くはオプションであり、選ばなければ付いてこないということです
カタログに載っている安全装備が、あなたの見積書に入っているとは限らないんです
これは、契約前に必ず確認すべき項目です



星の数だけ見ると、ボルボの方が安全ということになりませんか?



その読み方が一番危ないんです。評価されたのは、この年式の、このモデルだけ。年式が変われば評価も変わります。それより「自分の見積書に、その装備が入っているか」を見てください。星の数より、そっちの方が自分の安全に直結します。
ボルボを選ぶ前に確認したい3つのこと


ボルボに心が傾いた方は、次の3つを確認してください
- ①ドライバーが車の中で過ごす時間はどれくらいか|車中泊がある運行なら、居住性への投資は毎日効いてきます。日帰り中心なら効果は薄くなります
- ②もらい事故のリスクが高い運行か|市街地や渋滞区間が多いなら、死角を減らす装備の価値は大きくなります
- ③その装備は標準か、オプションか|見積書の装備欄を1行ずつ指でなぞって確認してください。ここを飛ばすと、あとで「付いていると思っていた」が起きます
正直に言います|スカニアもボルボも「向いていない」ケース


ここまで両方の良いところを見てきました
でも、この記事で一番お伝えしたいのは、実はここからです
スカニアもボルボも向いていない会社は、確実に存在します
質問サイトで「外国のトラックの性能はいいのでしょうか」と聞いた人に対して、こんな回答が付いていました
「良くないです。今も昔も外車トラックは故障だらけです。」
引用元:Yahoo!知恵袋(carview! みんなの質問)「スカニアとかボルボなどの外国のトラックをたまに見かけますが、性能はいいのでしょうか?」より
強い言葉です
そして、この声を私は否定しません
実際に痛い目に遭った人の本音だと思うからです
ただし、ここで思考を止めてはいけません
「外車だから壊れる」で終わらせてしまうと、本当の原因が見えなくなるんです
もう一つ、別の質問への回答も見てください
「トラブルが多かったり、燃費が悪いなど、悪い面もありました。」「ヘッドライトが暗くて暗くて。でも、球だけの交換ができず、アッシー交換になる」
引用元:Yahoo!知恵袋(carview! みんなの質問)「スカニアやボルボの大型トラックを割と見かけますが、ドライバーさんや運送業界の中でどういう位置付けになるのでしょうか?」より
この「アッシー交換」という言葉が、輸入トラックの維持費の正体を言い当てています
アッシー交換とは、部品を1つずつ替えるのではなく、周辺のユニットごと丸ごと交換することです
電球1個で済むはずの話が、ライトの箱ごと交換になる
つまり「壊れやすいから高い」のではなく、「一度壊れたときの交換の単位が大きいから読みにくい」という構造なんです
ここを理解しているかどうかで、輸入トラックとの付き合い方はまったく変わります
そして、もっと直球な声もありました
「良いグレードの車種が導入されているから 俗に言うカスタムグレードが基本 あとは単純な希少性と格好良さ 乗ったら日本車の圧勝なんだけどね」
引用元:Yahoo!知恵袋(carview! みんなの質問)「何で大型トラックのドライバーはスカニアやボルボなどの海外の大型トラックの車種に憧れを持つのでしょうか?」より
「乗ったら日本車の圧勝なんだけどね」
これも、一つの立派な見識だと思います
そして私も、はっきりお伝えしておきたいことがあります
国産トラックを選ぶことは、負けでも妥協でもありません
むしろ、次のような条件に当てはまるなら、国産の方が合理的な選択です
- 1日の走行距離が短く、近距離の多頻度配送が中心である(燃費の差を回収しづらい)
- 整備を自社工場で完結させたい(診断機や専用工具、整備情報の入手が壁になります)
- 営業所から整備拠点まで遠く、止まったときに即日で代わりの車を手配できない
- 代車の手配や保証の条件を、まだ販売店に確認していない
- よく使う消耗品の在庫と、取り寄せにかかる日数を確認していない
- ドライバーが1〜2名で、1台止まると事業全体が止まる



壊れたら自分で直せばいいですよね! DIY得意なんで、たいていのことはやれます!



…リョウさん、それ、専用の診断機をつながないと「どこが悪いのか」すら分からないやつですよ。工具の前に、まず調べる道具がないんです。
憧れを捨てろとは言いません
私も現場で見上げるたびに、いいなと思いますから
ただ、その憧れの代金を毎月いくら払えるのかだけは、先に計算しておいてください
カタログより先に見るべきは「止まった日にどうなるか」


ここが、この記事で最もお伝えしたいことです
「スカニア 故障」「ボルボ 故障率」と検索した方は、もう気づいているはずです
調べても答えが出てこないということに
当然です
メーカー別の故障率という数字は、どこにも公表されていないからです
出てくるのは、それぞれの人の体験談だけ
だからこそ、問いを変えてほしいんです
あなたが本当に困るのは「壊れること」でしょうか
違いますよね
本当に困るのは、壊れた翌日、荷物が運べないことです
その日の売上がゼロになるだけでは終わりません
荷主さんからの信頼まで、じわりと削れていきます
つまり見るべきは故障率ではなく、「止まってから、何日で戻ってこられるか」です
そしてこの答えは、実は数字で確認できます


引用元:Car Watch「スカニアジャパン、2027年までに保有台数6520台、整備拠点数60へ」、PR TIMES「ボルボ・トラック、新型「ボルボFH」の販売開始」より
スカニアジャパンの社長は、2024年4月の取材でこう語っています
「現在の整備拠点数は40ですけれども、2027年までの目標としてそれを60まで増やすということ、そして保有台数は現在の約2500台を、2027年までに6520台までに増やしていく目標を掲げております」
引用元:Car Watch「スカニアジャパン、2027年までに保有台数6520台、整備拠点数60へ アラン・スーダン社長、日本市場での目標を掲げる」より
一方のボルボは、2021年11月の公式リリースで「全国に160拠点あるサービスネットワーク」と発表しています
正規ディーラーだけでなく、提携関係にあるUDトラックスのサービス拠点を含めた体制です
ここで、必ず押さえていただきたい注意点があります
- 2つの数字は公表された時点が異なります(スカニアは2024年4月、ボルボは2021年11月)。同じ時点での厳密な比較ではありません
- ボルボの数字は、提携先のサービス拠点を含めた体制の数字です
- 拠点が多い方が必ず早く直るとは言えません。部品の在庫、工場の混み具合、車両の傷み方で変わります
- 拠点数から故障率や修理費を推測することはできません
- 拠点は増減します。最新の状況は必ず各社の公式サイトや販売店でご確認ください
そのうえで、今この場でやっていただきたいことがあります
地図アプリを開いて、自社の営業所から一番近い整備拠点まで、何分かかるか調べてください
そして、いつも走っている運行ルートの途中に、その拠点があるかどうかも見てください
カタログの数字は、誰でも見られます
でも「うちの営業所から何分か」は、あなたにしか調べられません
そして、この1つの数字が、燃費の差より大きく経営を左右することがあります
販売店で必ず聞いておきたい質問リスト(コピーして持っていってください)
- うちの営業所から一番近い整備拠点はどこですか。何分かかりますか
- その拠点は、この車種の整備に対応していますか。専用の診断機はありますか
- よく交換する部品は在庫していますか。ない場合、取り寄せに何日かかりますか
- 入庫している間、代車は出ますか。費用はかかりますか。同じクラスの車ですか
- 保証の期間と範囲を、書面でいただけますか
- 夜間や休日に止まった場合、連絡先と対応の流れはどうなりますか
- 見積書に入っている安全装備は、どれが標準でどれがオプションですか



つまり、車を比べる前に、地図を先に見るってことですね



そうです。同じ車でも、拠点が近い会社では「使える車」になり、遠い会社では「動かない鉄の塊」になります。車が悪いんじゃない。組み合わせが合っていないだけなんです。
どちらを選んでも避けて通れない「今のトラックをどうするか」


ここまでで、選び方の物差しは揃いました
でも、もう一つだけ残っている問題があります
次のトラックを買うということは、今のトラックを手放すということです
そして、ここで多くの方が同じ落とし穴にはまります
新車の商談テーブルで、下取りの査定を一緒に受けてしまうんです
すると何が起きるか
値引き額で調整されているのか、下取り額で調整されているのかが、まったく読めなくなります
総額だけを見て「まあこんなものか」とサインしてしまう
そして数か月後、同じ年式の相場を知って、見積書のコピーをもう一度引っ張り出すことになる
誤解のないように申し上げておくと、ディーラーの下取りが悪いわけではありません
新車の納車と同じ日に入れ替えたい場合や、手間を一切かけたくない場合には、非常に合理的な方法です
問題は「それしか見ていない」ことなんです
ここで、記事の前半でお見せした数字をもう一度思い出してください


引用元:トラックニュース「輸入トラック/2025年の輸入台数、スカニア643台・ボルボ582台で首位逆転」より
2025年に日本へ入ってきたスカニアとボルボは、合わせて1225台でした
同じ年の国内の中・大型トラックの販売台数は7万5689台です
統計の取り方が違うので単純な割り算はできませんが、桁が2つ違うことは見て取れます
この「少なさ」が、売るときには決定的な意味を持ちます
台数が少ないということは、その車を「どこで、いくらで、誰に売れるか」の販路を持っている業者と、持っていない業者の差が大きいということです
国産のよくある車種なら、どの業者もだいたい似た相場観を持っています
でも、年間数百台しか入ってこない車はそうはいきません
扱い慣れている業者は「この架装なら、あの層が欲しがる」と具体的な行き先が見えています
逆に、扱ったことがない業者は、リスクを見込んで慎重な金額を出さざるを得ません
だから、1社だけの金額を見ても、それが高いのか安いのかを測る物差しがないんです
これは、この記事でずっとお話ししてきた「比べる基準を持て」という話と、まったく同じ構造です
手放すときの流れも、整理しておきましょう


引用元:国土交通省 自動車登録ポータルサイト「車を売買等により名義変更するためには」を参考に作成
売却では、名義変更(移転登録)という手続きが必ず発生します
国土交通省のポータルサイトには、こう書かれています
自動車の名義を変更する場合には「移転登録」または「変更記録」の手続が必要になります。税金・保険などトラブルの元になりますので手続はお早めに。
引用元:国土交通省 自動車登録ポータルサイト「車を売買等により名義変更するためには」より
手続き先は、使用の本拠の位置を管轄する運輸支局です
ここで大事なのは、「誰が、どこまでやるのか」を契約の前に決めておくことです
なお、必要な書類や日数は車両の区分・運輸支局・依頼先の業者の運用によって変わりますので、必ず運輸支局や業者にご確認ください
そして、比べるときに絶対に外してはいけない項目があります
- 総額だけを比べない|出張査定の費用、書類の代行費用、引き取り(レッカー)の費用が、その金額に含まれているかどうか
- 減額の条件を書面でもらう|実際に車を見たとき、どんな場合にいくら下がるのか。これを先に確認しておけば、当日の「話が違う」を防げます
- 名義変更の完了時期を確認する|いつまでに手続きを終えてもらえるのか、書面で残しておいてください
- 車検証の所有者欄を先に見る|ローンやリースの残債があると、所有者の欄がディーラーや信販会社の名前のままになっていることがあります。この場合、先に所有権を解除しないと話が前に進みません
特に最後の一つは、査定を頼む前に済ませておいてください
車検証を1枚めくって、所有者の欄を見るだけです
これを飛ばして話を進めてしまい、契約の直前で手続きが止まる例を、本当によく見てきました



下取りに出せば全部やってくれるし、それでいいですよね?



それも一つの立派な方法です。ただ、その金額が高いのか安いのかは、他の金額を並べてみないと分かりません。比べること自体にはお金はかかりませんよ。
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| 1位 トラックファイブ | 2位 トラック王国 | 3位 カーネクスト | |
| 実績 | 創業22年 年間買取13,000台以上 買取総額757億円以上 →業界トップクラス | 創業17年 顧客満足度93% | 全国13,000社以上の 販売ネットワーク |
| 対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 |
| 買取対象 | トラック・重機(建機) バス・バン・農機具 | トラック・バス 重機・特殊車両 | トラック全般 |
| 査定料・出張費 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 現金化スピード | 査定員が現金持参で 即日払いに対応 | 即日現金買取に対応 | 電話1本で 査定から契約まで完結 |
| 書類手続き代行 | 無料 | 対応あり | 無料 |
| 申込方法 | WEB(最短20秒) /電話 | WEB(最短30秒) /電話 | WEB(24時間) /電話 |
| こんな人におすすめ | とにかく1円でも 高く売りたい人 | 細かい要望も 聞いてほしい人 | 立ち会う時間がなく 手間なく売りたい人 |
| 公式HP | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
| 口コミ | トラックファイブ 評判をみる | トラック王国 評判をみる |
査定額は、1社ごとに全く違います。数十万円も損しないために3社査定、最低でも2社査定はしましょう
それでは1位から順に「各社の強み」と「使いどころ」を詳しく見ていきましょう
1位 年間13,000台を買い取る、創業22年の業界大手「トラックファイブ」
| 実績 | 創業22年 年間買取13,000台越 買取総額757億円以上 →業界トップクラス |
| 対応エリア | 全国 (拠点11か所) |
| 買取対象 | トラック・重機(建機)・バス・バン・農機具 |
| 査定料・出張費 | 無料 |
| 現金化スピード | 査定員が現金持参で 即日払いに対応 |
| 書類手続き代行 | 無料 |
| 申込方法 | WEB相談(最短20秒・24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | 株式会社ZEAL.TEAM |
| こんな人におすすめ | とにかく1円でも 高く売りたい人 |
| 公式HP | 無料査定する |
| 口コミ | トラックファイブ 評判をみる |
- 直営店で中間マージンが発生せず、海外販路も持つため買取額が伸びやすい
- 年間買取13,000台以上・買取総額757億円以上という国内トップクラスの実績
- 査定員が現金を持って訪問するため、その場で即日資金化できる



低年式・不動車・故障車・事故車はもちろん、バスや農機具、発電機まで査定の対象です
他社で「値段はつきません」と言われた1台でも、トラックファイブなら買取価格がつく可能性あり!
全国対応の無料出張査定にくわえ「名義変更」や「廃車の面倒な書類手続き」もすべて無料で代行
まずは最短20秒のWEB相談で、あなたのトラックの今の相場を確かめてみてください
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2位 顧客満足度93%を誇る、創業17年の専門店「トラック王国

」
| 実績 | 創業17年 顧客満足度93% |
| 対応エリア | 全国 |
| 買取対象 | トラック・バス・重機・特殊車両(冷凍車/タンク車など) |
| 査定料・出張費 | 無料 |
| 現金化スピード | 即日現金買取に対応 |
| 書類手続き代行 | 対応あり |
| 申込方法 | ネット査定(最短30秒・24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | ㈱トラックオーコク |
| こんな人におすすめ | 細かい要望も 聞いてほしい人 |
| 公式HP | 無料査定する |
| 口コミ | トラック王国 評判をみる |
- 電話ヒアリング時に虚偽がなければ、現地査定で査定額を減額すること無し
- 出張査定費用が0円のため、振込額が後から目減りする心配がない
- 創業17年・顧客満足度93%を積み上げた商用車専門の買取サイト



社名ペイントの消去や「同じ県内では売らないでほしい」といった細かい要望にも応えます
トラックを手放す理由は人それぞれで、事情をくみ取ってほしい場面も少なくありません
トラック王国は要望を1つずつ聞いたうえで、運転資金づくりに直結する即日現金買取にも対応します
広告やメディアで見かけたことのある "安心感" は、初めての売却では大きな後押しになります
3位 来店0回・電話1本で完結する「カーネクスト」
| 実績 | 全国13,000社以上の 販売ネットワーク |
| 対応エリア | 全国 |
| 買取対象 | トラック全般 (低年式・過走行・事故車もOK) |
| 査定料・出張費 | 無料 (引取りのレッカー費用も0円※大型トラックの不動車や一部離島のぞく) |
| 現金化スピード | 電話1本で 査定から契約まで |
| 書類手続き代行 | 無料 |
| 申込方法 | WEB申込(24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | ㈱カーネクスト |
| こんな人におすすめ | 立ち会う時間がなく 手間なく売りたい人 |
| 公式HP | 公式サイトを見る |
| 口コミ |
- 来店も実車査定も不要で、電話1本だけで査定から契約まで完了する
- 実店舗を持たない「オンライン完結型」で運営コスト削減し、買取価格に還元
- 全国13,000社以上の販売ネットワークから、最適な売却先をマッチング



複数台の一括売却や継続的な車両入替にも、法人向けのワンストップ体制で対応します
日中は現場に出ていて、査定の立ち会いに時間を割けない方は少なくありません
カーネクストなら書類の記入から陸運局への提出まで無料で代行してくれます
引取りのレッカー代も0円(※大型トラックの不動車や一部離島のぞく)なので、動かない1台を持て余している方こそ、試す価値があります
金額の大きさだけで決めないでください
査定料・出張費・書類の代行・引き取りの費用が、その金額のどこまでを含んでいるのか
そこまで並べて、はじめて「比べた」と言えます
後悔しないための最終チェックリスト|買う前・売る前に見る項目


ここまでの内容を、2枚のチェックリストにまとめます
印刷するなり、スマホに保存するなりして、商談の場に持っていってください
- 自社の運行は、長距離の幹線輸送か、近距離の多頻度配送か
- ドライバーが車の中で過ごす時間は、1日どのくらいか
- 営業所・運行ルートから、整備拠点まで何分か(地図アプリで実測)
- 見積書の安全装備は、標準かオプションか(1行ずつ確認)
- 代車の有無・保証の範囲・部品の在庫と取り寄せ日数を、書面でもらったか
- 月々の支払いと、何年乗るつもりかを、数字にしたか
- 車検証の所有者欄を見たか(所有権留保や残債が残っていないか)
- 整備記録簿・点検記録は揃っているか
- 架装や特別装備の内容を、自分の言葉で説明できるか
- 査定額を、口頭ではなく書面でもらったか
- どんな場合にいくら減額されるのか、条件を書面で確認したか
- 出張査定費・書類代行・引き取り費用が、金額に含まれているか
- 名義変更をいつまでに完了してもらえるか、確認したか
よく聞かれる質問にも、まとめてお答えしておきます
- スカニアとボルボ、初めての輸入トラックならどっちがおすすめですか?
-
「初めてだからこちら」という答えはありません。ただ、初めての1台であれば、整備してくれる拠点が近い方を優先することを強くおすすめします。乗り心地も燃費も、車が動いていてこその話だからです。まずは両社の販売店に「うちの営業所から一番近い拠点はどこか」を聞いてみてください。その答えで、かなり絞り込めます。
- 輸入トラックは中古で売るとき、値段がつかないと聞きましたが本当ですか?
-
「つかない」と一律に言うことはできません。国内の流通台数が少ないため、扱い慣れた業者とそうでない業者で評価が分かれやすい、というのが正確なところです。だからこそ1社だけの金額で判断せず、複数社の無料査定を取って比べることをおすすめします。海外にも販路を持つ業者なら、低年式や過走行でも評価が変わることがあります。
- 整備拠点が遠い場合、輸入トラックは諦めるべきですか?
-
諦める必要はありませんが、条件は変わります。止まったときに代わりの車を出せる体制があるか、拠点まで運ぶ手段と費用をどうするか、この2つに答えが出せるなら選択肢に入ります。逆に、1台止まると事業全体が止まる規模であれば、国産を選ぶ判断の方が合理的です。それは妥協ではなく、経営としての正しい判断です。
- 名義変更は自分でやった方が安く済みますか?
-
手数料そのものは自分で行った方が抑えられる場合がありますが、必要書類や手続きの内容は車両の区分や運輸支局によって異なります。平日に運輸支局へ出向く時間も必要です。買取業者の中には書類手続きを無料で代行しているところもありますので、まずは「どこまで代行してもらえるのか」を聞いてみてください。具体的な手続きの詳細については、必ず運輸支局や依頼先の業者にご確認ください。



いいですか、この2つのリストを埋められたら、あなたはもう迷いません。埋められない項目があるなら、そこがまだ調べていないところです。迷いの正体は、たいてい「知らないこと」なんですよ。
まとめ|スカニアとボルボの比較は「3つの軸」で決着する


最後に、3つの軸をもう一度だけ確認しましょう
| 軸 | スカニアが向く | ボルボが向く | 国産が向く |
| ①走り方 | 長距離幹線で走行距離が長い | 長距離だが拘束時間の長さが課題 | 近距離の多頻度配送が中心 |
| ②人 | 車中泊があり収納・居住性を重視 | 疲労軽減と安全装備を最優先 | 日帰り中心で車内滞在が短い |
| ③地図 | 拠点が運行ルート内にある | 拠点が運行ルート内にある | 拠点が遠い/自社整備で完結させたい |
この表を見て、自分の会社がどの列に入るか、もう分かったのではないでしょうか
スカニアとボルボに優劣はありません
あるのは、あなたの条件との相性だけです
そして、この記事の最後にもう一度だけお伝えしたいことがあります
どちらを選ぶにせよ、次の1台に回せる予算は、今の1台をいくらで手放せるかで変わります
ここが数十万円変われば、選べるグレードも、支払いの年数も変わってしまうんです
実際に「あとから相場を知って後悔した」を経験せずに済んだ方の多くは、次の3つを押さえていました
- 車両の状態と書類を、正しく把握していた(特に車検証の所有者欄)
- 複数社の無料査定を取り、書面で並べて比べていた
- 減額される条件と、手続きをどこまで代行してもらえるかを、契約前に確認していた
難しいことではありません
そして、急ぐ必要もありません
まず知ること。判断は、そのあとご自分のタイミングで大丈夫です
次のトラックを決める前に、今のトラックの値段を知っておきたい方へ


査定を受けたからといって、その場で売らなければいけないわけではありません
無料の出張査定で、今の1台が「今いくらなのか」を知っておくだけでも、次の商談の景色は変わります
査定料も出張費も無料で、書類の手続きまで代行しているトラック買取業者もありますので、まずは相場を確かめるところから始めてみてください
査定比較にもどうぞ


トラックの買取金額は、依頼する業者によって数十万円単位で変わる場合があります
ここでは実績の申し分ない「トラック高価買取業者3社」を厳選しました
→→表は右に動かせます→→
| 1位 トラックファイブ | 2位 トラック王国 | 3位 カーネクスト | |
| 実績 | 創業22年 年間買取13,000台以上 買取総額757億円以上 →業界トップクラス | 創業17年 顧客満足度93% | 全国13,000社以上の 販売ネットワーク |
| 対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 |
| 買取対象 | トラック・重機(建機) バス・バン・農機具 | トラック・バス 重機・特殊車両 | トラック全般 |
| 査定料・出張費 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 現金化スピード | 査定員が現金持参で 即日払いに対応 | 即日現金買取に対応 | 電話1本で 査定から契約まで完結 |
| 書類手続き代行 | 無料 | 対応あり | 無料 |
| 申込方法 | WEB(最短20秒) /電話 | WEB(最短30秒) /電話 | WEB(24時間) /電話 |
| こんな人におすすめ | とにかく1円でも 高く売りたい人 | 細かい要望も 聞いてほしい人 | 立ち会う時間がなく 手間なく売りたい人 |
| 公式HP | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
| 口コミ | トラックファイブ 評判をみる | トラック王国 評判をみる |
査定額は、1社ごとに全く違います。数十万円も損しないために3社査定、最低でも2社査定はしましょう
それでは1位から順に「各社の強み」と「使いどころ」を詳しく見ていきましょう
1位 年間13,000台を買い取る、創業22年の業界大手「トラックファイブ」
| 実績 | 創業22年 年間買取13,000台越 買取総額757億円以上 →業界トップクラス |
| 対応エリア | 全国 (拠点11か所) |
| 買取対象 | トラック・重機(建機)・バス・バン・農機具 |
| 査定料・出張費 | 無料 |
| 現金化スピード | 査定員が現金持参で 即日払いに対応 |
| 書類手続き代行 | 無料 |
| 申込方法 | WEB相談(最短20秒・24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | 株式会社ZEAL.TEAM |
| こんな人におすすめ | とにかく1円でも 高く売りたい人 |
| 公式HP | 無料査定する |
| 口コミ | トラックファイブ 評判をみる |
- 直営店で中間マージンが発生せず、海外販路も持つため買取額が伸びやすい
- 年間買取13,000台以上・買取総額757億円以上という国内トップクラスの実績
- 査定員が現金を持って訪問するため、その場で即日資金化できる



低年式・不動車・故障車・事故車はもちろん、バスや農機具、発電機まで査定の対象です
他社で「値段はつきません」と言われた1台でも、トラックファイブなら買取価格がつく可能性あり!
全国対応の無料出張査定にくわえ「名義変更」や「廃車の面倒な書類手続き」もすべて無料で代行
まずは最短20秒のWEB相談で、あなたのトラックの今の相場を確かめてみてください
\ リピート率 驚異の "47.2%" 超え /
2位 顧客満足度93%を誇る、創業17年の専門店「トラック王国

」
| 実績 | 創業17年 顧客満足度93% |
| 対応エリア | 全国 |
| 買取対象 | トラック・バス・重機・特殊車両(冷凍車/タンク車など) |
| 査定料・出張費 | 無料 |
| 現金化スピード | 即日現金買取に対応 |
| 書類手続き代行 | 対応あり |
| 申込方法 | ネット査定(最短30秒・24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | ㈱トラックオーコク |
| こんな人におすすめ | 細かい要望も 聞いてほしい人 |
| 公式HP | 無料査定する |
| 口コミ | トラック王国 評判をみる |
- 電話ヒアリング時に虚偽がなければ、現地査定で査定額を減額すること無し
- 出張査定費用が0円のため、振込額が後から目減りする心配がない
- 創業17年・顧客満足度93%を積み上げた商用車専門の買取サイト



社名ペイントの消去や「同じ県内では売らないでほしい」といった細かい要望にも応えます
トラックを手放す理由は人それぞれで、事情をくみ取ってほしい場面も少なくありません
トラック王国は要望を1つずつ聞いたうえで、運転資金づくりに直結する即日現金買取にも対応します
広告やメディアで見かけたことのある "安心感" は、初めての売却では大きな後押しになります
3位 来店0回・電話1本で完結する「カーネクスト」
| 実績 | 全国13,000社以上の 販売ネットワーク |
| 対応エリア | 全国 |
| 買取対象 | トラック全般 (低年式・過走行・事故車もOK) |
| 査定料・出張費 | 無料 (引取りのレッカー費用も0円※大型トラックの不動車や一部離島のぞく) |
| 現金化スピード | 電話1本で 査定から契約まで |
| 書類手続き代行 | 無料 |
| 申込方法 | WEB申込(24時間受付)/電話 |
| 運営会社 | ㈱カーネクスト |
| こんな人におすすめ | 立ち会う時間がなく 手間なく売りたい人 |
| 公式HP | 公式サイトを見る |
| 口コミ |
- 来店も実車査定も不要で、電話1本だけで査定から契約まで完了する
- 実店舗を持たない「オンライン完結型」で運営コスト削減し、買取価格に還元
- 全国13,000社以上の販売ネットワークから、最適な売却先をマッチング



複数台の一括売却や継続的な車両入替にも、法人向けのワンストップ体制で対応します
日中は現場に出ていて、査定の立ち会いに時間を割けない方は少なくありません
カーネクストなら書類の記入から陸運局への提出まで無料で代行してくれます
引取りのレッカー代も0円(※大型トラックの不動車や一部離島のぞく)なので、動かない1台を持て余している方こそ、試す価値があります
スカニアか、ボルボか、それとも国産か
その答えを出すための材料は、もうあなたの手の中にあります
あとは、地図アプリを開いて拠点までの時間を測ることと、今のトラックの本当の値段を知ること
この2つが揃ったとき、あなたの選択はもう間違いません
