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記事後半で「トラック高価買取業者3選」をご紹介!

【結論】プロフィアのオートマは故障が多すぎる?答えは「NO」です

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朝6時、車庫でキーをひねった瞬間、メーターの中にオレンジ色の表示が浮かびました

「プロシフト異常」

その4文字を見た瞬間、今日の配車がどうなるかより先に、頭の中で電卓が動き出したのではないでしょうか

先月も入れた、その前も入れた

そのたびに稼働が止まって、その日の売上がまるごと消えていく

そして夜、運転席でスマホを開いて、こう打ち込む

「プロフィア オートマ 故障多すぎる」

この「すぎる」の3文字が、すべてを語っています

1回目の故障で「多すぎる」とは打ちません

2回目、3回目で、はじめてこの言葉が出てくるんです

正直、もう限界です。今年に入って3回入庫してます。オートマだから壊れやすいって、最初から分かってたら買わなかったですよ!

その気持ち、痛いほどわかります。ただ、その3回の中身を私に教えてもらえますか。3回とも同じ性質の「故障」だったとは限らないんです。ここを分けないまま数えると、判断を大きく間違えます。

この記事は、プロフィアのオートマを叩く記事でも、日野自動車をかばう記事でもありません

あなたがいま払い続けている修理代の正体を、一緒に3つに仕分けていく記事です

この記事を読むとわかること
  • プロフィア(オートマ)は本当に故障が多すぎるのか、YESかNOかの答え
  • 実際に乗っている人の口コミ・評判(良い声も悪い声も両方)
  • 「故障」と呼ばれているものの正体を仕分ける3つの物差し
  • リコールと認証不正の事実、そして両者の違い
  • あなたの使い方に向いているのか、向いていないのか
  • 直して乗り続けるか、手放すかを決めるための「2つの数字」

読み終わるころには、警告灯が点くたびに感じていた「うちのだけがハズレなんじゃないか」という孤独が消えているはずです

そして「あといくら払えば終わるんだ」という、いちばん苦しい終わりの見えなさにも、はっきりと区切りがつきます

結論から言います

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目次

【結論】プロフィア(オートマ)は「故障が多すぎる」のか|答えはNOです

【結論】プロフィア(オートマ)は「故障が多すぎる」のか|答えはNOです

先に、いちばん知りたい答えをお渡しします

プロフィアのオートマは「故障が多すぎる車種」ではありません

ただし、この一言だけで終わらせると、いま実際に困っているあなたを裏切ることになります

だから、順番に説明させてください

「多すぎる」と感じているあなたの不満は、作り話ではありません

「多すぎる」という不満は作り話ではない。営業所の車庫に停まった大型トラックの前で、男性1人が警告灯の表示を見て肩を落とす

まず、あなたの不満を否定するところからは始めません

同じことで悩んでいる人が、実際に声を上げています

Yahoo!知恵袋に、こんな質問が投稿されていました

「日野のプロフィアなんですが、プロシフトトラブル多すぎませんか(ノ-o-)…」

「クラッチのユニット交換を終えたばかりの車両で、異常表示の前触れも無く、突然バックギアに入らなくなり」「ユニットごと交換させられたケースもありました」

引用元:Yahoo!知恵袋「日野のプロフィアなんですが、プロシフトトラブル多すぎませんか」より

キーワードそのままの言葉が、当事者の口から出ています

しかもこの方、クラッチのユニットを交換したばかりの車両でトラブルが出ているんです

直したばかりなのにまた止まる、あの脱力感

さらにこの方は、会社にある複数のプロフィアで似たトラブルが起きているとも書いています

1台なら「たまたまハズレを引いた」で片づけられます

でも複数台で起きたら、誰だって車種そのものを疑いますよね

ですから、この記事では「気のせいですよ」とは絶対に言いません

そのうえで、それでも答えがNOになる理由を説明します

それでも答えが「NO」になる理由|3つの中身が混ざっているから

答えがNOになる理由は3つの中身が混ざっているから。事務所で見積書を並べて確認する男女2人が、書類を指さして話し合う

「今年3回も入庫した」

この3回を、私は絶対に「3回の故障」として数えません

なぜなら、プロフィアのオートマで「故障」と呼ばれているものの中には、性質のまったく違う3つの話が混ざっているからです

「故障が多すぎる」の中身は、この3つに分かれます
  • 正体①:そもそも仕様/ギクシャクする、勝手にシフトダウンされる。壊れていない
  • 正体②:消耗品の交換時期/クラッチなど。時期が来たら替える部品
  • 正体③:本当の不具合/プロシフト異常、ユニットの故障、リコール対象の不具合

この3つを同じ袋に入れて数えると、体感は一気に「多すぎる」になります

逆に、仕分けができると見えてくるものがあります

あなたがこれから払うべきお金が、どのくらいの規模なのかです

えっ、じゃあ俺のは壊れてないってことですか!?

いいえ、本当に壊れている個体もあります。私が言っているのは、全部をまとめて「多すぎる」と数えていませんか、という話です。この3つは、かかるお金も、やるべきことも、まったく違うんですよ。

ネットの声は真っ黒なのに、オーナー評価は5点満点中4.6という現実

ネットの声とオーナー評価の落差。夜の車庫で運転席に座った男性1人が、スマホの口コミ画面を見て驚いた表情

ここで、少し意外な数字をお見せします

「プロフィア 故障」で検索すると、画面は不満の声で埋まります

ところが、実際にプロフィアを所有している人が付けている点数は、まったく違う景色をしているんです

「オートクルーズの性能が国内メーカーの中で1番ええかな」(日野プロフィアのユーザーレビュー:総合ユーザー評価4.6/レビュー58件)

引用元:みんカラ「日野 プロフィア クルマレビュー」より

5点満点で4.6です

別の中古車情報サイトでは、総合3.7という評価も出ています

しかもその内訳が面白いんです

「総合評価3.7/走行性3.0・乗り心地5.0・燃費4.0・加速・パワー4.0・内装3.0・外装2.0・価格5.0」(長距離走行が多いユーザーによる評価)

引用元:グーネット「プロフィア(日野)の口コミ・評価」より

乗り心地と価格は満点の5.0、その一方で外装は2.0

同じトラックで、項目によって2点と5点に割れているんです

これが「一言で良し悪しを決められない車」の姿です

正直に補足しておくと、これらは投稿件数の少ないユーザー評価です

「業界平均より優秀だ」と言い切れるだけの母数はありません

それでも、検索結果の空気だけで判断するのは危険だと分かってもらえるはずです

考えてみてください

今日も何事もなく荷物を運び終えたドライバーが、わざわざ「今日も壊れませんでした」と書き込むでしょうか

書き込むのは、止まった人だけなんです

検索結果は「不満のサンプルが集まる場所」であって、故障率のデータではありません

そもそもプロフィアの「オートマ」は、乗用車のオートマとは別物です

そもそもプロフィアの「オートマ」は、乗用車のオートマとは別物です

ここを飛ばすと、この先の話がぜんぶ噛み合わなくなります

少しだけ、仕組みの話にお付き合いください

プロシフトは「AMT」|クラッチを機械が踏んでいるだけのマニュアルです

プロシフトはAMT。トラックの運転席まわりを確認する屋外で、男性2人がシフト操作を指さしながら説明し合う

プロフィアに載っている自動変速の仕組みは「プロシフト」と呼ばれています

この正体はAMT(=運転手がクラッチを踏まなくても、機械が自動でクラッチ操作と変速をしてくれる仕組み)です

ここがいちばん大事なところなので、はっきり書きます

プロシフトの中身は、マニュアルミッションです

乗用車のオートマ(トルクコンバーターという油の力を使う仕組み)とは、構造がまったく違います

クラッチという部品も、ちゃんと中に入っています

違うのは、クラッチを踏むのがあなたの左足か、機械かという一点だけなんです

Wikipediaでも、プロシフトは「オートメイテッドマニュアルトランスミッション」=運転者の変速操作を簡略化した機構だと説明されています

「Pro Shift 12」はプロフィアに搭載され「クラッチワークが必要な場合、クラッチ操作も可能」。「Pro Shift 16」は2代目プロフィアに搭載されZF製で「アクセルとブレーキだけの2ペダル式」

引用元:Wikipedia「Pro Shift」より

ここで注意してほしいのが、世代によって仕様が違うという点です

クラッチ操作もできる世代と、アクセルとブレーキだけの2ペダル式の世代があります

「プロフィアのオートマは全部こうだ」という語り方が通用しないのは、このためです

もっと知りたい方へ:AMTとATは何が違うのか

乗用車のAT(オートマ)は、油の流れでエンジンの力を伝える「トルクコンバーター」という装置を使っています。クラッチ板でつないだり切ったりする仕組みではないので、そもそもクラッチという消耗品がありません。

一方でAMTは、中身がマニュアルミッションそのものです。クラッチ板があり、ギアがあり、それを人の代わりに機械が操作しています。だから「クラッチが減る」という現象が、AMTには存在します。ここを混同すると、「オートマなのにクラッチ交換? 詐欺じゃないの?」という誤解が生まれてしまいます。

AT限定免許で乗れて、誰が運転しても燃費が安定する

AT限定免許でも乗れて燃費が安定する。営業所の車庫に並ぶ大型トラックの前で、若い男女3人が笑顔で説明を受ける

ここで一度、AMTの良い面を正面から書いておきます

そうしないと、この記事はただの悪口になってしまうからです

そもそも、なぜ各メーカーがAMTを積極的に載せているのか

「AT限定免許しか持っていない人でも運転できるように、セミオートマを採用する企業が増えています」「セミオートマではクラッチ操作が必要なく、慣れていない人でも運転しやすい」「だれが運転しても安定した燃費消費量が見込める」

引用元:いすゞ自動車「セミオートマ(AMT)のトラック増加の理由とは?」より

人手が足りない現場で、AT限定免許の人を戦力にできる

これは、経営する側からすると相当に大きい話です

そして実際に運転している人の声も、拾っておきましょう

「すんごい楽です。やる事がないので高速なんかは眠気に襲われます」「スイッチ1つで止まってくれます。エンストの心配はありません」「わずらわしいシフトチェンジがないので楽です」

引用元:ベタロード「トラックのセミオートマ(AMT)って実際どうなの?」より

坂道でエンストを恐れなくていい

渋滞で左足がつりそうにならない

これは、毎日ハンドルを握る人にしか分からない価値です

日野自動車の公式サイトを見ると、プロシフトの開発陣は「頻繁な操作や長時間の運転でも、ドライバーの皆様が疲れないトラック」を目指したと書いています

ハンドルを握ったまま片手で操作できるレバーの長さや角度を、1度単位で調整したそうです

詳しくは日野自動車の公式ページにまとまっています

【意外】AMTのクラッチは、MTより減りが少ない傾向にあります

AMTのクラッチはMTより減りが少ない傾向。整備工場でトラックの下回りを見上げる整備士2人が、驚いた表情で指をさす

ここが、この記事でいちばん驚いてもらえるところかもしれません

多くの人が、こう思い込んでいます

「オートマは機械が勝手に繋ぐから、クラッチの減りが早いに決まっている」

ところが、中古トラックの情報を扱う専門サイトには、こう書かれています

「MTと内部の構造がほぼ同じなため、故障した場合の症状も同様」「ギアチェンジは手動でないため、MTに比べるとクラッチの減りは少ない傾向にある」

引用元:ステアリンク「トラックのトランスミッションは種類によって故障原因が違う!」より

思い込みと、まるで逆なんです

理由を考えると、なるほどと思えます

人間の足には、その日の体調も、機嫌も、疲れも乗ってきます

けれど機械は、毎回きっちり同じ手順で繋ぎます

荷物を積んで坂道で焦っているときの半クラッチも、機械にはありません

ムラが出ないぶん、減り方も安定するというわけです

え、待ってください。オートマだからクラッチの減りが早いんじゃないんですか? 俺、ずっとそう思ってました!

逆なんです。機械は毎回まったく同じ動きで繋ぎますからね。人の足のほうが、疲れているときと元気なときで全然違うんですよ。もちろん使い方次第で減りは変わりますが、「オートマだから早く減る」という前提は、まず捨ててください。

ここまでのAMTの長所と短所を、いったん整理しておきましょう

【メリデメ作成】トラックのAMT(セミオートマ)のメリット・デメリット。メリット:クラッチ操作が不要 / AT限定免許でも運転できる / 誰が運転しても燃費が安定する / MTよりクラッチの減りが少ない傾向 // デメリット:変速に時間がかかりギクシャクすることがある / 意図と違うタイミングで変速される / 電子部品が増える分だけ点検箇所が増える

引用元:いすゞ自動車「セミオートマ(AMT)のトラック増加の理由とは?」ステアリンク「トラックのトランスミッションは種類によって故障原因が違う!」から傾向を要約

右側のデメリットを見てください

「変速に時間がかかりギクシャクする」「意図と違うタイミングで変速される」

これらは全部、壊れていなくても起きることです

この話は、あとでもう一度じっくり扱います

プロフィア(オートマ)の口コミ・評判を、良い声も悪い声も並べます

プロフィア(オートマ)の口コミ・評判を、良い声も悪い声も並べます

ここからは、実際に世の中で語られている声をそのまま並べます

良い声だけを集めたら、それはただの宣伝です

悪い声だけを集めたら、それはただの憂さ晴らしになってしまいます

両方見て、はじめて判断ができます

悪い評判|「交換したばかりなのに」「交換済みなのに直らない」

交換したばかりなのに直らない。整備工場の入口でトラックを前にした男性2人が、渋い顔で腕を組んで話し込む

まずは、耳の痛い声から

さきほど紹介したYahoo!知恵袋の投稿には、こんな一文がありました

「ユニットごと交換させられたケースもありました」

引用元:Yahoo!知恵袋「日野のプロフィアなんですが、プロシフトトラブル多すぎませんか」より

「させられた」という言葉に、悔しさがにじんでいます

そしてもう1つ、これも本当につらい声です

「パーキングブレーキを下ろすと、パーキングリレーバルブからエアが大量に漏れてしまってサイドブレーキが解除出来ない状態です。パーキングリレーバルブ、エアドライヤーは交換済みです。」(日野の大型ダンプを使用しているユーザーの相談)

引用元:Yahoo!知恵袋「日野大型ダンププロフィアについて質問です」より

部品を2つも替えているのに、直っていません

お金だけが出ていって、症状はそのまま

これが続くと、車そのものが憎くなってくるんですよね

ただ、この2つ目の相談を、もう一度よく読んでみてください

ミッションの話は、一言も出てきていません

これは「エア(圧縮空気)」の話です

大型トラックは、ブレーキも、変速の動きも、圧縮した空気の力を借りて動かしています

だから、症状はミッション側に出ているのに、原因はまったく別の場所にあることが珍しくありません

この事実は、あとで出てくる「本当の不具合」の話につながっていきます

良い評判|「すんごい楽」「エンストの心配はありません」

良い評判は表に出にくい。高速道路のパーキングに停めたトラックの横で、男性1人が伸びをして満足そうな表情

次は、検索してもなかなか出てこない側の声です

先ほども引用した現役ドライバーの言葉を、もう一度置きます

「すんごい楽です。やる事がないので高速なんかは眠気に襲われます」(セミオートマのトラックを運転している現役ドライバー)

引用元:ベタロード「トラックのセミオートマ(AMT)って実際どうなの?」より

「眠気に襲われるほど楽」という表現が、なんとも正直で好きです

そしてオーナーレビューでは、こんな評価も出ていました

「オートクルーズの性能が国内メーカーの中で1番ええかな」(日野プロフィアのオーナーによるレビュー)

引用元:みんカラ「日野 プロフィア クルマレビュー」より

積載性を評価する声も、複数のレビューで見られます

もちろん、古い年式については「キーレスすら付いてません」という指摘もありました

良いところも、物足りないところも、正直に書かれているのがオーナーレビューの良さですね

つまり、検索して出てくる声って、最初から偏っているってことですか?

偏っています。困った人だけが書き込むんですから、当然そうなります。だから私は、口コミの文章と一緒に「点数の平均」も必ず見るようにしています。文章は感情、点数は集計。この2つは、まったく別の情報なんです。

評価が真っ二つに割れるのは、乗り方と使い方が違うからです

評価が割れるのは乗り方と使い方の違い。市街地の配送先でトラックを停めた男性1人が、腕組みして考え込む

ここで、非常に興味深い声を紹介します

さきほど「すんごい楽です」と言っていた、まさに同じドライバーの言葉です

「慣れましたけどね。慣れないドライバーも多い」「もし選べるならMT車が良いですね」

引用元:ベタロード「トラックのセミオートマ(AMT)って実際どうなの?」より

同じ人が、同じ記事の中で「すんごい楽」と「選べるならMT」を両方言っているんです

矛盾しているように見えますか

私はここに、この記事の答えが全部詰まっていると思っています

これは「壊れやすさ」の話ではなく、「相性」の話なんです

高速主体で走る日は最高に楽

でも、細かい発進と停止が続く日はもどかしい

グーネットの評価が、走行性3.0で乗り心地5.0と割れていたのも同じ理由でしょう

どんな道を、どんな積み方で、1日に何回止まりながら走っているか

それによって、同じ車の評価が2点にも5点にもなります

この「向いている・向いていない」については、記事の後半でしっかり仕分けます

「故障が多すぎる」の正体|3つに仕分けると、払うべきお金が見えてきます

「故障が多すぎる」の正体|3つに仕分けると、払うべきお金が見えてきます

お待たせしました

ここがこの記事の背骨です

あなたが「多すぎる」と数えている入庫を、いまから3つに仕分けていきます

正体①そもそも仕様|ギクシャク・勝手なシフトダウンは壊れていません

ギクシャクや勝手なシフトダウンは仕様。峠道の路肩に停めたトラックの運転席で、男性1人が眉をひそめてレバーを操作する

まず1つ目、いちばん誤解されている領域です

AMT車の運転経験をもとに書かれた解説記事に、こんな記述があります

「変速に時間がかかる事があったり、変速ショックが大きくギクシャクする事」「強い加速が必要で引っ張りたい時でも勝手にギアが変わる」「登り坂の時に勝手にシフトダウンされる」「ギアが変わる度に『ブォーン』とエンジンが唸りながら減速」

引用元:天職活動どっとわーく「トラックのオートマが乗りにくいと感じる方へ!運転のコツを紹介!」より

いかがでしょう

あなたが「故障かもしれない」と思っていた症状、この中にありませんでしたか

これらは壊れているサインとは限りません

クラッチを機械が操作している以上、人間の左足ほど繊細にはいきません

仕組みの上で、そうなっているんです

そして大事なのは、ここからです

この「仕様のもどかしさ」は、運転の仕方でかなり減らせます

ギクシャクを減らす運転のコツ
  • Dモードのときは、アクセルを踏み込みすぎない
  • ギアが変わりそうなタイミングで、アクセルを軽く抜く
  • 力強い加速がほしい場面、高速道路、坂道の多い区間はMモード(手動)を使う
  • 迷ったらDモードに戻し、必要になったらまたMモードへ

この4つを意識するだけで、「壊れてるんじゃないか」と感じる場面はかなり減ります

ついでに、乗り心地の話もしておきましょう

これも「故障」と混ざりやすい領域だからです

「大型トラックがめちゃくちゃ乗り心地悪い」——2018年式のプロフィアで突き上げ・揺れ・跳ねがひどく、前輪のショックアブソーバーを交換しても改善しないという相談。回答では「満積載時の乗り心地はどうか」「トラックは満載時にバネレートが合わせられている」と指摘されている

引用元:Yahoo!知恵袋「大型トラックがめちゃくちゃ乗り心地悪い。2018年式日野プロフィア」より要約

トラックのバネは、荷物を積んだ状態を基準に設定されています

だから空車で走ると、跳ねます

部品を替えても直らないとき、その不満は故障ではなく「使い方との噛み合わせ」かもしれないんです

もっと知りたい方へ:Mモード(手動)を使うべき場面

AMTは「自動」と名前が付いていますが、手動で操作できるモード(Mモード)が用意されています。ここを使わずにDモードだけで走っていると、「勝手にギアが変わる」というストレスをまともに受け続けることになります。

使うべき場面はおおよそ3つです。1つ目は登り坂。勝手にシフトダウンされて回転が上がるのが嫌なら、あらかじめ手動で段を決めてしまいます。2つ目は合流や追い越しなど、強い加速がほしい場面。引っ張りたいところで変速されると、加速が途切れてしまいます。3つ目は下り坂。エンジンブレーキの効き具合を自分で作れます。

「オートマなんだから全部やってくれるはず」と思って乗ると、不満だけが溜まります。半分は自分で操るもの、と考えるとずいぶん楽になりますよ。

正体②消耗品の交換時期|クラッチは「壊れる部品」ではなく「替える部品」です

クラッチは替える部品。整備工場のリフト下で、整備士2人が取り外したクラッチ部品を手に持ち説明する

2つ目の正体です

あなたが払った修理代の中に、これが混ざっていませんか

中古トラックの情報サイトには、クラッチの寿命についてこう書かれています

クラッチの寿命の目安は「5~8年程度」で「10万キロを目安に寿命が訪れるとされている」。クラッチキット交換は「部品代と工賃を合わせておおよそ10万~30万円が目安」、軽度の修理は「数千円から2万円程度」

引用元:トラックランド「トラックのクラッチの寿命って?交換時期や費用について解説」より

ここで、大事なことを言います

交換時期が来たことと、その車が欠陥品であることは、まったく別の話です

タイヤの溝が減ったとき、あなたは「このトラックは壊れた」と言いますか

クラッチも同じです

そしてここに、驚くような実例があります

大型車の整備をしている会社が、自社のnoteに記録を残していました

走行距離「約92万キロ(925,000km)」のプロフィアが入庫。運転手からは「最近クラッチの繋がりに違和感を感じるようになった」との報告。滑りは見られず、予防整備の目的でクラッチのオーバーホールを実施。「クラッチは滑ってからでは遅いので早めの交換が基本」

引用元:note「プロフィア …クラッチリフレッシュ。|DST_engineering_Inc.」より要約

92万キロです

しかも「滑っていた」のではなく、滑る前の予防整備での入庫でした

大型トラックのクラッチという部品は、使い方次第でここまで持つことがあるんです

※この車両はクラッチペダルのある世代なので、AMT搭載車の実例ではありません

それでも「クラッチ=すぐダメになる部品」という思い込みを崩すには、十分な数字だと思います

ちなみに、消耗品の交換を案内しているのは整備工場だけではありません

日野自動車の公式サイトにも、こう書かれています

「ブレーキのゴム部品を長期使用すると事故や火災に至ることがあります」(車種別メンテナンス情報より。ブレーキ系のほか、エンジンオイル、各種フィルタ、ハブベアリングのグリース、ショックアブソーバーなどの定期交換・点検が案内されている)

引用元:日野自動車「車種別メンテナンス情報|アフターサービス」より要約

メーカー自身が「時期が来たら替えてください」と言っている部品があるということです

それを替えたことを「また故障した」と数えていたら、体感の回数はどんどん増えていきます

ただし具体的な交換サイクルは車種や使い方で変わるので、日野の販売会社やかかりつけの整備工場で確認してください

消耗品って言われても、お金が出ていくことに変わりはないじゃないですか。壊れたのと一緒ですよ!

リョウさん、それはタイヤが減ったときも同じことを言うんですか? 出ていくお金は同じでも、「予定できる出費」と「いつ来るか分からない出費」は、経営としては全然違いますよ。

正体③本当の不具合|同じ「変速しない」でも、費用は数千円からユニット交換まで振れます

同じ変速しないでも費用の幅が大きい。整備工場で診断機をつないだトラックの運転席で、整備士1人が画面を凝視する

3つ目、これが本物です

プロシフト異常の警告灯、バックギアに入らない、変速できない

ここは、はっきり不具合です

でも、ここからが本題です

2つの実例を、並べて見てください

まず1つ目、整備事業者が公開している修理事例です

走行距離850,000kmのプロフィア(PK-FR1EZWG/E13C)で「プロシフトがD(ドライブ)に入れても自動変速しない。手動の+-操作では変速可能。走行時に排気ブレーキが効かない」。診断の結果、原因は「クラッチスイッチ1(排気用)の故障」。スイッチ2個を交換して修理完了。費用は「部品代: 3,920円(両スイッチ)/工賃: 15,000円/合計: 18,920円+税」

引用元:GAMBRAIN「【プロフィア】プロシフト自動で変速しない原因は?スイッチ交換!」より要約

もう一度、数字を見てください

走行85万キロの車両で「Dに入れても自動変速しない」

この、いかにも重症そうな症状が、合計18,920円+税で直っています

では、2つ目の事例です

「走行中にプロシフト異常が点灯して変速出来なくなり、一度エンジン切って再始動すると正常復帰する」。故障コードは「オートクラッチユニットモーター故障」で、過去履歴にもACU系のコードが多数記録されていた。対応はACU(オートクラッチユニット)をアセンブリで交換し、あわせてエア系のバルブとスイッチも交換

引用元:note「プロフィア …プロシフト異常。|DST_engineering_Inc.」より要約

こちらは、ユニットそのものの交換です

入り口は、どちらも「変速しない」

なのに出口が、まったく違うところにあります

この振れ幅こそが、あなたが夜に眠れない理由です

金額の大小が怖いのではありません

いくらになるか読めないことが、いちばん怖いんです

ちなみに1つ目の事例では、診断機で「P3217 クラッチスイッチ1系統」という故障コードが確認されています

先ほどのYahoo!知恵袋の質問にも、回答者がこう書いていました

「P0913シフトモータ異常 P0901ACUモータ異常 だと思われます。」

引用元:Yahoo!知恵袋「日野のプロフィアなんですが、プロシフトトラブル多すぎませんか」より

症状の名前で語ると、話は永遠にぼやけます

コードで語ると、原因の候補が一気に絞れます

これは、あとで具体的な行動としてお伝えします

参考までに、トラックのミッションやクラッチまわりで語られている修理費用の目安を並べておきます

【横棒比較作成】トラックのミッション・クラッチまわりの修理費用の目安。軽度の修理:2万円 / クラッチキット交換:30万円 / ミッション新品交換:100万円

引用元:トラックランド「トラックのクラッチの寿命って?交換時期や費用について解説」ステアリンク「トラックのトランスミッションは種類によって故障原因が違う!」から傾向を要約

※これはあくまで一般的な目安です。車格・年式・架装・車両の状態によって大きく変わりますので、金額は必ず実際の見積もりで確認してください

ミッションをオーバーホールすると数十万円、載せ替えになると百万円単位という記述もあります

この幅を見て「うちのはどっちなんだ」と不安になる気持ち、よく分かります

だからこそ、次の章の話が効いてきます

リコールと認証不正について、事実だけを並べておきます

リコールと認証不正について、事実だけを並べておきます

ここは、隠さずに書きます

都合の悪い数字を伏せて「大丈夫ですよ」と言う記事は、あなたの役に立ちません

そのかわり、煽りもしません

件数と比率まで、そのまま置いていきます

2018年、AMT関連のリコールは実際に届け出られています

AMT関連のリコールは実際に届け出られている。事務所の机で書類を広げた男女2人が、リコール通知を真剣に読み込む

まず、プロシフトに直接関わるリコールがあります

2018年12月6日に国土交通省へ届け出られたものです

「届出日:2018年12月6日」「対象車種:日野プロフィア(126型式)」「台数:23,980台」。機械式自動変速機の「2個仕様クラッチ作動用モータの制御プログラムが不適切なため、片側モータ失陥時に走行不能となる恐れ」、変速用モータの「強度検討が不足していたため、巻線が断線し変速できなくなる恐れ」、車速センサの「高温時に構成部品が干渉し、素子ハンダ部に亀裂が生じ導通不良となり、自動変速不良や速度計の指示不良となる恐れ」

引用元:リコールプラス「【リコール】日野 大型トラック 走行不能や自動変速不良の恐れ」レスポンス「日野プロフィア 2万4000台をリコール、変速機や車速センサに不具合」より

製作期間は2010年6月21日から2017年7月13日まで

「変速できなくなる恐れ」と、はっきり書かれています

あなたが体験したあの症状と、重なる部分があるかもしれません

不具合の報告件数の内訳も、公表されています

【横棒比較作成】2018年リコール届出の不具合内訳(日野プロフィア・対象23,980台)。変速用モータ:649件 / 車速センサ:161件 / クラッチ作動用モータ:36件

引用元:リコールプラス「【リコール】日野 大型トラック 走行不能や自動変速不良の恐れ」レスポンス「日野プロフィア 2万4000台をリコール、変速機や車速センサに不具合」より

いちばん多いのが、変速用モータの巻線断線で649件

次が車速センサの161件、クラッチ作動用モータの制御が36件

そして、事故件数は0件と報告されています

ここで、絶対に誤解してほしくないことがあります

この数字は「故障率」ではありません

届出の時点で報告されていた件数であって、「プロフィアのAMTは何%壊れる」という意味ではないんです

そして、いちばん伝えたいのはここです

リコールとは「隠された欠陥」ではなく、「無償で直します」という届出です

もしあなたの車両が対象なら、その修理代は払わなくていいものです

えっ、じゃあ自腹で払った修理の中に、無償で直せたものが混ざっている可能性もあるってことですか?

可能性はあります。だから車台番号で確認してほしいんです。対象かどうかは車両1台ごとに違いますからね。これは今日、車検証を出せばすぐ始められます。

2026年6月にもリコールが出ています(対象45,853台)

2026年6月にもリコールが届け出られている。屋外の車庫でトラックのエンジンルームを開けた整備士2人が、真剣な表情で点検する

もっと新しい話もしておきます

2026年6月10日にも、プロフィアのリコールが届け出られました

「対象台数:45,853台」「対象製造期間:2017年6月6日~2024年4月25日」。エンジンヘッドカバー内の「ブローバイガス排気口位置が不適切なため、坂路の連続走行によりヘッドカバー内に必要以上のオイルが滞留した際に、当該排気口を経由して燃焼室にオイルが廻り込むことがある」結果、異常燃焼によるエンジン破損および火災のおそれ。実績は「火災2件、部分焼損3件、不具合報告219件」

引用元:トラックニュース「日野自動車/大型トラック「プロフィア」4万5853台をリコール、火災のおそれ」より

まず、混同しないでください

これはAMT(プロシフト)の不具合ではなく、エンジン側の不具合です

「プロフィアはまた壊れた」と全部を一緒くたにすると、判断を誤ります

そして「火災」という言葉を、怖がらせるために使うつもりはありません

対象45,853台に対して、火災2件、部分焼損3件、不具合報告219件

この比率まで見たうえで、判断してください

ただ、私がこの届出でいちばん注目したのは、じつは台数ではありません

発生の条件として書かれている、この一言です

「坂路の連続走行により」

同じ車でも、走る道と使い方によって出るトラブルが変わる

この記事がずっと言い続けていることが、公式な届出の文面にそのまま書かれているわけです

ご自身の車両が対象かどうかは、国土交通省のリコール・改善対策の届出情報や、日野の販売会社で確認できます

「認証不正」と「壊れやすさ」は、別の話です

認証不正と壊れやすさは別の話。事務所のテーブルで新聞記事とパソコンを見比べる男女2人が、納得した表情でうなずく

ここも、避けて通れません

「日野は不正した会社だから信用できない」

この空気が、プロフィアの評判を大きく押し下げたのは事実です

2022年3月4日、日野自動車がエンジンの認証に関する不正を公表しました

対象車種と台数は「レンジャー(A05C搭載):4万3044台」「プロフィア・セレガ(A09C、E13C搭載):7万425台」「リエッセII(N04C搭載):2057台」「合計:11万5526台」。不正の内容は「排出ガス性能の劣化耐久試験において、途中でマフラーの排出ガス浄化性能が劣化し規制値に適合しない可能性を認識し、不正に第2マフラーを交換し試験を継続」、大型エンジンでは「燃料流量校正値を燃費に有利に働くような数値に不正に設定」

引用元:Car Watch「日野、エンジン認証不正で会見 対象車両は11万5526台」より

11万5526台という数字のインパクトは、確かに大きいものでした

ただ、ここを冷静に読んでください

不正の中身は、排出ガス性能の試験と、燃費に関わる数値の設定です

これは認証手続きの不正であって、「走行中に壊れる欠陥がある」という意味ではありません

不正があったことは、擁護できることではありません

けれど「不正した会社の車だから、うちのプロシフトも壊れるんだ」という結びつけ方は、判断を確実に狂わせます

そして、この問題がその後どうなったかも書いておきます

【タイムライン作成】日野プロフィア(E13C)の出荷停止から再開までの流れ。2022年3月:認証不正を公表・出荷停止 / 2024年7月:E13Cの再開時期を報道 / 2025年11月:型式指定を取得し12月下旬に出荷再開予定

引用元:日本経済新聞「日野自動車、エンジン不正の大型トラック出荷再開」日刊自動車新聞「日野、認証不正で出荷停止のディーゼルエンジン」より

2025年11月、日野は国土交通省から型式指定を受けました

E13Cエンジンを積んだプロフィアは、12月下旬に出荷を再開する予定と報じられています

試験をやり直し、認可を取り直したうえで、また出荷できる状態に戻ったということです

なお、この出来事と中古の相場を結びつけて「今すぐ売るべき」「今は待つべき」と語るつもりはありません

そういう予想を、私は持ち合わせていないからです

事実として、こういう流れがあったという情報だけを置いておきます

警告灯が点いたとき、修理代を払う前にやるべき3つのこと

警告灯が点いたとき、修理代を払う前にやるべき3つのこと

ここからは、明日から実際にできる話をします

難しいことは1つもありません

ただ、この3つをやっているかどうかで、出ていくお金がまるで変わります

STEP
自己判断でリセットせず、故障コードを読んでもらう

症状の名前ではなく、コードで話をする。原因の候補が一気に絞れます

STEP
リコールの対象かどうかを車台番号で確認する

無償で直る修理に、自腹を切っているかもしれません

STEP
見積もりは「どこが、いくらか」を書面でもらう

総額だけを見ない。内訳と、直らなかった場合の話まで聞いておきます

自己判断でリセットしない|まず故障コードを読んでもらう

自己判断でリセットせず故障コードを読んでもらう。整備工場のカウンターで整備士と男性1人が診断機の画面を一緒にのぞき込む

警告灯が点いたとき、いちばんやってはいけないのが「とりあえず消す」です

気持ちは、痛いほど分かります

今日の荷物を届けないと、明日の仕事に響くからです

ただ、故障コードについての解説には、こう書かれています

「故障コードはあくまで異常箇所を探すための手がかり」「無理にリセットして運行を続けると、故障が悪化する可能性があります」

引用元:車のトラブル解決ブログ「日野故障コード一覧を解説|プロフィアの警告灯やエンジン系統異常も紹介」より

コードは、原因そのものではありません

同じコードでも、センサーが悪いのか、配線なのか、コネクタなのか、部品そのものなのか

候補は複数あります

それでも、コードがあると話がまるで違ってきます

思い出してください

走行85万キロの「自動変速しない」が、診断でクラッチスイッチにたどり着き、約2万円で終わったんです

整備工場でこう伝えてください
  • 「診断機で故障コードを読んで、原因の候補を教えてください」
  • 「過去に記録されているコードの履歴も見てもらえますか」
  • 「その部品を替えても直らない可能性は、どのくらいありますか」

警告灯は、色によって緊急度が違います

赤はその場で停止、黄やオレンジは早めの点検が必要とされています

コードの番号ごとの意味は年式や型式によって変わるので、ここでは書きません。必ずディーラーや整備工場で確認してください

リコールの対象かどうかを、車台番号で確認する

リコール対象かを車台番号で確認する。事務所の机で車検証を広げた女性1人が、番号を指でなぞりながら確認する

これは、今日できます

しかも、無料です

車検証を出して、車台番号・年式・型式・走行距離を確認するだけです

2018年のAMT関連リコールは、2010年6月21日から2017年7月13日の製作分が対象でした

2026年6月のエンジン関連は、2017年6月6日から2024年4月25日の製作分です

ただし、製作期間が重なっていても対象外の車両はあります。最終的な判定は車台番号で行われます

車検証、いつも助手席のダッシュボードに入れっぱなしなんです…

今日、出してください。年式と型式と走行距離、そして車台番号。この4つが、これから先の全部の判断の土台になります。リコールの確認にも、修理の相談にも、そして手放すかどうかを考えるときにも、必ず必要になりますから。

見積もりは「どこが、いくらか」を書面でもらう

見積もりは書面で内訳までもらう。事務所で見積書を見ながら打ち合わせする男女2人が、金額の欄を指さして確認する

3つ目です

見積もりをもらうとき、総額だけを見ていませんか

見るべきは、その内訳です

さきほどの2万円の事例では、部品代3,920円に対して工賃が15,000円でした

部品が安くても、外して付けるのに手間がかかれば金額は上がります

逆に言えば、内訳を見れば「なぜこの金額になるのか」が分かるということです

そしてもう1つ、必ずやってほしいことがあります

これまでの修理の請求書を全部出して、累計を計算してください

1回ごとに見ていると「まあ、このくらいなら」と思えてしまいます

でも、この1年で足すと、けっこうな数字になっていることが多いんです

この累計が、あとで出てくる「2つの数字」の1つ目になります

電卓を叩くのが怖い気持ちも分かりますが、目をそらしている間に増えていくのは、その金額のほうです

プロフィア(オートマ)が向いている人・向いていない人

プロフィア(オートマ)が向いている人・向いていない人

ここまで読んでいただいて、たぶん気づいていると思います

問うべきは「壊れやすい車かどうか」ではありません

あなたの使い方に、向いているかどうかです

正直に仕分けていきます

向いている|長距離・高速主体、ドライバーが入れ替わる現場

長距離・高速主体の現場には向いている。高速道路のサービスエリアに停めたトラックの前で、男性2人が笑顔で会話する

AMTが本領を発揮するのは、こういう現場です

プロフィア(オートマ)が向いている使い方
  • 高速道路や幹線道路が中心で、そもそも変速の回数が少ない運行
  • 1回の乗務時間が長く、左足の負担を減らしたい長距離便
  • AT限定免許のドライバーを戦力にしたい会社
  • 複数のドライバーが同じ車に交代で乗る現場(誰が乗っても燃費が安定する)
  • 新人が多く、クラッチの扱いによる部品の傷みを減らしたい会社

とくに大きいのが、4つ目です

「誰が運転しても安定した燃費消費量が見込める」という特性は、複数人で車を回す会社にとって、そのまま経費の話になります

ベテランと新人で燃費が違う、という悩みが小さくなるからです

そして人手不足の今、AT限定免許の人を採用できるかどうかは、想像以上に重い意味を持ちます

向いていない|発進停止が多い、勾配の連続する現場

発進停止や坂道の多い現場には向きにくい。市街地の狭い配送先でトラックを何度も停める男性1人が、疲れた表情でハンドルを握る

逆に、こういう使い方だと不満が出やすくなります

プロフィア(オートマ)が向きにくい使い方
  • 1日に何十回も発進と停止を繰り返す、市街地中心の配送
  • 勾配の連続する山道・峠道が日常ルートに入っている
  • 常に重い荷を積み、坂道発進が多い運行
  • 「引っ張りたいところで自分の意思どおりに走りたい」というこだわりが強い
  • 電子部品が絡む点検・診断に対応できる整備先が近くにない

2つ目の「勾配の連続」は、思い出してほしいところです

2026年6月のリコールの発生条件も、「坂路の連続走行により」でした

使い方は、車にちゃんと跡を残すということです

そしてもう一度、あのドライバーの言葉を置きます

「慣れましたけどね。慣れないドライバーも多い」「もし選べるならMT車が良いですね」

引用元:ベタロード「トラックのセミオートマ(AMT)って実際どうなの?」より

この言葉には、責める響きがありません

ただ「自分には合わなかった」と言っているだけです

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい考え方です

向いていない使い方をしていたなら、それは車の欠陥ではなく、噛み合わせのズレです

そして、噛み合わせのズレは修理では直せません

ここが、修理を続けても気持ちが晴れない理由なんです

いいですか、これだけは覚えておいてください。向いていない使い方を、根性で10年続けるのが、いちばん高くつきます。車を責めても、自分を責めても、噛み合わせは直りません。直せるのは、組み合わせのほうです。

直して乗り続けるか、手放すか|2つの数字が揃えば決められます

直して乗り続けるか、手放すか|2つの数字が揃えば決められます

さあ、いちばん決めにくい話です

でも、決められない理由は、あなたの優柔不断ではありません

単純に、手元にある材料が足りていないだけです

修理見積もりだけでは、判断材料が半分しかありません

修理見積もりだけでは判断材料が半分。事務所の机で見積書1枚を前に腕を組んだ男性1人が、決めきれず唸る

いま、あなたの手元にある数字を挙げてみます

手元にある数字/ない数字
  • ある:これまでに払った修理代の累計
  • ある:次の入庫で出てきた見積もりの金額
  • ない:いま手放したら、いくらになるのか

3つ目がないまま、多くの人が何ヶ月も悩んでいます

比べるものが1つしかない状態で、正しい判断ができるはずがありません

しかも、ここが不思議なところなんです

修理の見積もりをもらうには、車を入庫させて、時間を取られます

一方で、買取業者の査定は、出張査定も査定料も無料にしているところがあります

手間もお金もかかる数字は持っているのに、タダで取れる数字を持っていない

誤解しないでほしいのですが、私は「売りましょう」と言っているのではありません

査定額を知ったうえで「やっぱり直して乗る」という結論になるなら、それは立派な判断です

むしろ、そこまで確かめて出した結論なら、次の修理代にも納得して払えます

いちばんもったいないのは、どちらの数字も揃わないまま、時間だけが過ぎていくことです

「故障が多い車だから値段はつかない」は、確かめた人の言葉ですか

値段がつかないという思い込みを確かめる。車庫の隅に停めた古いトラックの前で、男性1人がスマホを手に迷った表情を見せる

手放す方向を考え始めた人が、必ずぶつかる壁があります

「こんなに故障してる車、どうせ値段なんてつかないだろう」

この一言で、動くのをやめてしまうんです

だって、故障が多い車ですよ? 査定に出したって、笑われて終わりじゃないですか。

その「つかない」は、誰に言われたんですか?一度も査定を受けていないなら、それはあなたの想像です。想像で数十万円を捨てる人を、私は何人も見てきました。値がつくかどうかは、見てもらうまで誰にも分かりません。

もちろん、「必ず高く売れます」なんて言うつもりはありません

年式も、走行距離も、架装(=荷台やクレーンなど、車体の上に取り付けられた設備)も、車両ごとに違うからです

ただ、事実として言えることが1つあります

トラック買取業者の中には、低年式・過走行・不動車・故障車を査定の対象にしているところがあります

海外に販路を持っていたり、部品単位で価値を見たりと、値の付け方が1社ずつ違うんです

だから同じ1台でも、業者によって金額が変わります

だからこそ、1社だけの金額で判断しないでください

1社の提示額には、それが高いのか安いのかを測る物差しがありません

できれば複数社から取って、並べて比べてみてください

それから、手続きの話も少しだけ

名義変更、自動車税や自賠責保険の還付、リサイクル料金の扱いは、法令や各社の運用が関わる部分です

「こうなるはず」と自己判断せず、必ず運輸支局や依頼する業者に確認してください

車検証の所有者の欄、まだ信販会社の名前のままなんですけど…これって大丈夫ですか?

よく気づきましたね。ローンやリースが残っていると、所有権を外す手続きが先に必要になる場合があります。査定を頼む前に車検証を確認しておくと、話が途中で止まりません。手続きの中身は業者や運輸支局に確認してください。

修理代を払い続ける前に、”もう1つの数字”を出してくれるトラック買取業者3選

もう1つの数字を出してくれる買取業者を知る。営業所の車庫で査定員と男性1人がトラックを見ながら書面を確認する

では、その「もう1つの数字」は、どこで出してもらえるのか

査定料も出張費もかけずに金額を出してくれて、書類の手続きまで相談できる先を3つだけ挙げておきます

査定比較にもどうぞ

トラック高価買取業者3選

トラックの買取金額は、依頼する業者によって数十万円単位で変わる場合があります

ここでは実績の申し分ない「トラック高価買取業者3社」を厳選しました

→→表は右に動かせます→→

スクロールできます
1位
トラックファイブ

2位
トラック王国

3位
カーネクスト
実績創業22年
年間買取13,000台以上
買取総額757億円以上

→業界トップクラス
創業17年
顧客満足度93%
全国13,000社以上の
販売ネットワーク
対応エリア全国全国全国
買取対象トラック・重機(建機)
バス・バン・農機具
トラック・バス
重機・特殊車両
トラック全般
査定料・出張費無料無料無料
現金化スピード査定員が現金持参で
即日払いに対応
即日現金買取に対応電話1本で
査定から契約まで完結
書類手続き代行無料対応あり無料
申込方法WEB(最短20秒)
/電話
WEB(最短30秒)
/電話
WEB(24時間)
/電話
こんな人におすすめとにかく1円でも
高く売りたい
細かい要望
聞いてほしい人
立ち会う時間がなく
手間なく
売りたい人
公式HP公式サイト公式サイト公式サイト
口コミトラックファイブ
評判をみる
トラック王国
評判をみる

査定額は、1社ごとに全く違います。数十万円も損しないために3社査定、最低でも2社査定はしましょう

それでは1位から順に「各社の強み」と「使いどころ」を詳しく見ていきましょう

1位 年間13,000台を買い取る、創業22年の業界大手「トラックファイブ

スクロールできます
実績創業22年
年間買取13,000台越
買取総額757億円以上

→業界トップクラス
対応エリア全国
(拠点11か所)
買取対象トラック・重機(建機)・バス・バン・農機具
査定料・出張費無料
現金化スピード査定員が現金持参
即日払いに対応
書類手続き代行無料
申込方法WEB相談(最短20秒・24時間受付)/電話
運営会社株式会社ZEAL.TEAM
公式HP無料査定する
メリット
  • 直営店で中間マージンが発生せず、海外販路も持つため買取額が伸びやすい
  • 年間買取13,000台以上・買取総額757億円以上という国内トップクラスの実績
  • 査定員が現金を持って訪問するため、その場で即日資金化できる

低年式・不動車・故障車・事故車はもちろん、バスや農機具、発電機まで査定の対象です

他社で「値段はつきません」と言われた1台でも、トラックファイブなら買取価格がつく可能性あり!

全国対応の無料出張査定にくわえ「名義変更」や「廃車の面倒な書類手続き」もすべて無料で代行

まずは最短20秒のWEB相談で、あなたのトラックの今の相場を確かめてみてください

リピート率 驚異の "47.2%" 超え

2位 顧客満足度93%を誇る、創業17年の専門店「トラック王国

スクロールできます
実績創業17年
顧客満足度93%
対応エリア全国
買取対象トラック・バス・重機・特殊車両(冷凍車/タンク車など)
査定料・出張費無料
現金化スピード即日現金買取に対応
書類手続き代行対応あり
申込方法ネット査定(最短30秒・24時間受付)/電話
運営会社㈱トラックオーコク
公式HP無料査定する
メリット
  • 電話ヒアリング時に虚偽がなければ、現地査定で査定額を減額すること無し
  • 出張査定費用が0円のため、振込額が後から目減りする心配がない
  • 創業17年・顧客満足度93%を積み上げた商用車専門の買取サイト

社名ペイントの消去や「同じ県内では売らないでほしい」といった細かい要望にも応えます

トラックを手放す理由は人それぞれで、事情をくみ取ってほしい場面も少なくありません

トラック王国は要望を1つずつ聞いたうえで、運転資金づくりに直結する即日現金買取にも対応します

広告やメディアで見かけたことのある "安心感" は、初めての売却では大きな後押しになります

3位 来店0回・電話1本で完結する「カーネクスト」

スクロールできます
実績全国13,000社以上の
販売ネットワーク
対応エリア全国
買取対象トラック全般
(低年式・過走行・事故車もOK)
査定料・出張費無料
(引取りのレッカー費用も0円※大型トラックの不動車や一部離島のぞく)
現金化スピード電話1本で
査定から契約まで
書類手続き代行無料
申込方法WEB申込(24時間受付)/電話
運営会社㈱カーネクスト
公式HP公式サイトを見る
メリット
  • 来店も実車査定も不要で、電話1本だけで査定から契約まで完了する
  • 実店舗を持たない「オンライン完結型」で運営コスト削減し、買取価格に還元
  • 全国13,000社以上の販売ネットワークから、最適な売却先をマッチング

複数台の一括売却継続的な車両入替にも、法人向けのワンストップ体制で対応します

日中は現場に出ていて、査定の立ち会いに時間を割けない方は少なくありません

カーネクストなら書類の記入から陸運局への提出まで無料で代行してくれます

引取りのレッカー代も0円(※大型トラックの不動車や一部離島のぞく)なので、動かない1台を持て余している方こそ、試す価値があります

まずは複数社に声をかけて、金額と条件を並べてみてください

まとめ|プロフィア(オートマ)は「故障が多すぎる車」ではありません

まとめ|プロフィア(オートマ)は「故障が多すぎる車」ではありません

長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました

最後に、いちばん大事なところだけまとめます

今日から動ける3ステップ

今日から動ける3ステップ。早朝の車庫で運転席のドアを開けた男性1人が、車検証を手に前を向いて歩き出す
この記事の結論
  • プロフィア(オートマ)は「故障が多すぎる車種」ではない。答えはNO
  • ただし不満は本物で、その中身は「仕様」「消耗品の交換時期」「本当の不具合」の3つに分かれる
  • AMTのクラッチは、MTより減りが少ない傾向にある
  • 問うべきは「壊れやすい車か」ではなく「自分の使い方に向いているか」
  • 直すか手放すかは、感情ではなく2つの数字で決める

そして、今日からできることを3つだけ

STEP
車検証を出して、4つの情報を確認する

年式・型式・走行距離・車台番号。あわせてリコールの対象かどうかも確認します

STEP
次の入庫で、故障コードと見積もりの内訳をもらう

「診断機でコードを読んで、原因の候補を教えてください」と伝えるだけです。過去の請求書も出して累計を出しておきます

STEP
無料の出張査定を複数社から取り、並べて比べる

修理見積もりと査定額、2つの数字が揃ってはじめて判断ができます。決めるのは、そのあとで構いません

プロシフト異常の表示を見るたびに、胸の奥がすっと冷たくなる朝がありました

あれは「またお金が出ていく」という不安だけではなくて、「自分の選択は間違いだったのか」という問いだったはずです

でも、ここまで読んだあなたは、もうその問いに自分で答えられます

大丈夫です。走行85万キロの「変速しない」が、2万円で直った例だってあるんですから。まずは事実を集めましょう。数字が揃えば、迷いは自然に消えていきます。決めるのは、そのあとでいいんです。

最後に|”いま手放したらいくらか”を知ってから、自分のタイミングで決めましょう

いま手放したらいくらかを知ってから決める。夕方の営業所前でトラックを見送る男女2人が、穏やかな表情で並んで立つ

急いで契約する必要は、どこにもありません

まずは無料の出張査定と、書面での金額提示をもらって、実態を知るところからで十分です

そのうえで、自分のタイミングで決めてください

査定料も出張費も無料で、書類の手続きまで相談できる窓口を、もう一度置いておきます

査定比較にもどうぞ

トラック高価買取業者3選

トラックの買取金額は、依頼する業者によって数十万円単位で変わる場合があります

ここでは実績の申し分ない「トラック高価買取業者3社」を厳選しました

→→表は右に動かせます→→

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1位
トラックファイブ

2位
トラック王国

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カーネクスト
実績創業22年
年間買取13,000台以上
買取総額757億円以上

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創業17年
顧客満足度93%
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販売ネットワーク
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バス・バン・農機具
トラック・バス
重機・特殊車両
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口コミトラックファイブ
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トラック王国
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査定額は、1社ごとに全く違います。数十万円も損しないために3社査定、最低でも2社査定はしましょう

それでは1位から順に「各社の強み」と「使いどころ」を詳しく見ていきましょう

1位 年間13,000台を買い取る、創業22年の業界大手「トラックファイブ

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実績創業22年
年間買取13,000台越
買取総額757億円以上

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  • 直営店で中間マージンが発生せず、海外販路も持つため買取額が伸びやすい
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2位 顧客満足度93%を誇る、創業17年の専門店「トラック王国

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3位 来店0回・電話1本で完結する「カーネクスト」

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  • 来店も実車査定も不要で、電話1本だけで査定から契約まで完了する
  • 実店舗を持たない「オンライン完結型」で運営コスト削減し、買取価格に還元
  • 全国13,000社以上の販売ネットワークから、最適な売却先をマッチング

複数台の一括売却継続的な車両入替にも、法人向けのワンストップ体制で対応します

日中は現場に出ていて、査定の立ち会いに時間を割けない方は少なくありません

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引取りのレッカー代も0円(※大型トラックの不動車や一部離島のぞく)なので、動かない1台を持て余している方こそ、試す価値があります

悩んでいる間も、年式と走行距離は静かに進んでいきます

脅すつもりはありません。ただ、事実としてそうだというだけです

あなたのトラックが、次にどこへ行くのか。それを決めるのは、口コミでも、私でもなく、あなた自身が並べた2つの数字です

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